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2021 SUPER GT Round 2 FUJI GT500KM RACE

2021 AUTOBACS SUPER GT Round 2
「たかのこのホテルFUJI GT 500km RACE」予選レポート

SUPER GT 2021 第2戦、3号車GT-Rは予選12位

5月3日(月) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:10位 1'28.410(千代)
■公式予選結果:12位 1'27.753(千代)

新型コロナウイルスの感染拡大防止の為に昨年は開催されなかったFUJI GT 500kmレース。今年は入場者数の制限付きとなったが、ゴールデンウィークに無事に開催となった。開幕戦で9位に入賞し、2ポイントを獲得した3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は更に上位入賞を目指して第2戦に挑む。


予選日の富士は朝から好天で絶好のコンディションに。午前9時05分より、先ずは公式練習が行われた。クルマのセットアップ、タイヤ評価、そして予選シミュレーションと、全てのメニューを消化しなければならないこのセッションはその後の展開に大きく影響する。だが、ここで3号車GT-Rに電気系トラブルが発生してしまう。この結果、セットアップが思うように進められず、午後からの予選に不安を残してセッションを終えることとなった。


気温17℃、路面温度28℃というコンディションで午後3時03分に開始となったGT500クラスの予選Q1。3号車GT-Rは千代 勝正が出走した。セットアップに若干の不安を抱えたまま挑んだ予選Q1だったが、3周にわたるウォーミングアップランの後のアタックで3号車はセクター2で全体ベストをマークするなど、Q2突破圏内に割って入ると思われた。しかし、セクター3のダンロップコーナーでタイヤがロック。このタイムロスが響き、ベストタイムは1'27秒753に留まってしまう。
結果、コンマ3秒程Q2進出圏内には届かず、3号車GT-Rは開幕から2戦連続で予選Q1落ちを喫することとなった。


■千代 勝正コメント
「午前中のトラブルで思うようにクルマのセットアップを進めることができなかったのですが、予選に向けてはうまくアジャストができたので、ミスさえなければQ2には行けていたと思うと、非常に悔やまれる結果になりました。決勝は2度のピットイン義務があって戦略性も高くなっているので、その中で上手く順位を上げていければと思っています」


2021 AUTOBACS SUPER GT Round 2
「たかのこのホテルFUJI GT 500km RACE」決勝レポート

SUPER GT 2021 第2戦、3号車GT-Rは決勝5位で6ポイント獲得

5月4日(火) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:5位 3:03'41.948 110周(千代→平手→千代)

2日連続の好天に恵まれた富士スピードウェイ。決勝は午後2時30分、気温21℃、路面温度35℃と前日にも増して暖かなコンディションでスタートした。レース距離500kmの中で2度のドライバー交代を含むピットインが義務づけられるこのレースは戦略性が高く、下位グリッドからの大逆転劇の可能性を十分秘めたレースだった。



スタートから序盤にかけ、予想以上に順位変動は激しくなった。ここで大きく順位を上げてきた1台が3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」で、スタートドライバーをつとめる千代 勝正は好スタートを切り、まず2台をパスすると、さらにダンロップコーナーでの競り合いを制してオープニングラップを9位で通過。早くもポイント獲得圏内に進出し、予選でのミスをカバーする。3周目には前の1台がトラブルで脱落し、8位へポジションアップ。その後は追いついてきた9位の1号車とのバトルとなった。千代は冷静に1号車からのアタックを凌ぎきり、ポジションをキープしたまま、35周目にピットに滑り込む。


千代から交代した平手 晃平はこのままセカンドスティントで8位をキープし続けながら、7位の車両との距離を詰めていく。チームはここで次の一手を繰り出す。接近していた7位の車両の前に出るために2回目のピットインでは、アウトラップでプッシュが可能なスクラブ済みのタイヤに交換し、千代をコースに送り出す。


この戦略は奏功し、全車が2回目のピットインを終えた82周目に千代を乗せた3号車GT-Rは7位へ浮上。安定したペースで走り続けた3号車GT-Rは99周目に6位、100周目に5位と着実にポジションアップを果たしていく。レース終盤には6位の39号車が0.5秒以内まで接近してくるが、最後は2.2秒差に引き離して5位でチェッカー。セーフティカー1回、フルコースイエロー3回という荒れた500km、110周のレースを走り切り、貴重な6ポイントを追加した。


