BLOG

Japansese / English

2018 SUPER GT Round 1 岡山

2018 AUTOBACS SUPER GT Round1
「OKAYAMA GT 300km RACE 」公式予選レポート

スーパーGT2018開幕戦、3号車は予選3位

4月7日(土) 天候:曇り時々雨 路面:ドライ/ウェット
■公式練習結果:12位 1’20.400(本山)
■公式予選Q1結果 : 6位 1'18.605 (千代)
■公式予選Q2結果:3位 1’27.486(本山)

スーパーGT2018シーズンが岡山国際サーキットで幕を開けた。GT500クラス3年目となる千代勝正は今季、新チームの「NDDP RACING with B-Max」から参戦。GT300クラスからステップアップしたチームだが、千代にとっては慣れ親しんだチームでありパートナーは昨年同様ベテランの本山哲と、戦力的に申し分のない体制でシーズンを戦う。幸先の良い今季のスタートを切るためにまずは上位グリッドを狙い、午後の予選に挑んだ。


3月半ばから全国的に異例の暑さが続くというのに、この日の岡山は真冬さながらの寒さとなり、午後になっても気温は10℃を下回った。GT500クラス予選Q1は午後15時05分にスタート。タイヤを温めにくい状況のためか、多くのマシンが早めに動き出した。そんな中、3号車のQ1を担当する千代は比較的遅めとなる残り8分の時点でコースイン。3周のウォームアップを経て4周目にアタックに挑むがタイヤは完全には温まり切らず、1’19.123をマークしQ2進出圏内に一時つけるも直後にライバル勢がこれを上回り圏外へと後退する。だが千代は翌周のアタックでそこからコンマ5秒以上更新する1’18.605 をマークし、最後に再び6位まで浮上することに成功。まずは幸先よくQ2進出を決めた。



GT500クラスのQ2はQ1後に突然降り出した雨が上がったばかりという、難しいコンディションで幕を開けた。開始からすぐに8台中7台がコースインし路面を確認、タイヤ交換のためにアウトラップ後ピットインするマシンも数台あるなど、各車に迷いが感じられる。そんな中、3号車の本山は同じウェットタイヤで走り続け、終始タイミングモニターの上位につけてみせる。4周目にマークしたベストタイム1’27.486で、ポールは決まりかとも思われた。しかし、その後2台が僅差で上回り、3号車はもう1周アタックに挑むもベスト更新はならず。惜しくも開幕ポールを逃すことになったが、Q1から3つ順位を上げ3位。開幕戦はセカンドローからスタートを切る事となった。


■千代勝正コメント
「NDDP RACING with B-Maxチームは今季からGT500で戦うということでチーム全員がオフの間ハードワークで準備を進めてくれていたので、開幕戦は良いスタートを切りたいと思っていました。そんな中、午前の練習走行では路面コンディションが途中で変わってしまったことでドライもウェットもどちらも充分にセットアップを進めることができず、予選シミュレーションも行えなかったことで、Q1はなんとか1周をまとめた、という感じです。明日も難しいコンディションとなる可能性がありますが、3番グリッドは良いポジションですし、そこから先もチェッカーまで表彰台圏内で戦えると思ってます。明日のレースがとても楽しみです」

2018 AUTOBACS SUPER GT Round1
「OKAYAMA GT 300km RACE 」決勝レポート

スーパーGT2018開幕戦、3号車は7位フィニッシュ

4月8日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:7位(82周)1h56’13.743(本山→千代)

2018シーズン開幕戦の決勝が岡山国際サーキットで行われた。気になる天候は午前中こそ前日同様、不安定でサポートレースでは急に降ってきた雨により混乱が起きたが、午後には落ち着き、午後2時40分からのレースは晴天の下、ドライコンディションでスタートした。


GT500のデビュー戦を3番手という好位置からスタートさせる3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は、本山 哲が前半スティントを担当した。そしてスタートでは新スタート方式に混乱したのかイン側で前に詰まる形で2台に先行を許すも、スティント序盤はタイヤと燃料をセーブする作戦に切り替えたことが奏功し、15周目あたりから徐々に挽回していく。ジャンプスタートで前の2台がドライブスルーペナルティを取られたことで25周目4位に浮上すると27周目には3位に5秒差、32周目には3秒差、34周目には2秒差、35周目には1.7秒差まで挽回し38周目にピットイン。表彰台圏内再浮上は後半スティントの千代 勝正に託された。




