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SGT FUJI (Rd.5) レポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round5
「FUJI GT 300km RACE」公式予選レポート

スーパーGT第5戦予選、46号車は8番手グリッドから決勝に臨む

8月5日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:8位 1’30.568(千代)
■公式予選Q2結果:8位 1’30.777(本山)

スポーツランドSUGOで行われた第4戦から2週間という短いインターバルを経て、真夏の3連戦の第2弾となる「AUTOBACS SUPER GT Round 5 FUJI GT 300KM RACE」が富士スピードウェイで開催された。同じ富士で行われた第2戦では開幕戦の不振の流れからノーポイントに終わった46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」だが、今回の富士は第3戦で4位、第4戦では2位と上り調子で第5戦を迎えた。


朝の時点ではこの時期としてはやや涼しい気候だったが、その後は晴天となり、気温は上昇。
そんな中、午後2時55分よりGT500クラスの予選Q1がスタート。46号車は千代勝正が出走した。

15分間の予選セッションでコース上に動きが見られたのは開始から5分を過ぎてからだった。まず2台がコースに入る。その2分後から各車続々とコースインしていく。千代は残り7分58秒でコースイン。2周のウォームアップを経てアタック開始。うまく纏めた千代は1’29.520と午前中のベストタイムを一気に約1秒縮めることに成功。46号車はQ1を2位で突破し、Q2へと駒を進めた。


午後3時40分よりGT500クラスのQ2がスタートした。Q2を担当する本山哲は2周のウォームアップを行いつつ前後の間合いをとると3周目にアタックを開始。Q2に向けてインターバル間にセッティング変更を加えてのアタックとなったが、タイム1’30.777に留まり、46号車は決勝レースを8番手からスタートすることになった。


■千代勝正コメント
「午前中の公式練習から大幅にセットを変えてQ1に挑んだのですが、オーバーステアが強く、なんとかコントロールして1周はタイムを出すことが出来ましたが、クルマはまだ理想的な動きをしていないので、明日の決勝に向けては、更に良くなるようにマシンを調整してもらい、ひとつでも多くのポイントを獲れるよう、最後までプッシュし続けて追い上げたいと思います」

2017 AUTOBACS SUPER GT Round5
「FUJI GT 300km RACE」決勝レポート

スーパーGT第5戦決勝、46号車は11位フィニッシュ

8月6日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:11位(66周)1h45’38.883(千代→本山)

富士スピードウェイはこの日、朝から晴天に恵まれた。午後3時25分の時点で気温は29℃、路面温度は36℃と、前日の予選時を上回るコンディションのもと第5戦決勝がスタート。8番手のポジションからスタートする46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」は千代勝正が第1スティントを担当した。


前日二人のドライバーを悩ませたクルマのバランスは、この日も大きな改善は見られなかった。そんな中、千代はスタートで8位をキープすると7位と1秒差内でその後もなんとか周りと同ペースで走行を続ける。そして8周目にGT300クラスに追いつくと膠着状況に変化が訪れることになるが、トラフィックに引っ掛かった際のロスはいつもより大きく、10周目に1台、11周目には2台にかわされることになり、46号車はポイント圏外の11位へと後退することになってしまった。


23周目、1台がピットインしたことをきっかけに各車のルーティンピットインが始まった。中盤に入っても千代の我慢の走りは続いていたが、他車のピットインにより前がクリアな状況となったことで46号車はGT500クラスの中では最後となる33周目までピットインを引っ張り、前とのギャップを埋めることに成功する。千代は第2スティントを担当する本山哲にステアリングを託し、本山は9位でコースに復帰した。


9位でコースに復帰した46号車だが、すぐ後ろに2台が迫っており、タイヤの温まりの差からアウトラップ周回に再び11位へと後退。本山も我慢の走りを強いられることになる。そして最後まで状況は好転することなく、46号車は66周のレースを11位でフィニッシュ。連続入賞は2戦で途切れることになった。


■千代勝正コメント
「レースの状況はかなり厳しく、週末を通して不調を奪回することが出来ませんでした。今回の結果を重く受け止め、その原因をしっかりと分析して、チームと共に協力して、勝てる46号車を作っていかなければならないと思います。次の鈴鹿はテストでも調子が良かったので、そのデータをもとにレースウィークをうまく組み立てて挑みたいと思います。まだまだシーズンを諦めてはいません。たくさんの応援ありがとうございました!」


