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2021 SUPER GT Round 5 SUGO GT300KM RACE

2021 AUTOBACS SUPER GT Round 5
「SUGO GT300km RACE」予選レポート

SUPER GT 2021 第5戦、3号車GT-Rは今シーズン、ベストグリッドの予選5位!

9月11日(土) 天候:曇り 路面:ドライ
■公式練習結果:5位 1'10.973(千代)
■公式予選結果:5位 1'10.332(平手)

2021年シリーズは後半戦に入り、第5戦が宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。開幕から順調にポイントを重ね、前戦では最高位の2位を獲得しランキング6位と好位置で折り返した3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」にとってSUGO、オートポリスとGT-Rが得意なコースが続くこの2戦は天王山。サクセスウェイトが50kgを越え、燃料流量リストリクターの制限が入る初の戦いということで不安がよぎる中、最初の公式セッションとなる朝の公式練習で3号車GT-Rは5位につけ、順調なスタートを切った。


土曜日のSUGOは朝から曇りで涼しいコンディションとなった。午後もあまり気温が上がらず、15時03分に公式予選がスタート。3号車GT-RのQ1アタッカーは千代 勝正。涼しくなったことでタイヤのウォームアップに時間を要するためか14台のコースインタイミングは比較的早く、2分を経過したあたりで全車がコースへ。千代を乗せた3号車GT-Rもピットを後にすると、3周じっくりとタイヤを温め、4周目にアタックに入った。この時点でライバルたちもほぼ1回目のアタックを終えていた。そんな中、千代は1周目のアタックで1分10秒681をマークし、7位につけQ2進出の権利を得る。その後2周アタックした数台がベストタイムを更新するも3号車GT-Rは8位に踏みとどまり、まずは無事Q2進出を果たした。



最初の関門を突破した3号車GT-Rの次の狙いはオーバーテイクが難しいSUGOでのレースを有利にする為にさらなる前のグリッドを確保すること。そのポテンシャルが3号車GT-Rにはあった。Q2もQ1と同様に8台の動き出しは早く、セッション開始後に7台がすぐにコースインしたが、平手 晃平を乗せた3号車GT-Rだけは少し待機して3分後にコースイン。これは千代がQ1で「2周ウォームアップの方がパフォーマンスを出せるのでは」と感じ、そのフィードバックにより作戦を変更したためだった。この作戦が奏功し、ライバルよりも遅くコースに入りながらも最初にアタックを行った3号車GT-Rはまず1分10秒580をマークすると、さらに連続してアタックを敢行し、翌周に1分10秒332へとタイムアップ。その結果、Q1から3ポジションアップの5位浮上に成功した。今シーズン、ベストグリッドを確保したことで連続表彰台獲得への期待を膨らませて予選を終えた。


■千代 勝正コメント
「燃料流量リストリクターのハンデがありながらも2機目のエンジンの恩恵があり、思ったよりもパワーダウンしていない印象でした。前回の鈴鹿から今回に向けてアジャストした持ち込みセットアップも良いフィーリングで練習走行からバランスも良く、大きな変更もなく予選に挑むことが出来ました。今回はギリギリだと考えていた中、無事にQ1を突破できて良かったですし、Q2担当の平手選手が素晴らしいアタックで順位を上げてくれたことも良かったです。
決勝は気温が上がる予想で状況は今日とはまた異なりますし、燃リスがレースでどう影響するのかも未知数ですが、SUGOで予想される混戦をうまく切り抜けて上位フィニッシュを狙っていきます」


2021 AUTOBACS SUPER GT Round 5
「SUGO GT300km RACE」決勝レポート

SUPER GT 2021 第5戦、3号車GT-Rはトラブルに見舞われ無念のリタイア

9月12日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:リタイア 49'04.064 37周(千代→平手)

予想通り日曜日は夏の暑さが戻り、気温28℃、路面温度43℃というコンディションで13時30分、第5戦決勝のフォーメーションラップがスタート。予定の2周で隊列が整わなかったため1周追加になり、レースは周回数83周に減算されスタートとなった。千代 勝正がスタートドライバー担当の3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」はグリッド順の5番手をキープしてオープニングラップを完了した。




