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2018 SUPER GT Rd.8 MOTEGI

2018 AUTOBACS SUPER GT Round 8
「MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINAL 」予選レポート

スーパーGT 2018 最終戦、3号車は予選8位に

11月10日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:11位 1’37.927(千代)
■公式予選結果:8位 1’37.154(本山)

3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」のGT500クラス参戦初年度となるスーパーGT 2018シーズンが、ツインリンクもてぎで最終戦を迎えた。ここまでの最高位は7位だが時折トップにも迫る速さを見せてきただけに、最後はその速さに相応しい結果を残したいところだ。午前中に行われた公式練習で比較的高いポテンシャルを見せたのが3号車だった。前日の雨が残りウェットコンディションでスタートしたセッションは、中盤になるとドライへと回復。ここから午後の予選に向けて行ったセットアップは順調だった。専有走行時間帯に千代 勝正が行ったアタックシミュレーションの結果は11位に終わったものの、チームはQ2進出可能な手ごたえを感じていた。


この時期としては異例ともいえる陽気に包まれたもてぎだったが、午後になると冷たい風が吹き、午前と比べ路面温度はやや下がることになった。そんな中、午後2時20分にGT500クラスの予選Q1がスタート。Q1を担当する千代は残り8分となったところでコースインすると、2周のウォームアップ周回を経てアタックを開始する。そしてマシンの仕上がりに好感触を持っていた千代は1’36.913と1分36秒台をマークし、6位に浮上。その後、ライバル数台が最後にベストを更新してくる中でなんとか8位に残ることに成功。3号車は日産勢で唯一、Q2に駒を進めた。


その後、GT300クラスのQ2を挟み午後3時03分、GT500クラスのQ2がスタートした。3号車は開始から3分後、本山哲を乗せ8台の先頭を切ってコースに入っていった。そしてQ1と同じルーティンで2周のウォームアップを済ませると3周目にアタック。公式練習でニュータイヤでのリハーサルを行っていない本山にはぶっつけ本番に等しいアタックだったが、無難に1周をまとめると1’37.154で7位。ラストアタックで1台に逆転を許し結果的に8位で終えることになるも、目標の表彰台が現実に捉えられるスタートポジションを手にした。


■千代勝正コメント
「ここ数戦は不調に悩まされていて、チーム全員でいろんな改善点を探っているものの、正直まだ苦しい状況が続いています。その中で、ひとつの目標として予選でQ2に進むというのがありました。今日それが果たせたことはひとつの成果であり、チームが頑張った証だと思います。クルマの状態としてもかなり良くなっていて、乗りやすい方向に向かっていると思います。決勝を重視したタイヤを選んでいるので、明日は8番手からどんどんプッシュしていって、シーズン最後のレースはなんとか表彰台で終えたいと思います」


2018 AUTOBACS SUPER GT Round 8
「MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINAL 」決勝レポート

スーパーGT 2018 最終戦、3号車は9位フィニッシュ

11月11日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:9位(53周)1h31’50.055(千代→本山)

この日のもてぎは朝から雲ひとつない青空が広がり、シーズンファイナルを飾るにふさわしい絶好のコンディションとなった。好天に誘われるようにサーキットに集まった3 万7千人の大観衆が見守る中、午後1時30分に最終決戦の火蓋が切られた。


8番手スタートの3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は、千代 勝正がスタートドライバー。オーバーテイクポイントがほぼないコースレイアウトである反面レース距離は250kmと通常より短く、ピット戦略に幅が持てることで、ポジションアップに期待がかかる。千代はスタート後、オープニングラップでタイヤが温まりきっていなかったことから一旦は順位を落とすも、2周目にはスタートポジションの8位へ復帰。その後は安定したペースをキープしながら順位浮上を窺っていく。ラップペース差から7位浮上の可能性も充分あったが、オーバーテイクの難しいもてぎのコースでさらにGT300クラスの混走となれば、チャンスはなかなか訪れず、8位キープのまま20周を消化する。


上位数台が比較的接近していたことからアンダーカットを狙うために各マシンの動き出しは早く、20周目以降ピットは慌ただしくなった。そんな中、ペースが安定していた3号車はピットインを引っ張る作戦に出る。ところが、これは裏目となった。26周目にピットインした3号車は数周前にピットインしニュータイヤでプッシュしたマシン4台に先行されることになり、12位で第2スティントをスタートさせることになった。