ところがタイヤ無交換作戦のマシンに先行を許す形となり、3号車は6位に後退しコースへと復帰。さらにここから千代はタイヤのピックアップに悩まされ、なかなかペースを上げることができなかった。その結果混戦の中に入ってしまった3号車はしばらく我慢の周回を続けることになり、56周目には7位、61周目には8位、62周目には9位まで順位を下げてしまう。だが、ここから千代が粘りの走りを見せ、69周目に再び8位に順位を復帰させると、その後も7位の背後につけ、さらなる順位浮上を狙っていく。ペースで勝っていても狭い岡山のコースでGT300クラスをかわしながらのオーバーテイクは難しく、なかなか突破口を見つけることができなかった千代だが、残り3周のところでついにオーバーテイクを決めると、そのまま7位でチェッカー。チームの新たな挑戦となるGT500クラスデビューイヤーを、まずまずの結果でスタートさせることになった。


■千代勝正コメント
「後半スティントはタイヤのピックアップの影響が大きく、序盤から苦しい展開になってしまいました。また開幕戦ということで着実にポイントを獲得したいという意識もあり、正直なところ、いつもよりアグレッシブに攻めることができなかったというのもあったと思います。でも、結果的にチームにとってはGT500のデビュー戦でまずはポイントが獲れて良かったと思います。上位で戦えるポテンシャルはあるので次に向けて課題をしっかりクリアしていけば、成績もどんどん向上していくと思います。次戦、富士では更に上位を目指します。応援、宜しくお願いします!」


2018 SUEPR GT 参戦体制発表

今シーズンの体制が発表になりました。先ずは、GT500デビューから2年間共に戦ったMOLAチームの皆様、GT500ルーキーだった自分をここまで育てて下さり、有難うございました。この2年で積み重ねた経験を生かして、必ずチャンピオンを獲ります。

GT500クラス参戦3年目となる今年はNDDP Racing with B-MAXチームに所属し、長谷見昌弘監督のもと、本山哲先輩とのコンビでチャンピオンを目指します!
Car No.3 CRAFT SPORTS MOTUL GT-Rへの熱い応援を宜しくお願いします!!


I will race in Super GT championship for #3 CRAFT SPORTS MOTUL GT-R along side of Motoyama-san working with NDDP Racing with B-MAX directed by Hasemi-san for 2018 season!!
Really looking forward to it and just pedal to the medal!!


SGT MOTEGI (Rd.8) レポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8
「MOTEGI GT GRAND FINAL 」公式予選レポート

スーパーGT最終戦、46号車は予選4位

11月11日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:13位 1’38.418(千代)
■公式予選Q1結果:1位1'37.224(千代)
■公式予選Q2結果:4位 1’37.530(本山)

SUPER GT2017シーズンは、ツインリンクもでぎで最終戦を迎えた。今季前半は他メーカーの後塵を拝する事となった日産陣営だが、その後、徐々に戦闘力を上げ46号車「S Road CRAFTSPORTS GT-R」は第3戦で予選2位、第4戦で決勝2位を獲得した。しかし、以降はトップを争える速さを見せながらも結果に恵まれず、最終戦を前にチャンピオンの権利を失うことになった。この最終戦では、ポテンシャル通りの結果を出すことがチームの目標となる。


予選日のもてぎは爽やかな秋晴れとなり、気温17℃、路面温度22℃と、この時期らしからぬコンディションで午後2時20分からの予選はスタート。午前中の公式練習ではセットアップに苦戦しベストタイムはクラス13番手とやや出遅れた46号車だったが、本番ではきっちりと修正し本来の速さを発揮することになった。


Q1に出走したのは千代勝正。15分間のセッションの中、各マシンは残り9分となってから動き出した。46号車は残り8分でコースインすると2周をウォームアップに使い、最後の1ラップでアタックを敢行。他のマシンも同様の戦略を採り、チェッカー前後で順位は目まぐるしく変化することになる。そんな中、1’37.224をマークしトップに躍り出たのが46号車の千代だった。


公式練習後にセットアップを大幅に変更し、ぶっつけ本番のアタックとなるも、千代の攻めの姿勢が奏功することになった。その後数台が接近するタイムをマークしたが46号車には届かず。46号車は堂々トップでQ2へと駒を進めた。