トップが徐々にリードを築いて周回を重ねていく中、2番手から5番手までが1パックとなっていく。16周目には6位の38号車が集団に追いつき、3号車GT-Rにオーバーテイクを仕掛けてきた。しかし千代は巧みなブロックでこれをかわすと、その翌周には4位を狙いに行く。コース幅の狭いSUGOで苦戦とはなったが、それでも23周目には16号車をかわして4位にポジションアップ。連続表彰台獲得まであとひとつに迫った。


ここまでは順調に表彰台が狙えるレースだった。ところが、ここまでの4戦にはなかった電気系と思われるトラブルが発生し、3号車GT-Rはパワーダウン。SUGOでこれは致命的で、迫ってくる後続に対し上りの最終コーナーで対抗できなくなった。こうして中盤に入り順位を落としてしまった3号車GT-Rは35周目、ルーティンのピットインに入った。


前半のリードが活きて5番手でなんとか平手 晃平をコースに送り出した3号車GT-Rだったがパワー不足は解消せず、もはや上位で戦うことはできない状況。平手はコースインから3周後に再びピットに向かうと、そのままマシンをガレージに入れた。2機目のエンジンであと3戦わなければならないことを考え、致命的な状況に陥る前にチームはリタイアを決意。重いハンデを積みながら上位フィニッシュが叶うだけのポテンシャルが確かにあっただけに、非常に惜しまれる一戦となった。

■千代 勝正コメント
「気温の上がった決勝でもタイヤのフィーリングも良く、燃リスのハンデがありながらも十分に戦えていたので、チームとしても連続表彰台が見えていたレースでした。開幕戦から積み重ねてきた連続ポイント獲得もここで途絶えてしまいましたが、悔やんでばかりいても前に進めないので、気持ちを切り替えて、次戦に向けてチームと共に頑張っていきたいと思います。
今回、ハンデの中で想定以上に戦えたことは残り3戦に向けてポジティブな内容ですので、次のオートポリスでも表彰台を狙っていきます。」



2021 SUPER GT Round 3 SUZUKA GT300KM RACE

2021 AUTOBACS SUPER GT Round 3
「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT 2021 第3戦、3号車GT-Rは予選7位

8月21日(土) 天候:曇り時々雨 路面:ウェット/ドライ
■公式練習結果:13位 1'47.164(千代)
■公式予選結果:7位 1'46.289(平手)

当初の5月下旬から開催が延期となっていたSUPER GT 2021 第3戦が、真夏の一戦へと姿を変え鈴鹿サーキットで開催された。開幕からここまでの3戦、いずれもレースで強さを見せ、安定した成績を残してきた3号車 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R。GT-Rが得意とする鈴鹿で高得点をマークし、タイトル候補の一角として後半戦に繋げたい。


週末を通じ、鈴鹿の天気は雨の予報がされていた。土曜日も朝から雨が降ったりやんだりを繰り返す。ドライ路面で始まった午前中のフリー走行も途中で雨に見舞われ、各陣営を悩ませる。予選時のコンディションの想定も難しい状況だ。3号車GT-Rはベストタイムでは13位となったが、順調にプログラムを消化していた。


GT500クラスの予選Q1は15時03分にスタート。GT500の予選Q1開始までにポルシェカップ、FIA-F4そしてGT300が走行し、路面コンディションはドライとなっていた。3号車GT-Rは千代 勝正がアタックを担当。セッション途中で雨が降る可能性も考慮して各車、早めにコースインをしてタイムを出しに行く。千代も開始直後にコースに入ると、3周目に6番手のタイムとなる1分46秒022をマーク。強大なプレッシャーのかかる中、前戦もてぎに引き続き2戦連続でQ1を突破した。


GT500予選Q2、3号車GT-Rを駆る平手 晃平は開始から早めにコースインし、4周目に1'46.289をマーク。この時点で4番手タイムをマークする。チェッカー間際に3台が上回り、最終的には7位で予選を終えた。


■千代 勝正コメント
「朝のフリー走行では少しチャレンジングなセットアップを試していました。そのデータから予選に向けてアジャストし、ほぼぶっつけ本番のセッティングで予選を走りました。なんとしてもQ2に進出しなければというプレッシャーもありましたが、無事にQ2へ進出できて良かったです。GT-Rが得意とする鈴鹿で日産勢4台がQ2に進出した中、3号車が最もウェイトが重かったので、7位という結果はその差が出たと思います。しかしながら、ロングランのフィーリングは良いので明日の決勝は安定して戦えると思います。スタートドライバーということで、少しでも順位を上げて平手選手に繋げたいと思います」