■千代 勝正コメント
「今回は第1、第3スティントを担当しましたが、速いペースでオーバーテイクを狙ってくる車両をどちらのスティントでもしっかりと抑えることができ、さらに最後はプッシュして差も拡げられたので、自分なりに良い仕事が出来たと思っています。クルマもタイヤも、それを可能にする安定感がありました。戦略も奏功し、チーム全体として良いレースができたと思います。次の鈴鹿では予選から上に行って、もっと上位で戦えるよう頑張ります」


2021 SUPER GT Round 1 OKAYAMA GT 300KM RACE

2021 AUTOBACS SUPER GT Round 1
「たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT 2021開幕戦、3号車GT-Rは予選10位

4月10日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:8位 1'19.008(平手)
■公式予選結果:10位 1'18.699(千代)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は7月の富士が開幕戦となったSUPER GTシリーズ。今年は4月に岡山国際サーキットが舞台という従来通りの開幕を迎えた。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は千代 勝正、平手 晃平というドライバー体制を今季も継続。全車ノーハンデで戦う、今シーズンを占う緒戦に挑んだ。


この日の岡山国際サーキットは、朝から雲ひとつない青空が広がる絶好のコンディション。午前中は9時45分より公式練習が行われた。ここで3号車GT-Rは平手、千代の順に出走し、持ち込みセットアップの確認、タイヤ評価、ロングラン、ショートランと順調にメニューを消化して公式練習走行を8位で終えた。


今季最初のポールシッターを決める予選、GT500クラスのQ1は午後2時33分にスタートした。14台中の上位8台がQ2進出を果たせるQ1では、3号車GT-Rは千代がアタッカーをつとめた。

入念にタイヤを温め、前後の間合いをとって4周目にアタック。1分18秒699をマークする。しかし、ノーハンデの開幕戦らしい拮抗したタイムアタック合戦が繰り広げられた結果、0.034秒Q2進出圏内には届かず、10位で予選を終えることになった。トップから13台が1秒以内にひしめき合う接戦であった。


■千代 勝正コメント
「非常にシビアな戦いでした。セクター1、2はうまく纏まりましたが、セクター3で若干ロスがありました。セクター3が完璧だったら、Q2に進出できたと思うと非常に残念です。しかしながら、朝の練習走行でのロングランのフィーリングはネガティブな感じではなかったですし、決勝に向けて不安はありません。ここまで準備をしてきたことを結集させて自分達を信じて戦います。応援宜しくお願いします」


2021 AUTOBACS SUPER GT Round 1
「たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT 2021 開幕戦、3号車GT-Rは決勝9位でポイント獲得

■4月11日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:9位 2:07'28.863(82周)(平手 → 千代)

開幕戦の舞台、岡山国際サーキットは決勝日も好天に恵まれ気温19℃、路面温度36℃という暖かなコンディションで午後1時30分、決勝のフォーメーションラップがスタートした。3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのスタートドライバーは平手 が務めた。


10番グリッドからスタートした3号車は序盤、混戦の中で何度もオーバーテイクを仕掛けるが、一歩届かず我慢のレースを強いられる。


レースが大きく動いたのは32周目。GT300クラスのマシン1台がコースアウトしてストップ。このアクシデントにより、セーフティカーが入ることを予測したチームはピットロードがクローズされる前に3号車をピットインさせる。他陣営も同じ戦略を取った為、ピットロードに各車が雪崩れ込む状況となったが、そんな中でもチームは冷静に、そして正確にピットワークをこなして平手から千代に交代した3号車を実質10位でコースインさせることに成功する。


後半スティントを10位から開始した3号車GT-Rは50周目に発生したアクシデントを回避して9位へ。さらに52周目には1台をオーバーテイクして8位に浮上する。65周目、1号車と1コーナーからアトウッドカーブまでサイドバイサイドの激しいバトルを展開。惜しくも9位へポジションを下げるが、追撃の手を緩めずに前を追う。レース終盤になっても3号車GT-Rのペースが落ちることはなかったが、順位は変わらず、スタートから1ポジションアップの9位、2ポイントを得て開幕戦をフィニッシュした。


