REPORT

Japansese / English

2020 SUPER GT Round 6 Suzuka GT 300 KM Race

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 6
「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT第6戦予選、3号車GT-Rは今季最高の5位

10月24日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:10位 1'46.820(千代)
■公式予選結果:5位 1'45.890(平手)

新型コロナウイルスの影響で変則スケジュールとなったSUPER GT2020シーズン、第6戦の舞台は再び鈴鹿サーキットへ。真夏の開催だった第3戦とは異なり、この週末は秋らしい涼しいコンディションとなった。第6戦は通常のウエイトハンデで行われる最後の戦い。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」にとっては今季初表彰台、今季初優勝は勿論、チャンピオンシップを見据え上でも重要な1戦だ。


午前の公式練習では平手 晃平がイニシャルセットアップを確認した後、千代 勝正がロングランと専有走行を担当。路面コンディションが良くホームストレートが追い風だったことで全体的に予想よりもタイムが上がっていった中、3号車GT-Rのベストタイムは10位だったが、クルマのバランスにもタイヤのフィーリングにも2人のドライバーは好感触を持っていた。タイムが出なかった原因と分析も出来ており、この部分を改善させて午後の予選に挑んだ。


午後2時からの予選、GT500クラスのQ1は予定より6分遅れでスタートした。3号車GT-Rは今回も千代がQ1を担当。この日の路面コンディションを鑑み2周を使ってしっかりとタイヤを温めて計測3周目にアタックというプランを立てていた。3号車はセッション開始から約1分後にコースイン。ところがアタックに入ろうというタイミングで1台がクラッシュし、Q1は赤旗中断。流れは一気に変わってしまう。この時点で3号車は15位。再開後のアタックで一撃でQ1突破タイムをマークしなければならない。極度のプレッシャーが掛かる中、千代は渾身のアタックで1’45.917をマーク。5番手でQ2へと駒を進めた。


Q2でも3号車GT-Rは安定した速さを見せた。ここでのアタックを担当した平手は1'45.890と、Q1からタイムアップに成功。さらなる順位アップはならなかったものの最終的に3号車GT-Rは今季最上位の5番手グリッドを獲得した。決勝で表彰台を十分に狙えるポジションだ。


■千代 勝正コメント
「想定外のことが起きてプラン通りにアタックはできませんでしたが、時間的にもタイヤ的にも1周しかアタック出来なかった中で、なんとか5位でQ2に進出することができました。

平手選手もQ2でタイムアップと、2人とも上手くクルマの性能を出し切れた予選だったと思います。前回のレースがノーポイントで終わってしまった為、明日の決勝レースは大量得点を狙って攻めていきます」


2020 AUTOBACS SUPER GT Round 6
「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT第6戦、3号車GT-Rは今季最高位の4位でフィニッシュ

■10月25日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:4位 1:46’33.998(52周)(平手→千代)

鈴鹿サーキットは決勝日も爽やかな秋晴れとなり、気温20℃、路面温度32℃という好コンディションで午後1時、決勝のフォーメーションラップがスタート。5番手グリッドの3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は平手 晃平がスタートドライバーを務めた。


クルマのフィーリングはこの日も良好で、表彰台争いが可能な手ごたえをチームは持っていた。ところが、スタートのタイミングが合わず出遅れてしまい、7位に後退。その後も3号車GT-Rのペースは良かったものの、前のクルマのペースに付き合わされる恰好となり、トップが徐々に離れていく。コース上での打開が困難なこの状況にチームは20周目、早めのピットインを決断した。


3号車GT-Rのピット作業は非常に迅速で、序盤の遅れを取り戻せたばかりか、さらなる順位浮上へと繋がった。ピットで4位へのジャンプアップに成功すると、さらに第2スティントを担当する千代 勝正がその後1台をパスし、これで実質3番手に。トップ争いに一気に名乗りを上げる。だが、S字コーナーでGT300のマシンをパスしようとした際、相手はピットアウト直後でタイヤが温まっていなかったのか、コーナーを曲がり切れずに接触しスピン。幸い3号車GT-Rに大きなダメージはなかったが、このアクシデントにより、セーフティカーが出ることになった。そしてセーフティカーが出る直前にピットに入った、見た目上のトップを走行していたマシンが、トップのままレースに復帰するという異例の事態に。3号車GT-Rはこれで4位に後退することになった。