2021 AUTOBACS SUPER GT Round 3
「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT 2021 第3戦、3号車GT-Rは2位で今季初表彰台を獲得!!

8月22日(日) 天候:曇り時々晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:2位 1:50'35.064 52周(千代→平手)

天候が不安定だったことで前日はそれほど気温が上がらなかったが、決勝の行われる日曜日は朝から陽が射し、夏の暑さが戻った。ウォームアップ走行にてGT300車両のクラッシュが起きた影響からスタート進行は10分ディレイとなり、14時40分に路面温度43℃のドライコンディションで52周の第3戦決勝がスタートした。



スタートから序盤は上位に大きな順位変動はなかった。だがその後方では、千代 勝正がスタートドライバーをつとめる3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」が躍進。抜くのが難しいといわれる鈴鹿だが、千代は得意としているブレーキングを活かして1周目に17号車、2周目に8号車と連続してシケインでオーバーテイクを成功させて5位にポジションアップする。5周目にトップがトラブルによるクラッシュで戦線を離脱し、4位へ浮上した。このクラッシュによりフルコースイエローが掲示され、全車スローダウン。その後にセーフティカーが導入されて12周目にリスタートが切られた。



千代は予定より早めの20周目にピットイン。素早いピット作業で平手 晃平をコースに送り出す。アウトラップを全力でプッシュした平手はアンダーカットに成功し、GT500クラス全車がピット作業を終えた時点で3号車GT-Rはトップに立っていた。残り32周は今季はじめてトップを守るレースとなった。



平手のプッシュによりトップに立っただけでなく、2位とのギャップを築くことにも成功した3号車GT-Rはしばらく単独で走ることになるが、残り20周を切ったあたりから1台が猛追してくる。同じ日産勢の23号車GT-Rだった。マシン、タイヤともに同じ両者だが、このときのペースは相手の方が上回っていた。23号車GT-Rはピットインを遅らせた分、タイヤがフレッシュでサクセスウエイトも軽いことがその要因だった。そして38周目からバトルになり、41周目のヘアピンでついに勝負あり。3号車GT-Rは2位に後退したが、そこからは後続を寄せ付けず今季最高位の2位でフィニッシュ。ドライバーズランキングはトップと12ポイント差の6位に浮上し、タイトル候補として名乗りを上げた。



■千代 勝正コメント
「スタートからずっとペースは良くタイヤもまだ十分ライフがありましたが、コース上で抜くのが難しい状況だったのでアンダーカットを狙う作戦に切り替えた結果、トップで後半をスタートできたので自分の仕事には満足しています。ただ、その代償として後半の平手選手に無理をさせてしまうことになり、23号車を抑える事が難しくなってしまった。優勝に手が届いていながら逃してしまったことは悔しいですが、チームとして、この域まで到達できたことは良かったと思います。あと一歩、ですね。次戦から燃料流量リストリクターのハンデも重なるので簡単にはいかないと思いますが、前半戦の最後に表彰台に立てたことを機に後半戦を良い流れに変えて、次戦もチャンピオンを目指して貪欲に勝利を狙っていきます」


2021 SUPER GT Round 4 MOTEGI GT300KM RACE

2021 AUTOBACS SUPER GT Round 4
「MOTEGI GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT 2021 第4戦、3号車GT-Rは予選7位

7月17日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:1位 1'38.618(平手)
■公式予選結果:7位 1'38.436(平手) Q1 : 6位 1'38.364 (千代)

鈴鹿サーキットで開催予定だった第3戦が延期となり、2ヵ月以上のインターバルが空いたSUPER GT 2021シーズン。梅雨が明けて猛暑の中で迎えた第4戦の舞台は栃木県のツインリンクもてぎ。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」が使用するミシュランタイヤは暑いコンディションでより高いパフォーマンスを発揮すると定評があり、上位入賞への期待が膨らむ。


ツインリンクもてぎでの真夏のSUPER GT開催とレース距離300km、前戦から2ヵ月以上のインターバルは近年では実施していないイレギュラーな条件で、開幕2戦までの勢力図が変化する可能性は大いに考えられた。その可能性を最初に色濃くしたのが3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rだった。インターバルの2ヵ月の間に熟考した持ち込みセットアップの感触は走り出しから良く、練習走行ではクラストップタイムをマークした。