■千代 勝正コメント
「先ずはコロナ禍の厳しい状況の中、開幕戦を開催する為にご尽力頂いた全ての関係者の皆様に感謝申し上げます。今日のレースは33周目にピットに入れることを決めてくれたチームの好判断と迅速なピットワークでコースに送り出してくれた事に感謝したいと思います。後半スティントは終始、接近戦が続くことになりましたが、NSX勢とのバトルもあって内容の濃いレースだったと思います。9位フィニッシュで開幕戦からポイントを獲得する事はできましたが、トータルではトップとの差が大きく、解決すべき課題も多く見つかりました。チームと共に課題解決に取り組み、自分自身はドライビングをもっと追求して、次戦は上位で戦えるようにしていきたいと思います。応援ありがとうございました。」


2020 SUPER GT Round 8 FUJI GT 300KM RACE

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 8
「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT最終戦予選、3号車GT-Rは9位

11月28日(土) 天候:曇り 路面:ドライ
■公式練習結果:12位 1'28.231(平手)
■公式予選結果:9位 1'27.414(千代)

新型コロナウイルス感染拡大の影響によりイレギュラーなシーズンとなった2020年SUPER GTは無事、富士スピードウェイで最終戦を迎えることになった。観客入場が制限され、ファンの声援は例年よりも少なかったが、その中で各チームは変わりなく全力で戦い続けてきた。開幕戦以来となるノーハンデの戦いは各チームにとって1年間の進化を示す戦いでもある。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は開幕戦で7位入賞を果たして以降、概ね安定した戦績を残してきたが、今シーズン未到達の優勝、表彰台登壇をターゲットにチームは結束を固めて最終戦に挑んだ。


午前中に行われた公式練習では3号車GT-Rは平手 晃平がセットアップを確認し、タイヤ比較を行った後、千代 勝正がロングラン及び予選シミュレーションという流れでメニューを消化していく。順調にメニューを消化していたがセッションの最後にトラブルが発生し、この修復作業に時間を費やした結果、予選シミュレーションを100%行う事が出来ないまま予選に挑むこととなった。


GT500クラスの予選Q1は、午後1時45分より開始。路面温度が17℃と低くなったことで各マシンの動き出しはいつもよりも早く、開始から2分を過ぎたあたりから各マシンは概ね3周のウォームアップを経てアタック周回に入っていく。Q1を担当する千代を乗せた3号車GT-Rはもう1周多い3周をウォームアップに充てる戦略を採った。


千代はターゲットの4周目に1'27.523をマークし6位に浮上する。その後、ライバルたちがタイムを伸ばしてきたことで順位は後退。これに対し千代はチェッカー間際にラストアタックを敢行し、セクター1でベストを更新、Q2進出圏内復帰に期待がかかった。しかしセクター3でグリップのピークが過ぎ、1'27.414とタイムアップを果たすも、わずか0.035秒差でQ2進出を逃すことになった。3号車GT-Rは最終戦決勝に9番グリッドより挑むことになった。


■千代 勝正コメント
「予選では低くなった路面温度に対し、タイヤの温度をうまくコントロールすることができませんでした。Q2進出はギリギリのラインになる事は分かっていましたが、結果的にベストを1周にまとめられていれば進出できていたので非常に悔しい予選になりました。明日は今季最後のレース、前後にチャンピオン争いをしているチームがいるので最初から激しいバトルになりそうですが、その中で自分たちのレースをしてベストな結果を出してシーズンを終えたいと思います」


2020 AUTOBACS SUPER GT Round 8
「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT最終戦、3号車GT-Rは6位入賞

■11月29日(日) 天候:曇り 路面:ドライ
■決勝結果:6位 1:41’30.715(65周)(平手→千代)

富士スピードウェイで行われる今季最終戦、決勝は午後1時にスタート。曇り空の下、路面温度が17℃と低くなったことから急遽フォーメーションラップが1周追加され、レース周回数は65周に減算となった。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」はスタートドライバーを平手 晃平が担当し、9番グリッドからローリングスタートを切った。


チャンピオン争いがかつてない混戦となり、さらに舞台は富士スピードウェイということで、スタートから随所で激しい競り合いが繰り広げられた。3号車GT-Rはその中で1周目に順位を落とすもすぐに挽回し、トラブルで後退するマシンもあったことから5周目に8番手へと浮上。ところが、その後は徐々にタイヤが厳しくなり15周目には再び10位へ。しかしながら、この状況はチームも想定していたことで、前半をミニマムにしロングスティントの後半に追い上げるという作戦だった。予定通りの23周目に平手はピットへと向かった。