本山 哲がドライブする3号車のペースは上位に匹敵するものだった。だが屈指のレース巧者である本山をもってしてもコース上でのオーバーテイクは難しく、膠着状態が続くことに。3号車が順位を上げたのは48周目のことだった。前2台が接触し、そのうちの1台がコースアウトを喫したことで11位に浮上すると、さらにもう1台にドライブスルーペナルティが課せられ50周目には10位と、ようやくポイント圏内に復帰する。その後、ファイナルラップに車両トラブルでスローダウンした1台をかわしてチェッカーを受けた。3号車は9位で最終戦を終えることになった。


■千代勝正コメント
「チームの努力が実り、ここ数戦と比較するとクルマの調子はかなり良かったと思います。ペースも良く、安定していたことでピットインを引っ張る作戦に出ましたが、先にピットインしてニュータイヤでプッシュした他車はさらに大きくペースを上げていたようでアンダーカットを許し、順位を落としてしまったのは残念でした。今シーズンは最終戦でようやく色々な積み重ねが形になったものの、シーズン途中では原因不明の不調に陥ったり、思うようにいかない不運もあったりで、厳しいシーズンとなりました。来年はシーズンを通して上位で戦えるようにしっかりと準備して臨みたいと思います。今シーズンもご支援頂きましたスポンサー様をはじめ、1年間共に戦ってくれたチーム、全ての関係者とファンの皆様に感謝致します。 応援有難うございました。」


2018 SUPER FORMULA Round 7 SUZUKA

2018 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦 鈴鹿 予選レポート
□日付:2018年10月27日(土)□天候:晴れ

予選は18位に沈むも決勝での巻き返しを誓う


初日の金曜日からチームは順調なスタートを切った。開幕戦でのデータをもとに、その後の5戦で積み重ねたものをすべて費やした持ち込みセットアップは、まずまずの手ごたえ。千代は専有走行で10位と中団につけ、戦える感触を手にする。

明けて土曜日。午前中のフリー走行時はまだ前夜の雨が残っていたが、予選開始の12時35分を迎える頃にはほぼドライに回復。路面温度25°Cのコンデイションで、Q1がスタートした。他のマシンと同様、開始からすぐにコースインした千代は1周のウォームアップを経て、アタック開始。このアタックはセクター2まで1 分38秒台も見えるかという快調なペースだったが、その直後にピットレーンで火災を起こしたマシンが出て赤旗となり、アタックを断念。火災はオイルリークが原因であった為、清掃作業が入り、リスタートは15分後となった。リスタート後、千代は先ほどのアタック時と同じタイヤでもう一度コースインすると、まずは1分40秒262をマーク。 この時点での順位は9位でQ2進出の権利を得ていた。
だがやはり、勝負はセッション終盤となる。残り6分となったあたりで各マシンは2セット目のタイヤで再びアタック。ここから大幅にタイムを伸ばしていく。千代も2セット目のタイヤに替えて、最後のワンアタックに賭けた。しかし、その最も重要なラップの2コーナーでシフトダウンがうまくいかずタイムロス。その後、盛り返すもこのタイムロスをカバーしきれず、タイムは1分39秒717に留まってしまう。Q1通過ラインに0.238秒届かず、50号車は今季最後の予選を18位で終えることになった。


□千代 勝正コメント
『最後のアタックでは2コーナーで4速に落としたはずが、うまくシフトが反応せず、5速のままであった為に加速が鈍くなってしまいました。おそらくコンマ3秒くらいはロスしていたと思います。 今回の調子であればQ1は突破は確実と思っていたので、残念な結果になりました。今回、クルマは大きく進歩していて、金曜のフリー走行もセクター1とセクター2は上位と変わらないペースで走れていました。セクター3にはまだ課題が残りましたが、これまでよりも上位との差は確実に縮まっている手応えを感じています。明日は今季最後のレース。後方スタートとなりますが、できる限り追い上げて今季を 締めくくりたいと思います。』


2018 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦 鈴鹿 決勝レポート
□日付:2018年10月28日(日)□天候:晴れ

今季ベストレースは10位でフィニッシュ

鈴鹿サーキットは前日に続き、朝から雲ひとつない晴天に恵まれた。今季最終戦に相応しい絶好のコンディションで午後2時15分、レースがスタートした。
午前中のフリー走行では11位と前日の調子を維持していた50号車だが、スタートポジションは18番手。ラバーの乗らないイン側からのスタートとなり、上位進出は極めて難しい状況であった。ところが、このスタートで鮮やかなダッシュを見せた千代はアウト側にポジションをとると、ソフトタイヤスタートの利点を生かし1、2コーナーのみならずS字区間でも攻め続け、オープニングラップを13位と、5つのジャンプアップに成功する。3周目には1コーナーで18号車を鮮やかにオーバーテイク。12位へと浮上する。その後も比較的良い感触を持っていたソフトタイヤの第1スティントでは常に前のクルマよりも速いペースで追い上げるという、これまでの戦いにはなかった展開を見せた。



