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2017 Blancpain GT Series Endurance Cup Round 2

2017ブランパンGT エンデュランスカップ第2戦 16位完走に終わるも手ごたえ有り

2017 ブランパンGT シリーズ エンデュランスカップ第2戦 シルバーストン/イギリス
レース予選・決勝レポート

□レース期間:2017/5/13-5/14 □トラック:Silverstone Circuit
□コース長:5.901km □コーナー数:18
□チーム/マシン:Motul Team RJN Nissan No.23 NISSAN GT-R Nismo GT3


2017ブランパンGTエンデュランスカップ第2戦がイギリス、ロンドンから北北西に約70kmのノーザンプトンシャー州に位置するシルバーストンサーキットで開催された。シルバーストンの天候は5月だが最低気温6℃、最高気温は18℃に満たず、日中でも冷たい風が吹き抜けてブリティッシュウェザーによるレースへの影響も懸念されていた。


5月13日(土) 10:46 天候:曇り一時雨 路面:ウエット&ドライ 気温:14.5℃ トラック:15.4℃
■公式練習結果:8位 2'01.508(アレックス)
今シーズン最多となる55台が出走。23号車は10LAPほど走行。

5月13日(土) 15:55 天候:曇り 路面:ドライ 気温:17.9℃ トラック:18.6℃
■公式プレ予選結果:9位 2’00.692(アレックス)
終始セットアップが行われ21LAPを消化。千代も順調に走行し手ごたえを感じる。
コースコンディションはウェットからドライへ回復しつつあるが依然、難しい状況に変わりはない。
1秒間に24台が入り、翌日の予選は更に熾烈化する事が予想された。


5月14日(日)9:50 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:14.6℃ トラック:15.3℃
■ 公式予選結果:22位 2’00.225(アレックス)

Q1 1位 2'00.720 ルーカス・オルドネス LAP4
Q2 3位 2'00.360 千代勝正 LAP3
Q3 22位 2'00.225 アレックス・バンコム LAP3

青空のもと日曜の午前中に公式予選が行われた。Q1はルーカスが担当し2'00.720でトップタイムを記録。Q2からは各チーム共に強豪ドライバーが名を連ねはじめ千代が担当。
セクター3はベストではなかったが2'00.360をマークして3番手タイムを刻む。
マシンを降りると思わず笑みがこぼれた。ルーカス同様、ピットでは関係者から労いの言葉が飛び交った。


Q3はアレックスが担当しセッション残り5分で内圧を再調整した2セット目のニュータイヤに交換、すぐさま最終アタックを開始。セクターベストを更新しながらセクター2を通過。ピット内も全員が固唾を呑んでアタックを見守る。しかし、セクター3のウエリントンストレート通過中、他車のアクシデントによりまさかの赤旗。アレックスはステアリングを叩いて悲痛な叫びを上げた。アタックラップ完了まであとコーナー2つであった。この結果、赤旗提示前の計測ラップタイムが有効とされ23号車は予選22番手となり開幕戦モンツァ同様、厳しいグリッドポジションからのスタートとなった。

5月14日(日) 14:55 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:16.3℃ トラック:17.3℃
■決勝結果:16位完走(83LAPS) ※完走45台、24位までが同一LAPチェッカー

決勝はGT3マシン55台がグリッドに整列。スタートドライバーはルーカスが担当。雲が流れ日向と日陰が繰り返す中、フォーメションラップが開始された。14:57にスタートが切られ全車一斉に1コーナーへ流れ込む。今回はアクシデントも無くクリーンなスタートとなった。


2周目で早くも23号車は総合17位にジャンプアップ。スタートから約50分が経過し、ドライバーチェンジのタイミングを伺っていた21周目、高速で進入するマゴッツコーナーで他車によるアクシデントが発生し、フルコースイエローに。この機にピットインを敢行し、千代にドライバーチェンジ。素早いピットワークにて30位でコースへ復帰。他車のピットインも完了して順位が落ち着くと16位を走行していた。