3号車GT-Rは今季、何度も順位浮上に貢献してきたピット作業の早さに最終戦ではさらに磨きがかかり、ここで大きなマージンを得る。今回はタイヤ無交換作戦に出るチームもあったが、3号車GT-Rは4本交換で順位を上げた。そして代わった後半担当の千代 勝正がアウトラップから猛プッシュ。ポジションを9位に戻して後半をスタートさせた。

長い距離を走ることになる第2スティントでは、冷静にタイヤをマネージメントしながら前を狙っていくというのが3号車GT-Rの作戦だった。千代はその通りに安定したペースをキープし続けると、32周目に前の1台がトラブルで後退したことで8位に浮上。そしてレースが終盤に近づくにつれ徐々に周りのペースが落ち始め、3号車GT-Rのペースが際立ってくる。ここから千代の反撃が始まった。


一時は10秒以上の差があった6位、7位との差を毎ラップ詰めていき、50周目には7位の12号車に追いつく。千代は、翌周の1コーナーでバトルに持ち込み、アウト側から並んで、続くコカコーラーコーナーではインからオーバーテイク。


さらにその周の最終コーナーで6位、38号車の背後へ。ストレートをサイドバイサイドで駆け抜け、そのまま1コーナーで果敢にブレーキング勝負を挑む。インに飛び込み、オーバーテイクに成功。これで3号車GT-Rの順位は6位となった。その勢いはその後も続き、5位の8号車にも1.5秒差まで追いついたが、そのまま6位でチェッカーを受けた。どのチームも経験したことのない真冬の最終戦ということで戦いがよりヒートアップし、タイヤや燃料のマネージメントが難しい一戦となったが、CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rはミスの無いレース運びを見せて文字通り、今シーズンの集大成となる結果を手にする事が出来た。


■千代 勝正コメント
「開幕戦と同様、ノーハンデでの戦いでNISSAN勢最上位の6位となりましたが、決して満足のいく結果ではありません。しかしながら、ドライバー含めチーム全員がベストを尽くせたレースだったと思います。シーズンを振り返ると、第5戦でのスタート直後の接触によるノーポイント、そして最も狙えた第6戦で表彰台に届かなかったことなど、ハンデで有利なときに上位フィニッシュができなかったことが反省点です。

今季は1年ぶりにGT500に復帰してチームとともに成長し続けることができたと思いますし、レースではオーバーテイクも多く、追い上げるレースができたことは良かったと思います。そして、このイレギュラーな状況下の中で全8戦のレース開催が叶うよう尽力してくれた関係者、応援してくれた全ての人たちに改めて感謝したいと思います。有難うございました。」


2020 SUPER GT Round 7 Motegi GT 300 KM RACE

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 7
「FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT 第7戦予選、3号車GT-Rは8位

11月7日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:9位 1'37.884(千代)
■公式予選結果:8位 1'46.060(平手)

SUPER GT 2020シーズンはいよいよ残り2戦となり、ツインリンクもてぎで第7戦を迎えた。もてぎは今季2度目の開催となる。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は午前中の公式練習でまず平手 晃平が持ち込みセットを確認し、その後千代 勝正がロングラン及びショートランを担当。順調にメニューを消化していく。ベストタイムの順位は9位だったが、チームは上位で戦える手ごたえを感じていた。



この日、快晴となったもてぎは午後になると気温が上昇。GT300クラスの予選が始まる午後1時30分の時点で路面温度は24℃に達した。GT500クラスの予選Q1が午後2時03分にスタートすると、その約2分後にQ1担当の千代を乗せた3号車GT-Rがコースイン。アウトラップ後、2周の間に入念にタイヤに熱を入れ、3周目にアタックに入る。タイヤのパフォーマンスをうまく引き出しノーミスでアタックラップを纏めた結果、タイムは1’37.078をマーク。5位でQ2進出を決めた。


午後2時41分よりGT500クラスのQ2が開始された。Q1での千代のタイムにより上位グリッド獲得の期待が高まる3号車GT-Rは平手が開始から2分過ぎ、全体の4番目にコースイン。Q1と同じ手順でアウトラップ後、2周のウォームラップランを行い3周目にアタックに挑むが、3コーナーでややミスを喫し、4周目に仕切り直すことに。4周目のアタックで1’37.217をマークして7番手につける。ところが、V字コーナーでトラックリミットを僅かにオーバーしていたとの判定が下され、ベストタイムは抹消。3号車GT-Rは予選を8番手で終えることになった。