Q2に進出する上位8台を決める予選Q1は暑さがピークの午後2時48分にスタート。3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのアタッカーは千代 勝正。開始から2分過ぎにコースイン。タイヤのウォームアップを入念に行い、アタック開始。セクターベストを更新してマークしたタイムは1’38.364。リーダーボードのトップに浮上する。最終的に3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rは6位でQ2へ駒を進めた。


予選Q2は平手 晃平がアタッカーを務めた。セッション開始から3分が過ぎたころにコースイン。「午前からの路面の変化に100%対応できたわけではないが、悪くはなかった」という平手のアタックは1’38.436をマーク。CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rは7位のポジションから決勝レースへ挑む。


■千代 勝正コメント
「2ヵ月のインターバルの間にチームとこれまでの内容を見直して持ちこんだセットアップは走り出しから感触が良く、予選に向けて今季で最も良い流れが作れていました。予選アタックはセクター3で少しロスがあったものの悪くはなく、Q2進出が果たせて良かったと思います。決勝については、開幕から2戦ともに戦略やピットワークが上手くいって順位を上げていくレースができていますし、ミシュランさんも暑くなることを想定して対策してくれていますので今回もレースでの強さを発揮して、上位に浮上していくレースをしたいと思います」


2021 AUTOBACS SUPER GT Round 4
「MOTEGI GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT 2021 第4戦、3号車GT-Rは6位フィニッシュで3戦連続でポイント獲得

7月18日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:6位 1:54'58.029 63周(千代→平手)

ツインリンクもてぎは前日からさらに暑さを増し、午後1時10分からの第4戦決勝は気温33℃、路面温度51℃という過酷なコンディションでスタートした。7番グリッドから63周のレースに挑む3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rは、千代 勝正がスタートドライバーをつとめた。


スタート直後の1コーナー、6位の64号車のインに果敢に飛び込んだ千代は並走して2コーナーを立ち上がる。3コーナーまでの短いストレートでも牽制をかけて前を狙うが、惜しくも順位は変わらず7位でオープニングラップを終える。その後は安定したペースを刻み7位をキープして走行。26周目にピットへ滑り込むと、チームは今回もミスの無いピット作業を展開して平手 晃平をコースに送り出す。


各車がピットワークを終えて順位が落ち着くと3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rは7位を走行していた。5位、6位とはパック状態になっており、5位まで浮上できるチャンスはまだ十分ある。ここからの終盤は暑さゆえのマシントラブルやドライバーのミスも多くなる。その予想通り、41周目にマシントラブルに見舞われたGT300車両がコース脇にストップし、フルコースイエローとなる。フルコースイエローが解除されたリスタート直後に5位を争う1台がGT300と接触。ここで3号車GT-Rは6位に浮上した。


その後、2度目のフルコースイエローが出るなどの混乱はあったが、3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rは安定したペースでラップを重ねて6位でチェッカーを受けた。開幕から3戦連続でのポイント獲得となった。


■千代 勝正コメント
「ミシュランタイヤのウォームアップが早かったことでスタート後の1コーナーから勝負をかけていったのですが、気温が高くなったせいか周りも意外と早くタイヤが温まったようで順位を変えられませんでした。そこからはとにかく前についていってオーバーテイクを何度か試みましたが、コース特性的に難しかったですね。その後はピットインで前に出られるように前車とのギャップを詰めた状態でピットインしました。他車の脱落もあって順位を上げて完走する事は出来ましたが、とにかく厳しいレースでした。3戦連続でポイントを獲得することはできていますが、この順位では到底満足する事は出来ません。次の鈴鹿では表彰台のてっぺんを獲れるようにしっかりと準備をして臨みたいと思います。暑い中、現地で応援していただいた皆さん、ありがとうございました」


2021 SUPER GT Round 2 FUJI GT500KM RACE

2021 AUTOBACS SUPER GT Round 2
「たかのこのホテルFUJI GT 500km RACE」予選レポート

SUPER GT 2021 第2戦、3号車GT-Rは予選12位

5月3日(月) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:10位 1'28.410(千代)
■公式予選結果:12位 1'27.753(千代)

新型コロナウイルスの感染拡大防止の為に昨年は開催されなかったFUJI GT 500kmレース。今年は入場者数の制限付きとなったが、ゴールデンウィークに無事に開催となった。開幕戦で9位に入賞し、2ポイントを獲得した3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は更に上位入賞を目指して第2戦に挑む。