その後は後半がロングスティントとなったことで、しばらくタイヤをマネージメントしながら3位への浮上の機会を窺っていた千代は、ラスト10周あたりから反撃に転じる。ここから2位から4位の一団が接近戦となり、千代も果敢にオーバーテイクを仕掛けていった。そのままバトルはファイナルラップまで続いたが、惜しくも3号車GT-Rの3位浮上は叶わず、4位でチェッカーを受けた。4位は3号車GT-Rにとって今季最高位。チームとしてベストを尽くした結果だが、悔しさも残った。チームは次戦の茂木での巻き返しを誓った。


■千代 勝正コメント
「表彰台にあと一歩届かず悔しい4位ですが、チーム全員でベストを尽くした結果なので、最高のピットワークで送り出してくれたチームと、前半スティントを務めてくれたチームメイトに感謝しています。

次戦の茂木では上位のハンデが軽減されるため、今回よりも厳しい戦いになりそうですが、表彰台はもちろん、優勝を狙っていきます」


2020 SUPER GT Round 5 FUJI GT300 KM RACE

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5
「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT 第5戦、3号車GT-Rは予選7位

10月3日(土) 天候:曇り 路面:ドライ
■公式練習結果:7位 1'29.052(千代)
■公式予選結果:7位 1'28.481(平手)

新型コロナウイルスの影響で7月半ばにようやく開幕となったSUPER GT2020シーズンはその後、急ピッチで進行し、10月より後半戦へ。富士スピードウェイで第5戦が行われた。これまでの4戦すべてでポイントを獲得と着実な戦績を挙げている3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」はウエイトハンデで優位に立てる後半戦を迎え、ここで大量ポイントを獲得しタイトル戦線に浮上することを目標に掲げていた。


秋らしい涼しい天気となったこの日、午前9時45分より公式練習が行われた。3号車GT-Rは今回、千代 勝正から走り出し、セットアップメニューを進行。2人のドライバーともにセットアップに好感触を持っていたが、セッション終盤になりストレートスピードが今ひとつ伸びないという問題が浮上する。この問題は拭われないまま予選本番に挑むことになった。

GT500クラスの予選Q1は午後2時33分にスタート。前戦に続き3号車GT-Rは、千代がQ1を担当した。開始から約1分後にコースインした千代は、そこから2周に渡りタイヤのウォームアップを進めターゲットラップとしていた計測3周目にアタックするが、気温が低かったせいかタイヤのパフォーマンスはまだ十分ではなくQ1を突破できるタイムをマークできず。だが続けてアタックに行った4周目に1分28秒541とベストタイムを更新することに成功し、8位で開幕戦以来のQ2進出を果たした。


Q1終了後、GT300クラスのQ2を経て行われた8台によるGT500クラスのQ2。
3号車GT-Rは平手 晃平が出走。8番手からどこまで浮上できるかに期待がかかった。そして平手もQ1の千代と同じルーティンで計測3周目にまずアタックし1分28秒481をマークすると、翌周も続けてアタック。セクター2まではベスト更新ペースも、トータルでは更新ならず。3号車GT-Rの決勝グリッド順は4列目7番手となった。

■千代 勝正コメント
「マシンの状況が本調子ではなかった中でQ1突破ができ、平手選手もいいアタックをしてくれたので、よかったと思います。明日はここ数戦より前の位置からレースをスタートすることができます。マシンの状態が回復すれば表彰台争いも十分可能だと思うので、久々のスーパーGTのレース生観戦を楽しみにしているお客様の前で良いレースができるよう頑張ります」

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5
「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」決勝レポート

スーパーGT第5戦、3号車GT-Rはリタイアに終わる

■10月4日(日) 天候:曇り 路面:ドライ
■決勝結果:リタイア (0周)(千代)

富士スピードウェイは決勝日も曇り気味の涼しい天気となったが、今季初の有観客開催ということでスタンドには前戦までにはなかった熱気が戻った。そんな中で午後1時30分、第5戦決勝フォーメーションラップがスタート。7番グリッドからこのレースに挑む3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は今回、千代 勝正がスタートドライバーをつとめた。