■千代 勝正コメント
「Q1を突破できるかどうかギリギリのラインを予想していたので、Q1を通過できて先ずはホッとしました。Q2のトラックリミットは見た目ではかなり微妙な判定でしたので残念でしたが、上位で戦えることは間違いなく、前回もピット作業で順位を大きく上げているので、抜きにくいコース特性のもてぎとはいえ、明日の決勝も戦略面を含めたチーム力を発揮して上位進出していきたいと思います」 Photo by NISMO


2020 AUTOBACS SUPER GT Round 7
「FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT第7戦、3号車GT-Rはマシントラブルで15位

■11月8日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:15位 1:26’03.745(45周)(平手→千代)

ツインリンクもてぎはこの日も前日に引き続き快晴に恵まれ、第7戦決勝は気温22℃、路面温度29℃というコンディションの下で午後1時にフォーメーションラップがスタート。スタートドライバーの平手 晃平を乗せた3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は4列目8番グリッドからレースに挑んだ。



アクシデントがあった第5戦を除き、ここまで必ず決勝で追い上げてポイントを獲得してきた3号車GT-Rにとって8番手は上位フィニッシュを十分期待させるグリッド順だったが、朝のウォームアップ走行の際の黄旗区間追い越しにより、ドライブスルーペナルティが課せられてしまう。オーバーテイクが難しいもてぎとはいえ、決勝ペースに速さのある3号車には可能性はまだ残されている。チームに諦めムードは決してなかった。平手は4周目にドライブスルーペナルティを消化すると、集団から大きく離れた最後尾の位置から追撃を開始した。


23周目、セーフティカーが導入される。これにより、前とのギャップを詰めることができた3号車GT-Rはセーフティーカー明けのリスタート後にピットへ滑り込む。迅速なピットワークで平手から千代 勝正へとバトンを繋ぎ、7位でコースイン。


アウトラップで早速、千代は1台をオーバーテイクし、6位に順位を上げた。更なるポジションアップを狙っていたが、前走車に詰まったところで、後続の数台が接近することになり、GT300が交錯してきた際にコーナーで失速してしまい、その隙をつかれ順位を後退してしまう。


しかしながら、まだ残り周回は20周以上あり、再びの反撃チャンスは十分。そのためのポテンシャルも3号車GT-Rにはあった。千代は42周目にひとつ順位を戻すことに成功すると次のターゲットに0.3秒差まで接近する。しかし、ここでマシントラブルが発生してしまう。46周目、ホームストレート上で突如駆動力を失い、1コーナーでストップ。反撃はここまでとなり、3号車GT-Rは第7戦を15位で終えた。


■千代 勝正コメント
「最下位からSCとピット作業で大きく順位を上げることができ、その後も一旦は抜かれてしまったもののペースは良く、再び挽回することは可能だと思っていました。そのタイミングでマシントラブルが発生してしまい、非常に残念な終わり方になってしまいました。しかしながら、上位集団と戦えたことも事実で、今回はいろいろなことが噛み合わず結果は出せませんでしたが、マシン、チーム共にポジティブな面もたくさんありました。今シーズンも残すは最終戦のみ。最後はチームとしてシーズンベストの戦いをして終えたいと思います。応援、宜しくお願いします。」


2020 SUPER GT Round 6 Suzuka GT 300 KM Race

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 6
「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT第6戦予選、3号車GT-Rは今季最高の5位

10月24日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:10位 1'46.820(千代)
■公式予選結果:5位 1'45.890(平手)

新型コロナウイルスの影響で変則スケジュールとなったSUPER GT2020シーズン、第6戦の舞台は再び鈴鹿サーキットへ。真夏の開催だった第3戦とは異なり、この週末は秋らしい涼しいコンディションとなった。第6戦は通常のウエイトハンデで行われる最後の戦い。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」にとっては今季初表彰台、今季初優勝は勿論、チャンピオンシップを見据え上でも重要な1戦だ。


午前の公式練習では平手 晃平がイニシャルセットアップを確認した後、千代 勝正がロングランと専有走行を担当。路面コンディションが良くホームストレートが追い風だったことで全体的に予想よりもタイムが上がっていった中、3号車GT-Rのベストタイムは10位だったが、クルマのバランスにもタイヤのフィーリングにも2人のドライバーは好感触を持っていた。タイムが出なかった原因と分析も出来ており、この部分を改善させて午後の予選に挑んだ。