TOTAL 24 Hours of Spa

2017 ブランパン エンデュランスシリーズ第4戦 2017/7/26-7/30
TOTAL 24 Hours of Spa レースレポート

トラック:スパ・フランコルシャンサーキット(ベルギー首都ブリュッセルから東南東140kmアルデンヌの森に位置)
コース長:7.004km コーナー数:20 高低差:104m
マシン:23号車 Motul Team RJN Nissan (NISSAN GT-R Nismo GT3)


「2017ブランパンGT 耐久シリーズ第4戦 完走率55%の過酷な24時間レースを13位で完走」

2017ブランパンGTシリーズ耐久第4戦 がベルギーの首都ブリュッセルから東南東140kmのアルデンヌの森に位置するスパ・フランコルシャンサーキットで開催された。
コースにはオールージュと呼ばれる名物コーナーがあり、目の前に壁の様に立ちはだかる右コーナーの上り坂で強烈な縦横Gが発生し最も危険かつチャレンジングなコーナーとなっている。もう一つの名物としてスパウェザーと呼ばれる激しい天候の変化が挙げられる。例年、レース中に天候が変化し、気温も日中は27度前後、深夜には5度前後まで下がる気温差が大きいレースとなっている。スケジュールは通常とは違い水曜日にサーキット〜スパ市内往復のパレードラン、木曜日に練習走行、予備予選、予選、夜間予選、金曜日にスーパーポールと呼ばれる上位20台による予選が行われる。そして、決勝レースは土曜日の夕方にスタートして24時間後の日曜日の夕方にゴールを迎える。途中、アクシデントなどが発生するとFCY(フルコースイエロー)やSC(セイフティーカー)導入となり安全を確保している。レースフォーマットは24時間後のチェッカー順位となってる。

今回のTOTALスパ24時間レースはブランパンGTエンデュランスシリーズ/インターコンチネンタルGTチャレンジの一戦としてエントリー台数63台で行われる。
千代勝正はチームメイトのルーカス・オルドネス、アレックス・バンコムと共に3度目(2014、2015、2017年)のスパ24時間レースに挑んだ。

【レースウィークスケジュール】
7月26日(水) パレードラン(サーキット⇔公道⇔スパ市内)
7月27日(木) 練習走行
7月27日(木) 予備予選
7月27日(木) 予選
7月27日(木) 夜予選
7月28日(金) ウォームアップ
7月28日(金) スーパーポール(上位20台による最終予選)
7月29日(土) 決勝スタート(午後4時半)
7月30日(日) 決勝ゴール(午後4時半)


■7月26日(水) 沿道の多くの声援を受けながらスパ市内へ向けパレードラン
13:50 メインストレート側グランドスタンド席を使って参加ドライバー全員によるオフィシャル記念撮影が行われた。



15:00 レースウィーク中のイベントとされているパレードランが行われスパ・フランコルシャンサーキットから北西に位置するスパ市内までの公道10kmを往復走行。
沿道では各参加車両に暖かい声援が送られた。スパ市内に到着するとメイン会場のカジノ特設ステージ横にピュアレッドのボンネットが印象的な23号車と22号車が並べられた。
千代を含めドライバー達はサイン攻めにあい、大盛況となった。お年寄りから子供まで幅広い年齢層で賑わっていた。


7月27日(木) 練習走行 11:50-13:20 天候:曇り 路面:ドライ 気温:17.7度 トラック:18.5度 タイヤ:ピレリ(ワンメイク)
■公式練習結果:10位 2'21.274(千代勝正)
今シーズン最多となる63台が出走。ドライコンディションの中、23号車は数回のピットインを繰り返し順調にセットアップが行われた。その中、千代が10番手タイムを記録してまずまずの滑り出しとなった。


7月27日(木) 予備予選 17:45-18:45 天候:曇り 路面:ドライ 気温:19.0度 トラック:18.9度
■公式予備予選:5位 2'19.941(ルーカス・オルドネス)
セットアップが進み、コース上にもラバーが乗ってきた為か各車共に2〜3秒のタイム短縮が見られた。23号車はルーカスのアタックにより7LAP目に5番手タイムを計測。


7月27日(木) 予選 20:10-21:25 天候:曇り 路面:ドライ 気温:16.0度 トラック:15.7度
■公式予選:35位 2'19.572(ルーカス・オルドネス)
20時過ぎから1時間15分のセッションだがコースはまだまだ夕方前の日中の様に明るい状態。6LAP目のアタックで予備予選よりタイムを更に0.36秒縮めたが、予選中に電気系のトラブルが発生し、その後十分にアタックを出来ないままセッション終了となり、この時点で35位。残されたチャンスは、30分のインターバルを挟んで行われるナイトクオリファイ(夜予選)のみとなった。