前日の予選でチームを悩ませたストレートスピードの問題が克服されていることをレース前のウォームアップ走行の際に千代は確認していた。さらにタイヤのコンディションも良好でレースペースについても自信を持っていた。したがって今季最高位タイの7番手からのスタートは、表彰台争いを十分可能にするものであるはずだった。だがそんなチームのプランは、スタート直後に脆くも崩れることになった。


ローリングスタートが切られると、久々となるスタンドのファンの熱気がドライバーたちに伝わったかのように1コーナーまでに各ポジションで激しい競り合いが繰り広げられる。そんな中で千代はクリーンにスタートをした上でレースペースの速さを活かし着実に順位を上げていこうと、この場面ではアクシデントを避けるために無理に前に出るようなアクションはしなかった。まだタイヤが温まり切っていない為、慎重にブレーキングし、1コーナーへのアプローチを開始する。だがそこに、アウトから並んでターンインしてきた1台が3号車のラインに被る形で接触してしまった。

接触自体はそう激しいものではなく、コースになんとか踏み留まれた千代は、ダメージは多少あるもののレースはそのまま続けられるものと思っていた。ところが次のTGRコーナーに差し掛かったところで突如、フロントカウルが脱落。さらにモニター類もシャットダウンしてしまい、レース続行は不可能に。3号車GT-R は66周のレースを1周もしないまま、ここで痛恨のリタイアを喫することになった。


■千代 勝正コメント
「本当にもったいないレース。接触自体はそう大きなものではなかったので、リタイアになるとは思いませんでした。レースペースにも手ごたえがあり、ここまでの4戦同様に着実なレース運びをしていれば表彰台争いができていたという自信もありました。今回はお客さんが今季初めて入ったレースで、平手選手にとってはGT100戦目のメモリアルレースということもあったので、なおさら残念です。ウエイトハンデでさらに優位になる次の鈴鹿で優勝して、今回のリベンジを果たしたいと思います」


2020 SUPER GT Round 4 MOTEGI GT 300KM RACE

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 4
「FUJIMAKI MOTEGI GT 300km RACE」予選レポート

スーパーGT第4戦、3号車GT-Rは予選10位

9月12日(土) 天候:曇り 路面:ウェット/ドライ
■公式練習結果:10位:1'38.600(平手)
■公式予選結果:10位 1'39.620(千代)

2020シーズン第4戦の舞台はツインリンクもてぎ。ここ数シーズンは11月開催の最終戦の舞台として定着しているコースだ。今回は9月開催となり、例年とはコンディションが全く異なる上にレース距離も昨年の最終戦より50km長い300km。さらに最終戦にはないウェイトハンデもあるという未知の戦い。午前中の公式練習でセッティングやタイヤのデータをいかに収集し、クルマを仕上げられるかが大きなカギを握ると考えられた。


雨は公式練習後も降ったりやんだりを繰り返したが、路面は午後3時11分の予選開始時は概ね乾いていた。雨は微妙に降っておりドライかウェットかタイヤ選択に悩んだ末、ほとんどのマシンがドライタイヤで10分間のQ1に挑んだ。今回は千代 勝正がQ1を担当。硬めのタイヤチョイスによるウォームアップにかかる周回数と雨がこの後強くなる可能性を考え、開始と同時にコースインした。


硬めのタイヤチョイスにより、ウォームアップに時間を要する為、アタックラップは4周目以降となった。4周目のアタックを完了した時点では、まだQ1通過ライン外であった。勝負は5周目。チェッカー間際にコントロールラインを通過すると千代はラストアタックに挑んだ。

そのラストアタックで3号車GT-Rは大きくタイムアップすることに成功し、7位に浮上。これでQ2進出というチームの目標は果たされたと思われた。ところが、この周に90度コーナーでコースオフしたマシンがあったため黄旗が出ていた。したがって千代のラストアタックのタイムは抹消となり、4周目のタイムが採用。速さがありながらも3号車GT-RはQ2に進めず、翌日の決勝は10番手からのスタートとなった。