6周目から他車はルーティンのピットインが始まり、50号車は一時、3位まで浮上する。その後、ソフトタイヤ勢で最も遅い24周目にピットインをし、12位でコースへ復帰。ミディアムタイヤをつけた第2スティントでも、安定したペースで走り続けた。レースは終盤になるとトラブルで戦列を離れるマシンが出始め、34周目に11位に浮上すると翌周には10位へ。いよいよ50号車初のシングルフィニッシュが目前に迫る。そして次のターゲットとなる9位の5号車を徐々に追い詰めると、コンマ5秒差に迫った残り5周から千代は果敢なバトルを展開。0.404秒差まで迫ったが、50号車は参戦以来最高位となる10位フィニッシュでチーム2年目のファイナルを飾った。


□千代 勝正コメント
『スタートも良かったですが、ソフトタイヤのグリップダウンが少なく、単独走行のペースも良かった事で戦略に幅が出ました。コース上でのオーバーテイクも上手く決める事が出来ました。ピットイン後のアウトラップで迫ってきた後続を抑えきれていれば9位だったので、そこは残念でしたが、シーズンの最後にようやくレースらしいレースができ、SUPER FORMULAを戦う権利を得ることができた感じがしました。1年間、チームと共に頑張ってきた成果が出せて本当に良かったです。なかなか成績が芳しくない状況が続いている中でも常にご支援して頂いたスポンサーの皆様、そして、熱く応援し続けて頂いたファンの皆様、1年間有難うございました』


2018 SUPER GT Rd.7 AUTOPOLIS

2018 AUTOBACS SUPER GT Round 7
「AUTOPOLIS GT 300km RACE 」予選レポート

スーパーGT2018第7 戦、3号車は予選15位
10月20日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:12位 1’34.249(千代)
■公式予選結果:15位 1’34.695(千代)

SUPER GT 2018シーズンは残り2戦。第7戦が九州のオートポリスで行われた。3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」のここまでの戦績は最高位が開幕戦と第3戦の7位と、都度見せる速さに対し物足りなさは否めない。第7戦はウェイトハンデが軽減されランキング上位に対するアドバンテージは少なくなるが、それでも今季初表彰台の期待はやまない。ところが最初の公式セッションとなる午前中の公式練習はニッサン勢揃って不振に陥り、専有走行で千代 勝正がマークした1分34秒259のベストタイムは12位に留まった。厳しい週末のスタートとなった。


午後2時50分から予定されていたGT500クラスの予選Q1は、GT300クラスのQ1で赤旗が出た影響から4分遅れでスタート。午後から日差しが強まったことで路面温度は34℃と、公式練習とは大きく異なったコンディションの下で各マシンは予選アタックに挑んだ。15分間のセッションの中、残り6分となった時点で1台が動き出すと、ほかの14台も一斉にコースインし、アタック合戦の火ぶたが切られた。


3号車のQ1は千代が担当し、予定通り2周のウォームアップランの後、アタック開始。1周目は1分34秒695で4番手。翌2周目のアタックでは、さらなるタイムアップが見込めるはずだった。しかし、1コーナーで千代はタイヤをロックさせてしまう。その影響でタイヤのパフォーマンスは落ち、ベスト更新はならず。3号車は最終的に15位となり、Q2進出はならなかった。


■千代 勝正コメント
「アタック2周目の1コーナーでフロントタイヤをロックさせてしまったことで、パフォーマンスを最大に引き出せず非常に悔しい結果となりました。ミスが無くても状況から見てQ2進出は厳しかったかもしれませんが、その状況の中でミスをしてしまった事が本当に悔やまれます。その分、明日のレースでは少しでも挽回できるように頑張りたいと思います」


2018 AUTOBACS SUPER GT Round7
「AUTOPOLIS GT 300km RACE 」決勝レポート

スーパーGT2018第7戦決勝、3号車は13位フィニッシュ
10月21日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:13位(65周)1h57’20.421(本山 → 千代)