7月27日(木) 夜予選 21:55-23:55 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:12.2度 トラック:13.4度
■夜予選:4位 2'18.924(ルーカス・オルドネス)
この時間はちょうど夕暮れから暗くなる時間帯で気温も少し下がった。セッション開始から少しの間、他車とコースの様子を見てからコースイン。
開始30分後、ルーカスのアタックで5LAP目に2’18秒台に突入して4位となる。一時は35位まで沈んだ予選だったが、この起死回生のアタックで予選結果は総合9位となり、上位20台で争われるスーパーポールへの進出を果たした。


7月28日(金) スーパーポール 19:30-20:00 天候:曇り 路面:ドライ 気温:19.0度 トラック:19.1度
■スーパーポール:10位 2'18.084(ルーカス・オルドネス)
予選の上位20台のみが出走出来るスーパーポールが開始された。
この予選は1台づつタイム計測を行うものでトラフィック等、他車の影響が無くタイムアタックが可能な予選となっている。
23号車は12番目のアタックで19:43にコースイン。2ラップ目に2’18.084を記録してアタック終了。セクター3全体ベストを記録しこの時点で5番手タイム。ルーカスがピットに戻り千代、アレックス、ルーカスの3名とチームスタッフがタイミングモニタを見つめ、残りの8台のアタック完了を待つ。
最終結果として10番手タイムとなり、決勝は5列目グリッドから24時間レースのスタートを切ることとなった。



7月29日(土)〜30日(日) TOTAL SPA 24時間レース決勝 16:30-翌日16:30 FINISH 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:27.7度 トラック37.2度
■決勝:13位完走 (出走63台)

16:00 決勝スタート30分前。好天の中グリッドウォークが行われた。オールージュ手前ストレート上にル・マン式スタートの様に斜め前向きに全マシンが並べられ、グリッド上は多くのレース関係者・ファンで大混雑。ここベルギーでもGT-Rの人気は高い様だ。


16:30 スタートドライバーはアレックスが担当。
青空の下、大観衆が見守る中ドライコンディションで各車、24時間先のチェッカーを目指してローリングスタートを開始。

スタート直後のオールージュは混乱も無く、9位で通過。3LAP目からは11位で走行を重ねる。
同チームの22号車は予選の大クラッシュから徹夜でマシンの修復作業が続けられ、無事に決勝に間に合い、日本から初参加のGoodSmileRacingチームの00号車と一緒にピットスタートしていった。


55分経過 17:25 LAP24 
最初のピットインを行い「アレックス→千代」にドライバーチェンジ。
フルサービスを受けピットアウトすると千代は軽快に飛ばし、LAP28に10位、そしてLAP36に9位まで順調に順位を上げる。

2時間経過 18:30 39位 LAP48【ルーカス】 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:26.8度 トラック31.0度 TOPと1LAP差
千代からルーカスに交代した直後、左リアタイヤのパンクにより予定外のピットインを余儀なくされ、一時順位を大きく落とすが、この後、SCなどに助けられ、徐々に順位を上げていく。


4時間経過 20:30 13位 LAP93 【アレックス】 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:23.9度 トラック23.6度 TOPと1'27秒差
アレックスから千代へ交代。 パンクの緊急ピットインから2時間経過し、この時点で13位まで復帰を果たす。

5時間経過 21:30 9位 LAP114 【千代】 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:23.2度 トラック22.5度 TOPと19.8秒差
千代からルーカスへ交代。 陽もだいぶ落ち、ここから漆黒の闇に包まれるナイトセッションが始まる。
ここからはダブルスティント(1人のドライバーが途中、1度のピットインを挟み1時間ずつ、計2時間走る)で夜明けを目指す。




6時間経過 22:30 17位 LAP138 【ルーカス】 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:22.5度 トラック22.0度 TOPと2'36秒差
オールージュ下のイベント広場ではライブが盛り上がりを迎える頃、23時に美しい花火が連続で打ち上げられ漆黒のコースを走るマシンを浮かび上がらせた。