予選日の富士は朝から好天で絶好のコンディションに。午前9時05分より、先ずは公式練習が行われた。クルマのセットアップ、タイヤ評価、そして予選シミュレーションと、全てのメニューを消化しなければならないこのセッションはその後の展開に大きく影響する。だが、ここで3号車GT-Rに電気系トラブルが発生してしまう。この結果、セットアップが思うように進められず、午後からの予選に不安を残してセッションを終えることとなった。


気温17℃、路面温度28℃というコンディションで午後3時03分に開始となったGT500クラスの予選Q1。3号車GT-Rは千代 勝正が出走した。セットアップに若干の不安を抱えたまま挑んだ予選Q1だったが、3周にわたるウォーミングアップランの後のアタックで3号車はセクター2で全体ベストをマークするなど、Q2突破圏内に割って入ると思われた。しかし、セクター3のダンロップコーナーでタイヤがロック。このタイムロスが響き、ベストタイムは1'27秒753に留まってしまう。
結果、コンマ3秒程Q2進出圏内には届かず、3号車GT-Rは開幕から2戦連続で予選Q1落ちを喫することとなった。


■千代 勝正コメント
「午前中のトラブルで思うようにクルマのセットアップを進めることができなかったのですが、予選に向けてはうまくアジャストができたので、ミスさえなければQ2には行けていたと思うと、非常に悔やまれる結果になりました。決勝は2度のピットイン義務があって戦略性も高くなっているので、その中で上手く順位を上げていければと思っています」


2021 AUTOBACS SUPER GT Round 2
「たかのこのホテルFUJI GT 500km RACE」決勝レポート

SUPER GT 2021 第2戦、3号車GT-Rは決勝5位で6ポイント獲得

5月4日(火) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:5位 3:03'41.948 110周(千代→平手→千代)

2日連続の好天に恵まれた富士スピードウェイ。決勝は午後2時30分、気温21℃、路面温度35℃と前日にも増して暖かなコンディションでスタートした。レース距離500kmの中で2度のドライバー交代を含むピットインが義務づけられるこのレースは戦略性が高く、下位グリッドからの大逆転劇の可能性を十分秘めたレースだった。



スタートから序盤にかけ、予想以上に順位変動は激しくなった。ここで大きく順位を上げてきた1台が3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」で、スタートドライバーをつとめる千代 勝正は好スタートを切り、まず2台をパスすると、さらにダンロップコーナーでの競り合いを制してオープニングラップを9位で通過。早くもポイント獲得圏内に進出し、予選でのミスをカバーする。3周目には前の1台がトラブルで脱落し、8位へポジションアップ。その後は追いついてきた9位の1号車とのバトルとなった。千代は冷静に1号車からのアタックを凌ぎきり、ポジションをキープしたまま、35周目にピットに滑り込む。


千代から交代した平手 晃平はこのままセカンドスティントで8位をキープし続けながら、7位の車両との距離を詰めていく。チームはここで次の一手を繰り出す。接近していた7位の車両の前に出るために2回目のピットインでは、アウトラップでプッシュが可能なスクラブ済みのタイヤに交換し、千代をコースに送り出す。


この戦略は奏功し、全車が2回目のピットインを終えた82周目に千代を乗せた3号車GT-Rは7位へ浮上。安定したペースで走り続けた3号車GT-Rは99周目に6位、100周目に5位と着実にポジションアップを果たしていく。レース終盤には6位の39号車が0.5秒以内まで接近してくるが、最後は2.2秒差に引き離して5位でチェッカー。セーフティカー1回、フルコースイエロー3回という荒れた500km、110周のレースを走り切り、貴重な6ポイントを追加した。


■千代 勝正コメント
「今回は第1、第3スティントを担当しましたが、速いペースでオーバーテイクを狙ってくる車両をどちらのスティントでもしっかりと抑えることができ、さらに最後はプッシュして差も拡げられたので、自分なりに良い仕事が出来たと思っています。クルマもタイヤも、それを可能にする安定感がありました。戦略も奏功し、チーム全体として良いレースができたと思います。次の鈴鹿では予選から上に行って、もっと上位で戦えるよう頑張ります」