GT500クラスのQ2は午後3時05分にスタートした。12分間のQ2では、残り8分となったところで各マシン、コースイン開始。本山哲を乗せた46号車は5番目のポジションでコースインすると2周のウォームアップラップを経てQ1の千代と同様、最後の1ラップでアタックをかける。そして同じくマシンの調子が上向いたことを感じた本山は「やや攻めきれなかった」ながらも1’37.530の好タイムをマークし、4位で予選を終了。セカンドローからスタートする明日のレースで、今季2度目となる表彰台獲得の期待を膨らませることになった。


■千代勝正コメント
「朝の公式練習ではクルマのバランスが悪く、修正するのに時間を割くことになったのですが、最後の予選シミュレーションの時点でもあまり改善は進まずタイヤのグリップも低い状況でした。そして、さらに大幅にセットアップを見直すことになったので正直、予選は厳しいと感じていました。ぶっつけ本番の中でQ1突破ギリギリだと思い必死に攻めた結果、トップタイムだったのは驚きでした。改善が進んでいた上、路面コンディションとタイヤとのマッチングが良かったという相乗効果もあったと思います。クルマは良い方向に向かっているので、さらに微調整して明日のレースではとにかくベストを尽くしたい。今季最後のレースなので良いレースをして優勝を狙いたいと思います」

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8
「MOTEGI GT GRAND FINAL」決勝レポート

スーパーGT2017最終戦決勝、46号車は6位でフィニッシュ

11月12日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:6位(53周)1h32’05.438(千代→本山)

2017シリーズファイナルを迎えたもてぎは前日同様の秋晴れに恵まれ、大勢のファンの声援を受けながら絶好のコンディションの下で第8戦決勝は行われた。最終戦のセレモニーを終えた午後1時30分、パレードラップ、フォーメーションラップを経て今季最後の戦いの火ぶたが切られた。


4番グリッドから今季2度目の表彰台を狙う46号車「S Road CRAFTSPORTS GT-R」の第1スティントを担うのは千代勝正。スタートで4位をキープした千代は昨日の予選で見せたパフォーマンス同様のハイペースで序盤から3位にプレッシャーをかけ続けるが、オーバーテイクへの突破口をなかなか見つけられず、逆にバトルの間に追いついてきた後続に5周目にオーバーテイクを許してしまう。しかし、その翌周に4位を取り戻すと、さらにその翌周には前の1台がトラブルでピットインしたことで3位に浮上。早くも表彰台圏内に入れるという、理想的な展開をつくった。その後も安定したペースで走り続けた千代は、後続からの猛攻を受けるもしっかりと抑えた上にギャップを築き、26周目にピットイン。第2スティントを担当する本山哲に表彰台獲得は託された。



上位勢の中で最も遅いピットインとなったが、この間に他車3台にアンダーカットを許し、46号車は6番手まで順位を落とし第2スティントをスタートさせることになる。


本山に代わってもハイペースは変わらず、表彰台圏内へ再び浮上するチャンスは充分あると思われた。常に周回遅れをかわしながらレース後半を安定したペースで走り続けることは決して簡単ではないが、そこはベテランの本山。5秒以上の差があった前2台に徐々に近づいていくと残り5周で完全にロックオン、48周目には5位の背後につけることに成功する。だがハイペースで走り続けたことでここからバトルに持ち込むほどのタイヤパフォーマンスは残されておらず、46号車は5位にコンマ3秒差ながら6位のまま53周をフィニッシュ。期待された今季2度目の表彰台は叶わなかったが、サーキットを訪れた大勢のファンに46号車とドライバーの速さを大いに印象づけシーズンを終えた。


■千代勝正コメント
「スタートからペースは良く序盤は見せ場があったものの、執拗なブロックに遭い攻略に時間がかかったことでトップ2台にギャップを築かれてしまったのは残念でした。開幕戦から前半はスピードに苦しみ、その後も不運があり、自分自身の反省点も多かった今シーズンでしたが、この最終戦ではクルマのパフォーマンスが上がったことを証明することが出来たと思います。ミシュランやニッサン、ニスモがノーハンデでもここまで戦えるという状況を作ってくれたことに感謝しています。表彰台には届きませんでしたが、来季に向けて非常にポジティブな内容の最終戦だったと思います。今シーズンも沢山の応援、有難うございました!」


SGT Thai (Rd.7) レポート

スーパーGT第7戦、46号車は予選14位

10月7日(土) 天候:曇り 路面:セミウェット
■公式練習結果:1位 1’24.210(千代)
■公式予選Q2結果:14位 1’32.023(千代)