7時間経過 23:30 14位 LAP158 【ルーカス】 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:22.0度 トラック21.6度 TOPと2'42秒差
ダブルスティントを終えたルーカスがアレックスへと交代。 例年この時間帯から急激に気温、路温ともにかなり下がってターボ勢に有利となってくるはずだったが、今年はまだ20℃以上とかなり暖かい状況。


9時間経過 01:30 8位 LAP204 【アレックス】 天候:曇り 路面:ドライ 気温:22.0度 トラック21.3度 TOPと41.824秒差
アレックスから千代へ交代。千代はこの後、予定通り2時間のダブルスティントに入る。集中力との勝負の時間帯だ。

10時間経過 02:30 14位 LAP224 【千代】 天候:曇り 路面:ドライ 気温:21.5度 トラック21.0度 TOPと1LAP差
ここで突如、SCカー走行中に千代がブレーキに不調を訴え、ブレーキ交換のため緊急ピットインをすることとなる。




11時間経過 03:30 18位 LAP242 【千代】 天候:雨 路面:ウエット 気温:21.5度 トラック20.2度 TOPと3LAP差
ブレーキを交換し、快調に走行を続けていた千代だったが、ここでコース上に雨が降り始め、急激に雨が強くなったタイミングでピットイン、レインタイヤに交換し、同時にルーカスへとドライバー交代する。
このタイミングでほぼ全車がレインタイヤに交換しているが、トップ2台はそのままスリックタイヤで走り続け、結果、30分ほどで路面が乾き出し、ルーカスのスティント中に再度スリックタイヤに交換している。

13時間経過 05:30 14位 LAP286 【アレックス】 天候:曇り 路面:ウエット 気温:18.6度 トラック18.1度 TOPと3LAP差
12時間〜15時間の間に、義務付けされた5分間のテクニカルピットストップを消化しなければいけないため、23号車もこのタイミングでピットインし、3回目のブレーキ交換を行った。上位勢はこの1回の交換のみで24時間ブレーキを持たせる作戦がほとんどのため、12時間経過前に予定外の交換を2回行った23号車は、他車に対しその分の遅れをなかなか取り戻せない状況になってしまった。



16時間経過 08:30 18位 LAP349 【ルーカス】 天候:曇り 路面:ドライ 気温:19.7度 トラック18.5度 TOPと5LAP差
この辺りから夜が明け始め、コースコンディションも良くなり、それぞれのドライバーがベストラップを更新し始める。23号車も最初に千代が2分21秒台に入れ、自己ベストを更新すると、ルーカス、アレックスも各自のスティントで21秒台に入れ、トップと遜色のないペースで猛追を開始する。


22時間経過 14:30 15位 LAP490 【千代】 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:25.9度 トラック33.7度 TOPと7LAP差
ここで前方を走る7号車ベントレーの背中が見えてくる。千代はスティントの初めに30秒近くあったギャップを詰めていき、このスティントの最後のラップで遂に7号車を捉え、オーバーテイク。コース上でのポジションアップは久々だったため、エキサイティングな瞬間であった。
そして予定通り、千代からルーカスへ交代。

23時間経過 15:30 13位 LAP516 【ルーカス】 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:26.4度 トラック36.80度 TOPと6LAP差
15:54 残り36分、28回目の最終ピットイン。ルーカスがダブルスティントでチェッカードライバーを務める。
タイヤ交換はせず、燃料給油のみのスプラッシュ&ゴーでピットアウト。



24時間経過 16:30 13位 FINISH LAP539 【ルーカス】 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:27.7度 トラック37.2度 TOPと7LAP差

チェッカー:23号車が13位で最終シケインを立ち上がり、ホームストレートに姿を見せる。千代とアレックスびチームスタッフがピットウォールによじ登り24時間を闘い抜いて汚れきった姿でチェッカーを受けるマシンを出迎える。その後チーム全員が23号車と22号車の完走と健闘を喜び握手やハグを交わした。特に22号車は予選クラッシュからの徹夜でのマシン修復やレース後半の駆動系トラブルをメカニック達は迅速且つ緻密なピットワークで乗り越えた。この素晴らしいチームワークをメンバー全員で讃え、そして労をねぎらい、その意味を込めて22号車の看板下で記念写真撮影を行った。撮影後、拍手が起こり2台揃ってのチーム完走を祝った。千代の表情は24時間闘った疲れよりも完走の達成感に満ち溢れていた。