前夜から早朝にかけてはかなり冷え込んでいたオートポリスだが、雲ひとつない晴天が徐々に路面温度を上昇させ、気温17℃に対して路面温度は36℃という、この時期らしからぬコンデイションとなった午後2時に65周のレースがスタートした。

第1スティントを担当する本山 哲を乗せた3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は最後尾の15番グリッドからスタートすると、オープニングラップから反撃を開始。まずはここで14位に浮上する。そして8周目に再び後退するも14周目にはまた14位に復帰と、タイヤマネジメントを意識しつつ本山は粘りの走りを見せる。16周目には13位と着実に順位を上げていった。



その後、20周目にスタジアムセクションでコースアウトして動けなくなったGT300のマシンを排除するためにセーフティカーが入る。これで前との差は一気に縮まり、13位につけていた3号車にもポイント獲得の目が出てくる。レースは25周目から再開。レース周回の1/3を過ぎていたことで、このタイミングで多くのマシンがピットインへと向かった。3号車はリスタート後にコースアウトを喫した際にタイヤを傷めていたことから、26周目にピットイン。ポイント圏内への浮上は第2スティントの千代に託された。


39周のロングスティントとなった千代は、ライバルたちとの戦いに加え、燃費およびタイヤのデグラデーションとも戦わなければならなかった。このため、スティント序盤から果敢なプッシュはできず、我慢の走りを強いられる。そんな中でもレースペースは良く、一時15位まで落ちた3号車は59周目には13位まで浮上。先行する12号車の背後に迫るが、残り10周で燃費セーブの指示が飛ぶ。そのまま3号車は13位でチェッカーを受けた。


■千代 勝正コメント
「第2スティントはロングスティントになり、タイヤマネジメントをしながら前に追いつくというのが自分へのテーマでした。前に徐々に近づくことができていたので、ペースは悪くなかったと思います。ところが、残り10周を切ったあたりで燃料をセーブするためにペースを落とさざるを得なくなりました。攻められる状況であれば、良いバトルが出来ていたはずなので、最後まで戦えなかった事は残念でした。でも、これも現状の中でチームとしてベストを尽くした結果です。今年は成績がパッとせず正直、このままでは終われません。最終戦こそ良い結果が得られるように頑張りたいと思います。」


2018 SUPER GT Rd.6 SUGO

2018 AUTOBACS SUPER GT Round6
「SUGO GT 300km RACE 」予選レポート

SUPER GT 2018 第6戦、3号車は予選13位

9月15日(土) 天候:雨のち曇り 路面:ウェット/ドライ
■公式練習結果:15位 1’14.195(本山)
■公式予選結果:13位 1’12.816(千代)

SUPER GT 2018シーズンはいよいよ残り3戦、スポーツランドSUGOで第6戦を迎えた。チームは異なるが3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」の本山哲、千代勝正のコンビは昨年、このSUGOでシーズン最高位の2位を獲得。またハンデもまだ軽いことから、今回注目の1台に数えられていた。だが午前中に行われた公式練習のまだ走り出しの段階でミッショントラブルに見舞われ、ミッションを交換。その作業に残り時間をすべて費やすことになるという、よもやの事態から週末をスタートさせることになった。


午後になり、予定より22分遅れの14時52分よりGT500クラスの予選Q1が開始された。公式練習中に降り始めた雨はすでに止み、GT500クラスが走行する頃には路面はほぼドライに回復。各マシンはスリックタイヤでコースインし、通常より短い10分間のセッションに挑んだ。3号車は千代がQ1を担当。午前中のトラブルにより全くのぶっつけ本番となった3号車は残り時間8分を切ったあたりでコースインすると、入念にタイヤを温めアタックラップに入った。


ところが、ここでクラッシュを喫したマシンが発生し、Q1は赤旗中断となる。この時点で3号車はかろうじてQ2進出圏内に留まっていたが、タイムはまだ1分15秒台。赤旗解除後、残り時間が短かったとしても逆転される可能性は高く、自身もベストタイムを大きく更新する必要があった。そしてクラッシュしたマシンの回収が終わり、残り2分45秒でQ1が再開されると各マシンにはワンチャンスが残されることになり、結局この1周で雌雄は決せられた。3号車の千代はここで1分12秒816のベストタイムをマークしたがQ2進出ラインには届かず、13位で予選を終えることになった。