2021 SUPER GT Round 1 OKAYAMA GT 300KM RACE

2021 AUTOBACS SUPER GT Round 1
「たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT 2021開幕戦、3号車GT-Rは予選10位

4月10日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:8位 1'19.008(平手)
■公式予選結果:10位 1'18.699(千代)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は7月の富士が開幕戦となったSUPER GTシリーズ。今年は4月に岡山国際サーキットが舞台という従来通りの開幕を迎えた。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は千代 勝正、平手 晃平というドライバー体制を今季も継続。全車ノーハンデで戦う、今シーズンを占う緒戦に挑んだ。


この日の岡山国際サーキットは、朝から雲ひとつない青空が広がる絶好のコンディション。午前中は9時45分より公式練習が行われた。ここで3号車GT-Rは平手、千代の順に出走し、持ち込みセットアップの確認、タイヤ評価、ロングラン、ショートランと順調にメニューを消化して公式練習走行を8位で終えた。


今季最初のポールシッターを決める予選、GT500クラスのQ1は午後2時33分にスタートした。14台中の上位8台がQ2進出を果たせるQ1では、3号車GT-Rは千代がアタッカーをつとめた。

入念にタイヤを温め、前後の間合いをとって4周目にアタック。1分18秒699をマークする。しかし、ノーハンデの開幕戦らしい拮抗したタイムアタック合戦が繰り広げられた結果、0.034秒Q2進出圏内には届かず、10位で予選を終えることになった。トップから13台が1秒以内にひしめき合う接戦であった。


■千代 勝正コメント
「非常にシビアな戦いでした。セクター1、2はうまく纏まりましたが、セクター3で若干ロスがありました。セクター3が完璧だったら、Q2に進出できたと思うと非常に残念です。しかしながら、朝の練習走行でのロングランのフィーリングはネガティブな感じではなかったですし、決勝に向けて不安はありません。ここまで準備をしてきたことを結集させて自分達を信じて戦います。応援宜しくお願いします」


2021 AUTOBACS SUPER GT Round 1
「たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT 2021 開幕戦、3号車GT-Rは決勝9位でポイント獲得

■4月11日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:9位 2:07'28.863(82周)(平手 → 千代)

開幕戦の舞台、岡山国際サーキットは決勝日も好天に恵まれ気温19℃、路面温度36℃という暖かなコンディションで午後1時30分、決勝のフォーメーションラップがスタートした。3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのスタートドライバーは平手 が務めた。


10番グリッドからスタートした3号車は序盤、混戦の中で何度もオーバーテイクを仕掛けるが、一歩届かず我慢のレースを強いられる。


レースが大きく動いたのは32周目。GT300クラスのマシン1台がコースアウトしてストップ。このアクシデントにより、セーフティカーが入ることを予測したチームはピットロードがクローズされる前に3号車をピットインさせる。他陣営も同じ戦略を取った為、ピットロードに各車が雪崩れ込む状況となったが、そんな中でもチームは冷静に、そして正確にピットワークをこなして平手から千代に交代した3号車を実質10位でコースインさせることに成功する。


後半スティントを10位から開始した3号車GT-Rは50周目に発生したアクシデントを回避して9位へ。さらに52周目には1台をオーバーテイクして8位に浮上する。65周目、1号車と1コーナーからアトウッドカーブまでサイドバイサイドの激しいバトルを展開。惜しくも9位へポジションを下げるが、追撃の手を緩めずに前を追う。レース終盤になっても3号車GT-Rのペースが落ちることはなかったが、順位は変わらず、スタートから1ポジションアップの9位、2ポイントを得て開幕戦をフィニッシュした。


■千代 勝正コメント
「先ずはコロナ禍の厳しい状況の中、開幕戦を開催する為にご尽力頂いた全ての関係者の皆様に感謝申し上げます。今日のレースは33周目にピットに入れることを決めてくれたチームの好判断と迅速なピットワークでコースに送り出してくれた事に感謝したいと思います。後半スティントは終始、接近戦が続くことになりましたが、NSX勢とのバトルもあって内容の濃いレースだったと思います。9位フィニッシュで開幕戦からポイントを獲得する事はできましたが、トータルではトップとの差が大きく、解決すべき課題も多く見つかりました。チームと共に課題解決に取り組み、自分自身はドライビングをもっと追求して、次戦は上位で戦えるようにしていきたいと思います。応援ありがとうございました。」


千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2020年シーズンは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RでSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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