最終結果は出走63台、完走35台、完走率55%と正にサバイバルレースそのものとなった。


【千代勝正のコメント】
本当に長いタフな24時間の戦いが終わりました。結果としては13位という事で、目標とする表彰台には届きませんでしたが、ハードワークで共にに戦ってくれたチーム全員に感謝したいです。
いつも、この24時間が終わると皆が頑張って1つの仕事を終えた様な達成感に満ち溢れています。
改めて無事に24時間が終わって良かったと感じています。このスパ24時間は毎年、毎年、レベルが上がっていて特に上位のレベルが高く難しくなってきています。
今回、夜間にトラブルやアクシデントが有って少し順位を落としてしまいましたが、何とかGT-Rを無事にチェッカーまで運ぶ事が出来て良かったです。
そして、夜中にも関わらず日本から24時間ずっと声援を送って頂き頑張る事が出来ました。沢山の応援、本当にありがとうございました。


SGT SUGO レポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 4「SUGO GT 300km RACE」公式予選レポート

スーパーGT2017第4戦予選、46号車は15位

7月22日(土) 天候:曇り一時雨 路面:ドライ
■公式練習結果:13位 1’13.305(千代)
■公式予選Q1結果:15位 1’12.595(千代)

5月の連戦から約2ヵ月のインターバルを経て、スーパーGT2017シリーズはスポーツランドSUGOで第4戦を迎えた。ここから富士の第5戦、鈴鹿の第6戦と、約1ヵ月の間に3レースが行われることになる。前回の第3戦オートポリスを4位でフィニッシュし今期初ポイントを獲得した46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」タイトル争いに生き残るためには、この“真夏の3連戦”で着実にポイントを重ねトップグループに追いつく必要がある。しかし、その緒戦となるSUGOでのファーストセッションとなる午前の公式練習ではセットアップが思うように進まず、最後の占有走行での予選アタックシミュレーションはクラス13位となり、午後の予選に向け不安を残す事となった。


当初から予想された通り、朝から気温30℃を超える猛暑につつまれたSUGO。しかし午後になりサポートレースが終わると上空を厚い雲が覆い、雨が落ちてくる。雨は少量でおさまったものの、路面温度は30℃付近まで下がり、午前中とは大きく異なる路面コンディションで午後2時36分にGT500クラスの予選Q1がスタートした。


15分間のセッションで各車が動き出したのは残り10分を切ってからだった。Q1を担当する千代勝正を乗せた46号車は残り7分30秒でコースイン。3周のウォームアップを経て4周目にアタックに入る。


想定外の低い路面温度によるグリップ不足に苦しみながらも千代はミスなくアタックを完遂し、1’12.595をマーク。しかし、ライバルたちもこのタイミングでベストタイムをマークし順位が大きく変動していった結果、46号車の予選順位は最終的には15位となった。決勝レースを46号車はクラス最後尾からスタートし、追い上げを期する事になる。


■千代勝正コメント
「朝からセットアップに苦労していましたが、さらに今日の路面に選んだタイヤがマッチしていなくてグリップが得られず難しい予選になりました。その中で頑張ってプッシュはしたものの、今日のクルマのポテンシャルではあのタイムが精いっぱいでした。明日はコンディションがうまく合ってくれれば良いのですが、天気自体どうなるかわからない状況。最後尾スタートになるので、とにかく追い上げていってポイントを獲得できるよう頑張りたいと思います」

2017 AUTOBACS SUPER GT Round4「SUGO GT 300km RACE」決勝レポート

スーパーGT第4戦決勝、46号車は最後尾から2位に大躍進!

7月23日(日) 天候:雨のち曇り 路面:ウェット/ドライ
■決勝結果:2位(81周)2h09’14.900(千代→本山)

前日の夜からの雨が降ったりやんだりを繰り返す状況は決勝日でも続くことになった。午後になりウェットコンディションで行われたウォームアップ走行で46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」はトップタイムをマーク。決勝レースがウェットであれば大躍進の可能性も見えてきた。グリッドウォーク時は雨が止み、路面はかなり乾いてきていたが、レーススタート10分前になると再び雨が降り始める。気まぐれな天候の中、スリックタイヤに賭けるライバルもいたが、46号車はレインタイヤを選択した。千代がスタートドライバーを担当し、14時35分に決勝レースがスタート、300km先のゴールを目指す。


46号車はウォームアップ走行での好調をキープし、千代は序盤から果敢に攻めていく。オープニングラップを11位で通過後、15周目には8位、16周目には7位、30周目には6位と次々にポジションアップを果たし、まだレースの1/4も消化していない時点で9つのポジションアップに成功した。



