2022 SUPER GT Rd.4 FUJI GT100LAP RACE
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 4
「FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE」予選レポート
SUPER GT 2022 第4戦、3号車Zは予選14位
8月6日(土) 天候:曇り 路面:ドライ
■公式練習結果:12位 1'28.414(高星)
■公式予選結果:14位 1'27.924(高星)
第3戦から約2ヵ月のインターバルを経て、SUPER GT今季第4戦が開催。第3戦で初優勝を挙げた3号車「CRAFTSPORTS MOTUL Z」は、その余韻に浸ることなく新たな目標を定め、富士スピードウェイに乗り込んだ。富士では第2戦でトップ争いを演じる速さを見せているが、その時と今回とでは状況は異なる。ランキングトップタイに浮上し52kgと最も重いウェイトを積んだ上に、燃料リストリクターの縮小というハンデを抱える3号車Zがタイトル獲得に向けて、ここでどんな戦いを見せるのかが大いに注目された。
全国的に猛暑に見舞われた前週から一転し、この週末の富士は8月初旬らしからぬ低い気温となった。土曜午前中の公式練習は気温21℃、路面温度25℃という想定外のコンディションでスタート。午後からの予選と明日の決勝での気温、路面温度の上昇を見据えながらタイヤ選択とマシンセットアップを進めていく。
今回のレースはシリーズ最長距離の4.563km×100周ということで、3号車Zは決勝でのパフォーマンスを重視したタイヤを選び、その中でひとつでも上のグリッドを獲得すべく午後3時35分からの公式予選に挑んだ。気温は22℃と午後になってもあまり上昇せず、各チームは頭を悩ませた。3号車Zは高星 明誠が予選Q1のアタッカーをつとめた。
Q1では15台すべてがセッション開始と同時にコースに入り、アウトラップ後2-3周じっくりとタイヤを温めチェッカーをはさんだラスト1-2周でアタックを行った。高星もアウトラップ後3周をウオームアップに使い、4周目に最初のアタック。ここでマークした1分27秒924はタイミングモニター上で一瞬Q2進出圏内浮上となったが、ライバルたちがその後、次々と上回りQ2進出圏外の14位へ。上位1台がグリッド降格ペナルティを受けるため、3号車Zは13番グリッドから明日のレースをスタートさせることになった。