■千代勝正コメント
「午前中トラブルに見舞われたことで予選はまったくのぶっつけ本番となったのですが、その予選もアタックラップに入ったタイミングで赤旗が出てしまい、赤旗後のアタックもタイヤが路面に合わず、非常に厳しい状況でのアタックとなりました。決勝もこのままでは厳しいと思いますが、雨になる可能性もありますし、チャンスはまだあるはずなので81周、全力を尽くしたいと思います」


2018 AUTOBACS SUPER GT Round6
「SUGO GT 300km RACE 」決勝レポート

スーパーGT2018第6戦、3号車は8位フィニッシュで3戦ぶりにポイント獲得

9月16日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:8位(81周)1h52’15.537(本山→千代)

事前の予想では雨の可能性もあったこの日のSUGOだが、朝からの好天は午後も変化なく今季第6戦のレースはドライコンディションで行われた。セッション中盤までドライだった前日の公式練習をトラブルのためにほぼ走れなかった3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」にとっては、予選に続くぶっつけ本番。ウォームアップ走行では4位のタイムを記録したものの、まだ完全には煮詰めきれていない点も有り、不安を残したままレースに挑むことになった。


路面温度が37℃となった中、午後2時にレースがスタート。各マシン、クリーンなスタートから序盤は静かな展開となるが、GT300クラスに追いついてからは徐々に各ポジションでバトルが起こり、順位は変動していった。3号車のスタートドライバーをつとめる本山 哲も序盤はタイヤセーブに徹し、13番手をしばらくキープ。その間、前後のマシンは離れることなく10周を過ぎても8位から15位まではかなり接近していた。ここから本山は攻めに転じ、徐々にポジションを上げていった。


16周目に12位、23周目には11位へと浮上。さらにポイント圏内の10位から1秒差以内につけチャンスを窺っていた3号車は38周目にピットインし、ここで13位に一旦後退することになるが、千代 勝正が担当する第2スティントでもタイヤは安定したパフォーマンスを発揮。さらに今回投入したNEWエンジンによるパワーの恩恵もあって、オーバーテイクが難しいといわれるSUGOをものともせず、再び順位を浮上させていく。


50周目に11位に浮上すると51周目には10位にポジションアップ。ついにポイント圏内へ。さらに55周目には9位、59周目には8位と、3号車は全てのオーバーテイクをコース上で決めて順位を上げていった。レースは69周目にセーフティカーが入った後、75周目にリスタート。残りは6周。3号車は危なげない走りで8位をチェッカーまで守り、3戦ぶりのポイントを手にした。


■千代勝正コメント
「予選の順位が悪かったことで8位という結果でしたが、久しぶりに手応えのあるレースができました。またNEWエンジンのおかげでオーバーテイクのチャンスを多く作ることができたのも大きかったです。次戦からは予選でもっと上位につけてチーム全体が今日と同じような戦いができれば、表彰台も見えてくると思います。オートポリスでは表彰台に上がれるよう頑張ります。今回も熱いご声援、有難うございました。」


2018 SUPER GT Rd.5 FUJI

2018 AUTOBACS SUPER GT Round5
「FUJI GT 500MILE RACE 」予選レポート

スーパーGT2018第5戦、3号車は予選4位

8月4日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:2 位 1’29.513(千代)
■公式予選結果:4位 1’28.872(本山)

SUPER GT 2018シーズンは後半戦に入り、富士スピードウェイで第5戦を迎えた。夏休みの富士ラウンドはここ数年恒例となっているが、今回から距離が500マイル(807.651km)という、全く性格の異なるレースに変貌。真夏の耐久レースは昨年までの鈴鹿1000kmで各チーム経験積みだが、コースが違えばノウハウも異なってくるため未知のレースといえる。そんな中、富士に強いGT-R勢でウェイトハンデが比較的軽い3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」は、優勝候補の一角に名を連ねる。その期待通り、午前中に行われた公式練習では千代勝正が2番手タイムをマーク。好調な滑り出しを見せた。


富士はこの日、例外なく猛暑となった。午後2時55分、公式予選Q1はドライコンディションでスタート。GT500クラスの各マシンはタイヤパフォーマンスのピークを15分間のセッションの終盤に合わせる為、序盤はピットで待機、開始から6分を過ぎたところで一斉にコースインし、タイヤのウォームアップに入る。3号車は千代がQ1を担当し、3周のウォームアップラップを経て4周目にアタック。ここで1’29.076をマークすると、トップに立った。だが、ライバルたちもこのあたりがターゲット周回で、この後29秒台前半が連発。Q2進出の8台の差はわずかコンマ4秒以内と、超接戦となる。そんな中、千代のタイムは最終的に2位に留まることになり、3号車は順当にQ2へと駒を進めた。