真夏の3連戦を終えたスーパーGT 2017シーズンは、約1カ月半のインターバルを経てタイ・ブリラム地方に位置するチャン・インターナショナルサーキットで第7戦を迎えた。
2014年の初開催から毎年、熱帯特有の暑さの中、晴天の下で行われてきたタイラウンドだが、今年は雨絡みのレースとなった。

S Road CRAFTSPORTS GT-Rは土曜午前中の公式練習で千代勝正が専有走行時間帯にコースレコードを上回るトップタイムをマークと、幸先良いスタートを切った。


この日のブリラムの天気は不安定で、午後のピットウォーク時には雨が降りはじめる。
その後、雨は上がったものの路面にはウェットパッチが残り、午後3時20分からの予選Q1はウェット宣言が出される中での走行となった。


路面は乾いていく方向だったが、セッション中にまた雨が降るとの予報もあったことから全マシンが予選開始からウェットタイヤでコースイン。
46号車は千代勝正がQ1に挑んだ。予選Q1開始早々、予報通り雨が降り始め、各マシンは雨量が増える前にタイムを出すべくアタックを開始する。
コース上が混雑する中で千代も計測2周目にアタックに行くが、トラフィックに遭いタイムは1’32.023に留まる。

刻々と路面状況が変化する中、殆んどのマシンが2セット目のウェットタイヤを投じて、アタックを続けていく。
46号車の千代も2セット目のウェットタイヤでQ2進出を賭けてコースイン。しかし、この時の路面状況に今ひとつタイヤはマッチせず、タイムは伸び悩むことに。計測2周目にはセクター1、2ともに僅かながら自己ベストをマークし期待がかかったが、セクター3で縁石に乗りスピン。翌周に再度アタックするが、タイヤのパフォーマンスはピークを過ぎておりベストタイム更新はならなかった。ドライ路面では絶好調の46号車だったが、ウェット路面には苦しむことになり、結果は14位。Q2進出を果たすことはできなかった。


■千代勝正コメント
「練習走行でセッティングをアジャストしていった結果、ドライコンディションではクルマは満足のいく仕上がりとなりました。しかし、予選はウェットコンディションになり、しかも乾きかけだったことで1セットあたり1、2周しかタイムが出ないという難しい状況に。2セット目はドライかウェットか微妙な状況の中で最もドライ寄りのウェットタイヤを選択したのですが、路面とのマッチングに苦しみ、難しい予選となりました。でも、ドライコンディションに関しては良い感触を持っているので決勝で雨が降らなければ、上位まで追い上げられると思います」


スーパーGT第7戦決勝、46号車は10位で1ポイントを獲得

10月8日(日) 天候:晴れ 路面:ウェット/ドライ
■決勝結果:10位(65周)1h42’49.870(本山→千代)

終日天候が不安定だった予選日とは異なり、決勝日のチャン・インターナショナルサーキットは朝から好天に恵まれた。
ところが午後3時の決勝スタート直前に突如、上空に雨雲が現れ、激しい雨が落ちてくる。
グリッド上で各マシンは、急いでドライタイヤからウェットタイヤへの交換作業を行った。だがフォーメーションラップが開始される頃にその雨はやみ、上空には再び青空が広がりはじめる。各マシンがタイヤ選択に悩む中、レースはセーフティカー先導でスタートした。


レースは3周目にセーフティカーが離れてリスタート。前日の公式練習でトップタイムをマークしたが、予選では14位に沈み、後方グリッドからスタートすることになった46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」は正攻法のレインタイヤを選択するとスタートドライバーの本山哲がドライタイヤ勢をパスし、リスタート1周目に11位までポジションを上げる。
10周目を終えたところで間もなくドライタイヤ優位の路面になると判断した46号車はピットインし、ドライタイヤへとチェンジして再びコースへと戻った。


その後、レインタイヤを選択してスタートしたライバル勢も次々とピットインしドライタイヤに交換。開始から10数周で完全にドライのレースとなったことで、ここから46号車の追い上げに期待がかかる。だが、このとき選んだドライタイヤでは想定よりペースを上げることができず、順位は伸び悩むことに。46号車の戦略はこのままタイヤ交換無しでチェッカーまで走り切るというものだったが、この状況を打破するためにタイヤ交換の実施を決断。予定より早い31周目にピットインし、ドライバーを千代勝正に代えて戦線へ復帰した。