徐々に雨脚が弱まってきたレース中盤、各車がルーティンのピットインタイミングを迎えつつあった41周目に2度目のセーフティーカー(以下SC)が入り、SCランに。SC解除となった46周目に前を行くライバル勢は続々とピットイン。しかし、46号車はコース上へステイアウトする事を選択。千代は視界の開けたインラップを攻めて47周を完了してピットインする。千代から本山へドライバーチェンジし、ドライタイヤに履き替えた46号車はチームの素早いピットワークで6位でコースへ復帰。このピットワーク時に1コーナーで300クラスの車両同士が接触。1台がグラベル上にストップした事で3度目のSC導入となり、46号車はステイアウトし続けていたトップグループと同一周回で戦線に復帰した。SC解除後、前走車のピットインにより46号車は一気に2位へと順位を上げた。


トップを行くのは46号車と同様のタイミングでピットインを行った1号車。46号車と同一周回はこの1号車のみとなり、マッチレースとなる。46号車は固めのタイヤを選択していた為、序盤はトップとの差が徐々に開いたが、SUGOを得意とする本山はレース後半でのオーバーテイクに狙いを定めてペースアップ、1号車との差を削っていき残り5周となったところで射程圏内に入れる。ファイナルラップのストレートで1号車のスリップストリームから抜け出た46号車は1コーナーでインを狙うも、イン側は1号車が巧みにブロック。返す刀で1コーナーでマシンをアウトに振り、クロスラインで2コーナーで1号車のインに飛び込みオーバーテイクを仕掛けるも叶わずコース後半セクションへ。勝負あったかに見えたが、馬の背からSP付近で雨脚が強くなった影響で1号車がSPインでコースオフ、46号車もややコースオフしたが、続くSPアウトで1号車のインに入る。しかし、ここでコースオフから復帰した1号車ともつれ合う形となり、惜しくもオーバーテイクならず。81周のレースをクラス最後尾の15位からスタートして2位でフィニッシュした。2位ではあったが、レースファンの記憶に残る激闘であった。
次戦のSUPER GTは8月5日〜6日に富士スピードウェイで開催。



■千代勝正コメント
「ウェットの時のペースには手応えがあったものの40周以上走らなければならなかったので、タイヤマネージメントをしながら追い抜いていったのですが、最後までペースは安定していました。ピットインについては、もともと周りと違う作戦を採ろうとチームが考えていた中、あのタイミングであればドライタイヤでアウトラップを走るよりもレインでもう1周したほうがギャップを稼げると判断したものです。そしてピットアウトした直後、ドンピシャのタイミングで3度目のSC。トップ争いまではできると思わなかった中、本山さんが最後にトップに追いついた時はハラハラドキドキで、ファイナルラップでのバトルには感動しました。ここまでチャンピオンシップの方は厳しい状況でしたが、これをきっかけに後半戦では巻き返したいと思います」


TOTAL 24 Hours of Spa


No.23 Motul Team RJN Nissan finished 13th in the 24 hours of Spa.
#Spa24h @24HoursofSpa is always standing hard for everyone but that why we are challenging, I'm proud of working with great team @motul #teamRJN @nissan @nismo and my teammate @al_buncombe @lucasordonez they did an incredible job!
Thank you for your support.


スパ24時間 総合13位 モチュール チームRJN ニッサン
今年の #スパ24時間 も本当にハイレベルなレースになりました。しかし、だからこそ挑戦する価値があると思います。チームとチームメイトのアレックスとルーカスも本当に頑張ってくれました。まずは沢山の応援ありがとうございました!また強くなって帰ってきます!



スパ24時間

【スパ24時間】
予選は、チームメイトのルーカス @lucasordonez の素晴らしいアタックで9位でした!
決勝はこの後、日本時間23時半からスタートします。24時間先のチェッカーを目指して、チーム全員で力を合わせて頑張ります。応援宜しくお願いします!!!!!

Great job by my teammate @lucasordonez to take P9 in qualifying of Spa24hours. We will fight for the one of the biggest 24hours GT-racing soon. starting time is 16:30 local, please check it and support us on @nismo.tv #MOTUL #teamRJN #NISSAN #nismo #GTR #GT3 #spa24h


千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2016年シーズンは、バサースト12時間、#46 S Road Craftsports GT-RからSUPER GT GT500クラス、#23 B-MAX Racing Team with NDDPから全日本F3に参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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