Q1の上位8台によって争われるQ2は午後3時38分より開始。Q2は10分間ということで、各マシンは2分を過ぎたあたりから動き出す。3号車の本山 哲は8台中3番目にポジショニングすると2周のウォームアップ後、3周目にアタックに入った。そしてQ1と同じくQ2でも速さを見せた3号車は上位が29秒台で競り合う中、一気に28秒台へと突入。1’28.872をマークしトップに躍り出る。だがこの後、同じく28秒台をマークしてくるマシンが数台現れ、上位争いはQ1と同じく接戦に。最終的に3号車は4位で、セカンドローから明日のレースに挑むことになった。


■千代勝正コメント
「Q1のアタックはきちんとタイヤのピークに合わせられたものの、セクター3でのバランスに少し手こずり、トップタイムを獲ることが出来ませんでした。明日は長いレースになりますが、2列目という良いポジションからスタートできるので、しっかりと上位で戦って優勝を狙っていきたいと思います」


2018 AUTOBACS SUPER GT Round5
「FUJI GT 500MILE RACE 」決勝レポート

スーパーGT2018第5戦、3号車は15位フィニッシュ

8月5日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:15位(139周)3h45’45.752(千代→本山→千代→本山→千代)

富士は前日同様の猛暑となり、500マイル(807.651km)のレースは過酷なものになると予想された。エンジン、タイヤ、ブレーキ、ドライバーにかかる負担をどう克服するのか、また義務づけられた4度のピットインをどう活かすのか、チーム全体の力が試される一戦は午後1時30分にスタートした。


レースは長丁場らしい、静かな幕開けとなった。4番グリッドからスタートする3号車「CRAFTSPORTS MOTUL GT-R」の第1スティントを担当する千代 勝正はスタート後の1コーナーで順位をひとつ落とすも、落ち着いて立て直し、翌周には挽回。さらに3位浮上に向けペースアップと、順調な出だしを見せる。7周目にはGT300のトラフィックによってコースアウトし7位まで後退するが、ここも直ぐに持ち直し、11周目には6位に復帰。この先の長さを考えればペース的にもまだ、充分に上位進出の可能性はあるものと思われた。


ところが、20周を消化したあたりからタイヤのグリップが急激に落ち、3号車のペースは一気にダウンしてしまう。それまでコンスタントに刻まれていた1分32-33秒台前半のペースはそこから35秒台、36秒台と、周回を追う毎に苦しさが増すことに。3号車は23周目に再び7位に後退すると25周目には11位、26周目には12位まで順位を下げてしまった。


このため、3号車は予定より早い29周目に1回目のピットインへ。そして代わった本山 哲はペースを再び32?33秒台へと戻すと、徐々に前のクルマに近づいていく。この時点で14位とスタートグリッドの4位からは大きく後退してしまったが、レースは残り130周以上。この暑さで後半サバイバル戦となればチャンスはまだ残っている。本山はタイヤマネージメントに気を払いながら走り、遠い先にあるチャンスを待つことにした。だがやはり、タイヤは20周を境にグリップダウン。ここからペースはまた、一気に36秒台へと落ちることに。こうして3号車は2回目のピットインも57周目と予定より早めざるを得なくなり、千代が再びステアリングを握った第3スティントも、第1、第2スティントと同様にタイヤは20周しか持たず、第4スティントでも状況が好転することは叶わなかった。


そしてレースは終盤にさしかかり、予想通りトラブルを発生させるマシンが現れはじめる。その口火を切ったのが3号車だった。ここまで防戦一方の3号車に追い打ちをかけるように139 周目、今度は駆動系のトラブルが起きてしまった。これ以上は戦えないと判断したチームはここでリタイヤを決意。第5スティントを走っていた千代はピットに戻り、マシンをガレージに納めた。なお139周は全周回数の7割を超えているため、15位完走扱いとなった。


■千代勝正コメント
「今回のレースでは、上がった路面温度に対し、タイヤの消耗が想像以上に大きく、予定していた周回数を熟す事が出来ず、非常に厳しいレース展開となりました。シリーズの中でも一つの大きなチャンスと思い臨んだ富士500マイルレースでしたが、期待通りには行きませんでした。その分、次戦のSUGOでは今回の課題をしっかりと改善し、今度こそ優勝を目指して頑張ります」


千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2018年シーズンは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RでSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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