予定外のタイヤ交換がタイムロスとなり、トップ10圏外の12位から追い上げることになった46号車だが、ハイペースでラップを重ね、レース終盤には11位走行中の8号車に追い付くと57周目にオーバーテイク。11位へと浮上する。入賞圏内の10位に向けてプッシュし続ける中、残り2周の時点で上位1台がマシントラブルでストップ。この結果、46号車は10位でチェッカーを受け、1ポイントを獲得した。


■千代勝正コメント
「タイヤ無交換でいければ8位か9位あたりでコースに戻れたかもしれませんが、雨上がりの路面でタイヤへの影響が大きかった様で、計算通りに行きませんでした。ポイントは獲得出来ましたが、クルマの調子としてはもっと上位が狙えるものだっただけに残念です。これで残りは最終戦のみになりましたが、今シーズンは、速さをなかなか結果に結びつける事が出来ていないので、最後はしっかりと結果を出してシーズンを終えたいと思います。たくさんの応援ありがとうございました。」


2017 BLANCPAIN GT SERIES ENDURANCE CUP FINAL


2017 第5戦/ブランパン エンデュランスシリーズ 2017/9/29-10/1
バルセロナ(スペイン)レースレポート

トラック:Circuit de Barcelona - Catalunya(バルセロナ空港から約43km1時間弱の距離に位置)
コース長:4.655km コーナー数:16 標高:120m 高低差:30m
マシン:23号車 Motul Team RJN Nissan (NISSAN GT-R Nismo GT3)

2017ブランパンGT 耐久シリーズ最終戦 後方46位から見事な追い上げを見せ13位チェッカー!

スペイン・カタロニア自治区独立運動の影響が懸念される中、2017ブランパンGTシリーズエンデュランスカップ最終戦がスペイン東部カタルーニャ州バルセロナ近郊北東部に位置するカタロニアサーキットで開催された。このサーキットは高速から低速までバランスの取れたテクニカルなコースレイアウトと、温暖で安定した気候からテストコースとしても多用されている。タイヤに負荷がかかる高速右コーナーと低速からの右コーナーの立ち上がりが多い為、左リアタイヤのマネージメントが重要となっている。

1kmの長さを誇るホームストレートもカタロニアサーキットの特徴だが、今回は最終コーナー前のシケインを使用したコースレイアウトとなっている為、スリップストリームを使ったホームストレートでのオーバーテイクは容易ではない。レースフォーマットは3時間。3名のドライバーが各々、約1時間前後を走行し、3時間後のチェッカーを目指す。ルーティン通りにいけばピットインは2回。

エントリー台数は50台。千代勝正はこの最終戦にチームメイトのルーカス・オルドネス、アレックス・バンコムと共に挑んだ。



9月30日(土) 練習走行 9:00-10:30 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:20.2℃ トラック:18.2℃
■公式練習結果:23位 1’48.833(ルーカス・オルドネス)
エントリー50台中、48台が出走。ドライコンディションの中、23号車は数回のピットインを繰り返しセットアップを進めていった。
2本のストレートと2か所の高速コーナーではまずまずのスピードがあるが、最終セクションのテクニカルコーナーの攻略がキーポイントの様だ。



9月30日(土) 予備予選 17:05-18:35 天候:雨 路面:ウエット 気温:20.8℃ トラック:21.5℃
■公式予備予選:13位 2’00.280(千代勝正)
午後から次第に雲が多くなり空を覆う。サポートレースの影響で25分のディレイで予備予選が開始され、各車コースインと同時に小雨模様となった。
開始7分、難しい路面コンディションの中、千代が全体で13番手のタイムを記録した。
セッション後半には次第に雨足が強くなり、ウォータースクリーンで前車が見えない程のヘビーウェットとなった為、各車ともタイムアップ出来ずセッション終了となった。


10月1日(日) 予選 9:00-10:00 予選開始時 天候:曇り 路面:ウエット 気温:19.1℃ トラック:18.0℃ 予選終了時 天候:曇り 路面:ドライ 気温:20.2℃ トラック:18.4℃
■公式予選:46位 1’49.731(ルーカス・オルドネス)
朝から多くのモータースポーツファンが詰めかけ、各ホスピタリティやイベント広場などで賑わう。
早朝の雨も止み路面もかなり乾いて来たが、所々ウェットパッチが残る状態で予選が開始され、Q2からはほぼドライコンディションとなった。