■千代勝正コメント
「ここ2戦の課題が予選順位ということで、2機目のエンジンを投入した今回はなんとしても予選でQ2に行きレースで表彰台圏内まで浮上するという目標をチームとして掲げていました。ハーフウェットの路面状況でタイヤのウォームアップに苦労しましたが、最後はうまくラップをまとめることができました。しかし黄旗により結果は10位。抜きにくいもてぎでは予選順が特に重要なだけに残念です。明日はとにかく、自分たちのレースをするしかないです。戦略を工夫し、SC等のアクシデントにもうまく対応して、できるだけ順位を上げてフィニッシュできるよう頑張ります」


2020 AUTOBACS SUPER GT Round4
「FUJIMAKI MOTEGI GT 300km RACE」決勝レポート

スーパーGT第4戦、3号車GT-Rは7位で開幕戦から4戦連続ポイント獲得

■9月13日(日) 天候:曇り 路面:ドライ
■決勝結果:7位 (63周)2:03’39.288(平手→千代)

前日に続き、この日も朝からもてぎの上空は不穏な雲に覆われた。しかし雨が降り出すには至らず、ドライコンディションの下で午後1時に第4戦決勝のフォーメーションラップがスタートした。レースは序盤から荒れ、10周目にまずGT300の多重クラッシュが発生。ここでセーフティカーが導入され、15周目に再開する。そんな中で3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」のスタートドライバー平手 晃平は、スタートで前車が遅れたことに巻き添えを食う形で2つ順位を落とすが、その後は集団にぴったりと着く形でレースを進めていく。


チームは前半をミニマムの周回数に留めてアンダーカットで順位を上げるという戦略を採っていた。そして予定通りに26周を終えたところでピットインすると、ドライバーを千代 勝正に交代。だがアンダーカットは成功せず、3号車GT-Rは逆に順位を14位に下げ第2スティントをスタートさせることになった。

この展開はオーバーテイクの難しいもてぎでは万事休すだとも思われた。ところが、ここから千代の走りが3号車GT-Rを順位挽回へと導くことになる。平手から路面状況についてのアドバイスを受けた千代はこれに従いつつプッシュを開始。ピットアウトの際は離れていた前の集団に追いつくと、果敢にオーバーテイクを仕掛けていく。8号車と24号車が接触により後退し、12位に上がると35周目に11位、38周目に10位、40周目には9位へポジションアップ。もてぎとは思えないレース展開を見せた。


レースはこの後、44周目に前の2台が接触し2度目のセーフティカーが導入される。ここで1台が脱落し、3号車GT-Rは8位へ。タイヤの温まりに時間を要する3号車GT-Rにとってはリスタート後がネックだったが、千代はここを踏ん張り8位をキープするとタイヤに熱が入ってからは再びプッシュに転じ、53周目にヘアピンで36号車をオーバーテイク。その後もプッシュし続け、63周のレースを7位でフィニッシュした。これで開幕から4戦連続でポイントを獲得し、3号車GT-Rはタイトル戦線に生き残れるポジションを維持して後半戦へと向かうことになった。

■千代勝正コメント
「大変なレースでしたが、一方で“『戦えた』という感触があったレースでもありました。予選Q1でのタイム抹消が大きな要因となりましたが、レースでは前半の平手選手がマシンを綺麗な状態で渡してくれたことで、後半はリスクを負って攻めて行くことができました。後半戦では早い段階で、予選Q1を突破して上位グリッドからスタートし、優勝争いをしなければならないと思います。次の富士と鈴鹿では大量得点を獲ってタイトル争いに浮上できるよう頑張ります」


2020 SUPER GT Round 3 SUZUKA GT 300KM RACE

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 3
「FUJIMAKI SUZUKA GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT第3戦、3号車GT-Rは予選10位

8月22日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:14位:1'49.181(平手)
■公式予選結果:10位 1'47.631(平手)

富士スピードウェイで行われた第2戦から2週間のインターバルを経て、舞台は鈴鹿へと移動。SUPER GT 2020シーズンは第3戦を迎えた。予選ではやや苦戦も決勝では粘り強さを見せ、ここまで3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は開幕から2戦連続入賞を果たしている。だが、タイトルを争うためにはシーズンのどこかで大量ポイントの獲得が必須。コーナリングスピードが持ち味の3号車にとって、今回の鈴鹿はそのチャンスだった。