午後2時からの予選、GT500クラスのQ1は予定より6分遅れでスタートした。3号車GT-Rは今回も千代がQ1を担当。この日の路面コンディションを鑑み2周を使ってしっかりとタイヤを温めて計測3周目にアタックというプランを立てていた。3号車はセッション開始から約1分後にコースイン。ところがアタックに入ろうというタイミングで1台がクラッシュし、Q1は赤旗中断。流れは一気に変わってしまう。この時点で3号車は15位。再開後のアタックで一撃でQ1突破タイムをマークしなければならない。極度のプレッシャーが掛かる中、千代は渾身のアタックで1’45.917をマーク。5番手でQ2へと駒を進めた。


Q2でも3号車GT-Rは安定した速さを見せた。ここでのアタックを担当した平手は1'45.890と、Q1からタイムアップに成功。さらなる順位アップはならなかったものの最終的に3号車GT-Rは今季最上位の5番手グリッドを獲得した。決勝で表彰台を十分に狙えるポジションだ。


■千代 勝正コメント
「想定外のことが起きてプラン通りにアタックはできませんでしたが、時間的にもタイヤ的にも1周しかアタック出来なかった中で、なんとか5位でQ2に進出することができました。

平手選手もQ2でタイムアップと、2人とも上手くクルマの性能を出し切れた予選だったと思います。前回のレースがノーポイントで終わってしまった為、明日の決勝レースは大量得点を狙って攻めていきます」


2020 AUTOBACS SUPER GT Round 6
「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT第6戦、3号車GT-Rは今季最高位の4位でフィニッシュ

■10月25日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:4位 1:46’33.998(52周)(平手→千代)

鈴鹿サーキットは決勝日も爽やかな秋晴れとなり、気温20℃、路面温度32℃という好コンディションで午後1時、決勝のフォーメーションラップがスタート。5番手グリッドの3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は平手 晃平がスタートドライバーを務めた。


クルマのフィーリングはこの日も良好で、表彰台争いが可能な手ごたえをチームは持っていた。ところが、スタートのタイミングが合わず出遅れてしまい、7位に後退。その後も3号車GT-Rのペースは良かったものの、前のクルマのペースに付き合わされる恰好となり、トップが徐々に離れていく。コース上での打開が困難なこの状況にチームは20周目、早めのピットインを決断した。


3号車GT-Rのピット作業は非常に迅速で、序盤の遅れを取り戻せたばかりか、さらなる順位浮上へと繋がった。ピットで4位へのジャンプアップに成功すると、さらに第2スティントを担当する千代 勝正がその後1台をパスし、これで実質3番手に。トップ争いに一気に名乗りを上げる。だが、S字コーナーでGT300のマシンをパスしようとした際、相手はピットアウト直後でタイヤが温まっていなかったのか、コーナーを曲がり切れずに接触しスピン。幸い3号車GT-Rに大きなダメージはなかったが、このアクシデントにより、セーフティカーが出ることになった。そしてセーフティカーが出る直前にピットに入った、見た目上のトップを走行していたマシンが、トップのままレースに復帰するという異例の事態に。3号車GT-Rはこれで4位に後退することになった。


その後は後半がロングスティントとなったことで、しばらくタイヤをマネージメントしながら3位への浮上の機会を窺っていた千代は、ラスト10周あたりから反撃に転じる。ここから2位から4位の一団が接近戦となり、千代も果敢にオーバーテイクを仕掛けていった。そのままバトルはファイナルラップまで続いたが、惜しくも3号車GT-Rの3位浮上は叶わず、4位でチェッカーを受けた。4位は3号車GT-Rにとって今季最高位。チームとしてベストを尽くした結果だが、悔しさも残った。チームは次戦の茂木での巻き返しを誓った。


■千代 勝正コメント
「表彰台にあと一歩届かず悔しい4位ですが、チーム全員でベストを尽くした結果なので、最高のピットワークで送り出してくれたチームと、前半スティントを務めてくれたチームメイトに感謝しています。

次戦の茂木では上位のハンデが軽減されるため、今回よりも厳しい戦いになりそうですが、表彰台はもちろん、優勝を狙っていきます」


千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2020年シーズンは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RでSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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