2017 Blancpain GT Series Endurance Cup Round 3

2017 Blancpain GT Series Endurance Cup Round 3

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2017 ブランパンGT エンデュランスカップ 第3戦 Paul Ricard 1000km 6Hours RACE REPORT
開催日:2017/6/23-24 開催場所:ポールリカールサーキット(フランス・ル・キャステレ村)
コース長:5.791km コーナー数:25
マシン:23号車 Motul Team RJN Nissan (NISSAN GT-R NISMO GT3)

「2017ブランパンGT 耐久シリーズ第3戦 32位スタートから素晴らしい追い上げを見せ5位入賞」

2017ブランパン耐久シリーズ第3戦はフランス南部のマルセイユ近郊、ル・キャステレ村に位置する
ポールリカールサーキットで開催された。地中海からほど近いポールリカールは気候が安定していて
晴天率が高いサーキットだ。この時期の最低気温は17℃、最高気温は31℃程だが湿度は高くない為、
夏日でも日陰では爽やかな微風を感じる。一方で照りつける日差しは強烈で路温変化によるタイヤへ
の影響が懸念される。

今回のレーススケジュールはこれまでの2戦とは異なり、金曜日に公式練習と予備予選を行い、
土曜日に予選と決勝を行う。決勝レースは現地時間の夕方18時にスタートして深夜0時に
チェッカーが振られる。

レースフォーマットは最大6時間経過または1000kmを超える場合にチェッカーとなる。
このレースはスパ・フランコルシャン24時間レースの前哨戦として位置付けられている。


6月22日(木)18:00
夕刻にコースウォークが行われ千代、アレックス、ルーカスらはスポーツサイクルでコースへ。
約20分程でコース下見を終えた。

6月23日(金)13:30-15:00 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:32.0℃ トラック:38.7℃
■公式練習結果:24位 1'59.596(アレックス・バンコム)
今シーズン最多となる58台が出走。
千代、ルーカス、そしてアレックスとドライバーチェンジを繰り返して順調にセットアップを進めていった。この時点において既に1秒間に17台が入る僅差となっており、激戦の様相を呈していた。


6月23日(金)16:25-17:55 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:31.8℃ トラック:38.1℃
■公式予備予選結果:24位 1’58.820(千代勝正)
途中2回のアタックを含め、28LAPを消化してベストラップは1'58.820。全長1.8kmを誇る
ミストラルストレートではGT-Rの特性を生かして23号車はトップ2の最高速度283.46km/hを
マークした。

この日の夕方には全マシンをストレート上に並べてSROによるオフィシャル写真撮影が行われた。




6月24日(土)10:00-11:00 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:29.7℃ トラック:38.9℃
■公式予選結果:32位 1’57.669(千代勝正)
Q1 2位 1'58.360 ルーカス・オルドネス LAP5
Q2 14位 1'58.462 アレックス・バンコム LAP3
Q3 32位 1'57.669 千代勝正 LAP2

公式予選は土曜の午前中に行われた。Q1はルーカスが担当し、1'58.360で2番手タイムを記録。
順調な滑り出しに思えた。Q2はアレックスが担当し、1’58.462で14番手。

Q3のアタッカーは千代が務めた。10:41にマシンに乗り込むとピット前でメカニックが
リアウイングの微調整を行った後にコースイン。路温は予選開始時から3.2℃上昇して
42.1℃となっていた。風向きは南東から南に変化していった。

2LAP目にタイミングモニターの上位、P5に23号車が表示されるとピット内では拍手が起こった。
残り8分半でピットイン。NEWタイヤに交換。残り7分で再びコースインして最後のアタックを
試みたものの、トラフィックにより全くクリアラップが取れずQ3序盤に出した自己ベストタイム
を更新することは叶わなかった。この結果、予選は32位(16列目グリッド)となり、決勝は厳しい
グリッドポジションからのスタートとなった。


6月24日(土)18:00-00:00 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:21.6℃ トラック:23.5℃
■決勝結果:5位 6時間経過FINISH(170LAPS 984.47km) 
※完走40台/出走58台、7位まで同一LAPチェッカー

決勝はGT3マシン58台がグリッドに整列。23号車のスタートドライバーは2015年にここで
優勝を飾った時と同様に千代が担当。

南仏ブルーの空の下フォーメーションラップが開始され、最終コーナーでセーフティーカーが
隊列から離れた18:00にレーススタート。全車一斉に1コーナーになだれ込む。
各車大きな混乱も無くクリーンな幕開けとなった。千代は32位スタートから毎ラップ、
オーバーテイクを重ね、6周目までに10台をパス。アグレッシブに攻めていく。


[37分経過(LAP16) 千代 → ルーカス]
他車のアクシデントによりフルコースイエローとなり、続いてセーフティーカーが導入される。
このタイミングでピットインし、ルーカスにドライバーチェンジ。このピットストップの
タイミングで約10台以上のポジションアップに成功し、その後、ルーカスも快調に飛ばして
一時7位まで浮上。


[1時間42分経過(LAP43) ルーカス → アレックス]
ルーカスからアレックスへドライバーチェンジ。
一時5位まで浮上する。

[2時間43分経過(LAP73) アレックス → 千代]
アレックスから千代へドライバーチェンジ。
スタートから3時間を経過し、レースは折り返し地点を迎える。
千代は熾烈なポジション争いのバトルの末、5位でルーカスにドライバーチェンジ。




[3時間49分経過後(LAP105) 千代 → ルーカス]
ピットイン直前のバトルにより、一時的に6位に順位を下げたが、ルーカスも順調に周回を重ね、
5位をキープしながら走行を続ける。




[4時間54分後(LAP137) ルーカス → アレックス]
ルーカスからアレックスへドライバーチェンジ。アレックスがフィニッシュドライバーとなる。
この最終ピットインで若干のロスがあり、3位表彰台を目前に他車の先行を許す事となった。
アレックスも熾烈な3位争いのバトルを展開し、全力で追うが前車とのギャップは徐々に広がり、
深夜0時直前に最終コーナーで鮮やかな花火が夜空を染める中、23号車は6時間(LAP170)の
チェッカーを5位で受けた。そして、今季初となる貴重な12ポイントをゲットした。
ピットウォールでは千代、ルーカスとチームクルー全員で6時間レース完走を喜び労をねぎらった。

次戦ブランパン耐久シリーズ第4戦は2017/7/26-7/30にベルギー、スパ・フランコルシャン
サーキットでシリーズ一過酷な24時間レースが開催される。



【千代勝正のコメント】
『予選ではクリアラップが取れずに32位からのスタートとなりましたが、27台抜いて、結果は5位。表彰台に届かなかったのは悔しいですが、チームもチームメイトのアレックスもルーカスも本当にいい仕事をしてくれた結果ですので、チームのみんなに感謝しています。また、日本時間の夜中から朝方にかけてのレースにもかかわらず、たくさんの応援をいただき、ありがとうございました。次戦は今シーズン一番長いレースであるスパ24時間ですので、自分の走りをさらに磨いて頑張りたいと思います』


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千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2016年シーズンは、バサースト12時間、#46 S Road Craftsports GT-RからSUPER GT GT500クラス、#23 B-MAX Racing Team with NDDPから全日本F3に参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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