だが、最初の公式セッションとなるこの日の午前中の公式練習で3号車GT-Rは下位にに沈んでしまう。予定外のエンジン系の調整に追われ、セットアップメニューがスムーズに進まず、ロングランペースはまずまずも予選を前にショートランに課題を残すことになった。


午後3時の予選スタート時の路面温度は51℃と想定以上に上昇した。10分間の予選Q1で開始から約2分後と、早めの動き出しを見せた中の1台が平手を乗せた3号車GT-R。平手は2周のウォーミングアップを終え3周目にアタック、1'47.631をマークするも僅差ながらQ2進出ラインには届かず。3号車GT-Rは明日のレースを10番手からスタートさせることが決まった。午前中のフリー走行でのロングランが安定していた事から、前戦同様、決勝での追い上げに期待がかかる。

■千代 勝正コメント
「公式練習の際に予定外のエンジン調整に時間を費やさなければならなくなり、予選を想定したショートランでのシミュレーションが十分にできなかったことが予選結果に響いてしまったのだと思います。しかしレースペースの方は手ごたえがあり、明日も前戦同様レースの中で順位を上げていき、前戦以上のポイントが獲れるようにドライバー、チーム一丸となって挑みたいと思います」


2020 AUTOBACS SUPER GT Round 3
「FUJIMAKI SUZUKA GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT第3戦、3号車GT-Rは6位で3戦連続ポイント獲得

■8月23日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:6位 (52周)1:59’04.647(平手→千代)

この日も鈴鹿は真夏の暑さに見舞われ、気温は32℃、路面温度は50℃近くまで達した。52周で争われる決勝は、午後1時にスタート。レースはオープニングラップから各ポジションで激しい競り合いとなり、後方のGT300クラスで接触した1台がクラッシュ。早速セーフティカーが入るという波乱の幕開けとなった。

10番手からスタートした3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」のスタートドライバーは平手 晃平。セーフティカーラン中に前の1台がリタイアしたことで5周目のリスタートを9位で迎えると、その後しばらくは順位をキープする。だが15周目からは混戦の中で思うようにペースが上げられず、3号車GT-Rは12位で周回を重ねていく。


この序盤の混戦状況は織り込み済みで、レース前から早めのピットインでアンダーカットを狙うプランをチームは考えていた。3号車は22周目にピットインを敢行。前戦同様の迅速なピットワークでチームは後半スティント担当の千代 勝正をコースに送り出すと、千代もこれに応えるかのような力強いプッシュをアウトラップから見せる。全マシンがピットインを終えた27周目、3号車GT-Rは2台のアンダーカット成功に加え1台をオーバーテイクしたことで8位に浮上していた。


ここから先も3号車GT-Rは終始攻めのレースを展開する。前の1台がリタイアしたことにより36周目に7位へと浮上を果たすと、その後は6位狙いの接近戦へ。そして長いバトルは49周目に決着。ライバルが犯したシケインでのわずかなミスを千代は逃さずオーバーテイクに挑み、見事6位浮上を果たす。さらに残り3周も千代は5位浮上を狙い続け最終ラップのシケインでオーバーテイクのチャンスを掴むが、これは惜しくも叶わず。それでも3号車GT-Rは今季最高位の6位で第3戦のチェッカーを受け、開幕から3戦連続ポイント獲得を果たした。


■千代 勝正コメント
「昨日の公式練習でのロングランが良かったので、レースペースには自信を持っていました。これまでの2戦と同様にチームのピットワークが速かったことで、順位を上げることができ、タイヤの状況も良くて攻め続けることができました。6位は今日の流れを考えるとベストな結果だと思います。今回は同じ日産勢の23号車が予選2位から優勝という完璧な戦いをしたので、自分たちも次戦以降、23号車以上の戦いができるように頑張ります。たくさんの応援ありがとうございました。」


2020 SUPER GT Round 2 FUJI GT 300KM RACE

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 2
「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT第2戦、3号車GT-Rは12番グリッド獲得

8月8日(土) 天候:曇り 路面:ドライ
■公式練習結果:5位:1'28.771(平手)
■公式予選結果:12位 1'28.168(平手)