Q1:アレックス担当 2’02.288
セッション開始と同時にウェットタイヤでコースイン。開始3分、最終コーナー先のストレートで他車がマシン前部を大きく破損するクラッシュが発生。
直ぐに赤旗中断となる。約10分の中断後に再開。5LAP目に2’02.288を記録するが32位となる。



Q2:千代担当 1’51.586
千代はドライタイヤでコースインすると序盤路面にまだ水が残る中でトップタイムをマークするなど順調な滑り出しを見せるが、ラスト数分で路面が急激に乾き、ライバル勢がタイムを大幅に上げる中、千代は最終ラップで痛恨のトラフィックに当たり、クリアラップとはいかなかったものの、8LAP目に1’51.586を刻み19位となる。


Q3:ルーカス担当 1'49.731
ルーカスも同様にドライタイヤでコースイン。刻々と路面状況が良くなる中2セットのNEWタイヤを使いアタックのチャンスを狙っていくが、アタックラップに最終のシケインで、前との距離を開けるためにスローダウンする車両に引っかかってしまい、クリアラップを取ることができず、トップから3.7秒遅れの1'49.731がベストラップとなった。

この結果、予選は46位(23列目グリッド)となり、決勝は第3戦ポールリカールと同様にグリッド後方の厳しいポジションからのスタートとなった。


10月1日(日) スタート進行・決勝レース前グリッドウォーク
■14:00 午後から強い雨が降ったが、次第に止み決勝スタート進行が開始された。
23号車は14:10にピットを離れコースイン。続いてグリッドウォークが行われ、ヨーロッパをはじめ日本から応援に来たファンの姿も見受けられた。


10月1日(日) 決勝 15:00-18:00
■決勝:13位 1’50.532
【スタート時】 15:00 46位 LAP00 天候:曇り 路面:ドライ 気温:19.1℃ トラック18.0℃

スターティングドライバーはアレックスが担当。SC先導でフォーメーションラップが開始され、曇天の下まだ乾いていない路面コンディションの中、
48台のGT3マシンが一斉に1コーナーを目指しスタート。大きな混乱も無く3時間先のチェッカーを目指す。23号車アレックスはオープニングラップで
13台を抜き33位でメインストレートを通過。その後もオーバーテイクを繰り返していく。


開始30分、他車のアクシデントによりFCY(フルコースイエロー)から2周のSC導入となり9LAP目にリスタート。
その後、1'52-1'54秒台で走行し、29LAP目に他車のピットインなどにより12位でセカンドスティント担当の千代にドライバーチェンジ。


給油とタイヤ交換のフルサービスを行い、ピットアウト。千代は30位でコースへ復帰すると1'52秒台のペースで更に追い上げる。
1時間のスティントの間に次々と前車をパスしていき、サードスティント担当のルーカスにバトンタッチする時には16位まで順位を上げていた。


59LAP目にルーカスにドライバーチェンジ。22位でコースへ復帰したルーカスも地元の意地を見せ64LAP目にはチームベストの1'50.532を記録。


16位まで順位を上げたところで膠着状態になるが、レース終盤、他車のペナルティーなどにより更に順位を上げて92LAPを走り切り、
46位スタートから33台抜きの13位でチェッカーを受けた。


ピット内では千代、アレックス、メカニック、チームスタッフ、そしてNISMO田中総監督がこの最終戦と今シーズンの労をねぎらった。
23号車のGT-Rは千代とアレックスドライブ中に最高速タイとなる270kmを記録した。
(決勝:49台出走、41台完走)


【千代勝正コメント】
この最終戦もかなりタフなレースでしたが、マシンの調子も良く、タイヤマネージメントもしっかり出来ていたので、ポジションを上げていくことが出来ました。上位には届きませんでしたが、46位からスタートして最終的には33台抜きの13位と言う結果はチームの皆が頑張り、僕達が出来る事は全てやってベストを尽くした結果だと思います。
今シーズンは思う様に結果が出せなくて、すっきりしないレースが続いたにも関わらず沢山の応援、本当に有難うございました。ブランパン3度目の挑戦は2年前(2015年シーズン)の様には上手くいきませんでしたが、毎年レベルが上がるこのシリーズにまたこうしてチャレンジ出来、激戦の中で学べることは多かったと思います。


千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2018年シーズンは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RでSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

4

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30