新型コロナウイルスの影響で変則スケジュールとなったSUPER GT 2020シーズン。第2戦の舞台は開幕戦と同じく富士スピードウェイ。その開幕戦で7位とまずまずのシーズンスタートを切った3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」が今回目指すのは、開幕戦より上位でフィニッシュすることだ。午前中に行われた公式練習ではニュータイヤで走行した平手 晃平が5位のタイムを記録し、ロングランを担当した千代 勝正のペースも安定。走り出しは前戦以上に順調だった。


この日の天気は曇りだったが雨の心配はなく、ドライコンディションで午後3時より10分間の予選Q1がスタート。各チームが動き出したのは、開始から2分を過ぎたあたりからだった。3号車GT-RのQ1を担当する平手も予選セッション開始から2分過ぎにコースイン。2周をかけてタイヤのウォーミングアップを行い、3周目にアタックを行った。翌周も続けてアタックに挑むもベストタイムは1'28.168に留まり、惜しくもコンマ2秒差でQ2に進むことはできなかった。明日のレースは12番グリッドからスタートすることになった。


■千代勝正コメント
「公式練習のときは前戦よりも上位との差がつまった感じでしたが、予選本番になると周りが予想以上に速く厳しかったですね。でも練習走行で実施した決勝を想定してのロングランのペースは安定していて、周りと比べてラップタイムも良かったので、明日のレースに向けては確かな手ごたえを感じています。12番手からのスタートになりますが、ひとつでも多くポイントを獲得できるよう頑張ります」

2020 AUTOBACS SUPER GT Round 2
「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」決勝レポート

スーパーGT第2戦、3号車GT-Rは8位でフィニッシュ。2戦連続ポイント獲得。

■8月9日(日) 天候:曇り 路面:ドライ
■決勝結果:8位 (66周)1:42’25.335(平手→千代)

SUPER GT 2020 第2戦の舞台、富士スピードウェイは前日からさらに暑さが増し、路面温度40℃を超える真夏のコンディション。午後1時、66周に渡る熱戦の火ぶたが切られた。12番グリッドの3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は、平手 晃平がスタートドライバーをつとめた。


平手はオープニングラップで2つポジションをダウンするが、周回を重ねてタイヤに熱が入ると徐々にペースを向上させ、13周目にひとつ順位を戻す。
反撃は後半スティントを担当する千代 勝正に託された。


その期待通りに3号車GT-Rは、ピットインを皮切りに反撃へと転じた。タイヤのライフにアドバンテージがあるということはピットイン戦略にも幅が持てるということで、周りの状況を見て29周目と早めに動く。その結果ピット作業が迅速だったこともあり、全マシンがピットワークを終えると3号車GT-Rは11位へと浮上していた。さらに千代はアウトラップから全開でプッシュし、23号車とのバトルを展開。37周目の最終コーナー、GT300車両に詰まった23号車のインをついてオーバーテイクに成功。入賞圏内の10位へ浮上した。さらに、9位を走る38号車との差を詰めていく。


9位を走る38号車に対してコーナーの連続するセクター3で差を詰め、最終コーナーでは真後ろまで接近する3号車。しかし、ストレートの長い富士において最高速に優れるライバルの突破口を開ける事は容易ではない。それでも千代は20周以上に渡り攻め続けたが、オーバーテイクはならず。レース終盤、アクシデントにより8号車が後退したことで、9位でチェッカーを受けた。レース後に上位の1台にペナルティが課せられ正式な順位は8位に昇格。2戦連続でポイントを獲得する健闘を見せ、第3戦以降の飛躍を期待させた。


■千代勝正コメント
「今回は決勝でのタイヤのパフォーマンスが非常に良く、マネージメントをあまり気にすることなくプッシュし続けることが出来ました。セッティングもウォームアップの際にアジャストした結果が良い方向になっていました。しかし、戦っているのがまだ下位のポジションというのが現実であり、もっと底上げを図っていかなくてはならないと思います。GT-Rはコーナーで速いので、次の鈴鹿ではもっとライバルとの差が詰められるはず。連続でポイントを獲得してチームの雰囲気も良いので、上位争いできることに期待しています」


千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2020年シーズンは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RでSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

11

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30