千代は混戦のバトルの中でポジションアップに苦戦するが、他車が最後のピットストップに入り出したタイミングでペースアップしピットイン、アレックスを10位でコースに送り出すことに成功するが、ここで23号車にドライブスルーペナルティが科せられた。ドライバーの最大運転時間を約10秒オーバーしていた事が原因のペナルティであった。ペナルティ消化後、順位は18位までドロップしてしまったが、アレックスは猛プッシュを続け16位まで挽回したところでチェッカーを受けた。
今回のレースはトップ10内の速さを持ちながら予選Q3の赤旗とレース中のペナルティに泣かされたレースとなった。全てが上手く噛み合えば常に上位を狙える事は間違いなさそうだ。

次戦ブランパン耐久シリーズは2017/6/23-6/24にフランス・ポールリカールサーキットで開催。


【千代勝正コメント】
今回はフリー走行から常にトップ10に入るスピードが有り、マシンも十分にコンペティティブな
状態でした。予選Q2アタックにおいても3番手タイムを刻むことが出来、順調な流れでした。
しかし、Q3のアレックスの最後のアタック中にまさかの赤旗が出てタイム計測出来ず残念な
結果となりました。もし、計測出来ていれば6位前後に入り、流れが大きく変わっていたと思うので、
本当にチーム全員が悔やみました。

レースでは一旦失った流れを取り戻すために、全員が常にプッシュして、接戦のバトルの中で
最後の1時間でやっとトップ10に上がった矢先にドライバーの最大走行時間超過のペナルティを受け、
惜しくも16位という結果に終わりました。

結果としては満足いくものではありませんが、ハードワークで戦ってくれたメカニック、そしてチーム・チームメイトには感謝しています。
次のポールリカールは相性の良いサーキットなので、このチームでまた表彰台に登りたい。
今回も沢山の応援ありがとうございました!


2017 Blancpain GT Series Endurance Cup Round 1

2017 BLANCPAIN GT Series ENDURANCE CUP 開幕戦レースレポート
開催日時:2017年4月22日〜4月23日 場所:モンツァ(イタリア)コース長:5.793km

2017 ブランパンGTエンデュランスカップ開幕戦は決勝スタート時の多重クラッシュによりリタイアに終わる

2017ブランパンGTエンデュランスカップはイタリア、ミラノ近郊のモンツァサーキットで開幕戦を迎えた。当地は4月後半でも朝晩は一桁台まで気温が下がり日中は強い日差しで25度位まで上昇。寒暖差が大きく感じられた。

今シーズン、千代はMotul Team RJN NISSANからNISSAN GT-R nismo GT3を駆り、全5戦に参戦する。チームメイトにはアレックス・バンコム(イギリス)と日本でもレースに参戦していたルーカス・オルドネス(スペイン)。カーナンバーは23。レースウィークは金曜日にサポートレースの練習走行及びブロンズテスト。本戦は土曜日の午前中に公式練習、午後に予備予選が行われ日曜日の午前中に予選、そして午後に決勝となるレーススケジュールだ。今回のレースフォーマットは3時間レースを3名のドライバーが約1時間で交代しながら走行する。タイヤはピレリのワンメイクとなっている。


4月22日(土)天候:晴れ 路面:ドライ
■ 公式練習結果 :30位 1’48.900(アレックス)
■ 公式予備予選結果 :24位 1’49.206(アレックス)

午前中に行われた公式練習を7LAPのみの走行で終えた23号車は午後の予備予選をマシンセットアップに費やす。
コースコンディションの変化の為か、ほぼ全車が公式練習時のタイムを上回れない状況となった。


4月23日(日)天候:晴れ 路面:ドライ
■公式予選結果 :26位 1’48.235(アレックス)

日曜の午前中に公式予選が行われた。日本のSUPER GTで見られるノックアウト予選とは異なり、Q1,Q2,Q3を別々のドライバーで走行し、Q1,Q2,Q3で出したタイムの中で最も速かったタイムで予選順位が決定する方式となっている。Q1はルーカスが担当し、1'48.658。Q2では千代がユーズドタイヤで決勝バランスの確認のため走行し、1'49.284。続くQ3をアレックスが担当し、上位進出を狙ったが、アタックラップ中にスロー走行車に引っかかり、1'48.235。結果的にはアレックスのタイムがベストタイムとなり、23号車は予選26番手と厳しいグリッドポジションからのスタートとなった。


4月23日(日) 14:45 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:25.5℃ トラック:36.1℃
■決勝結果:リタイア 1LAP
晴天で迎えた決勝日。スタートはルーカスが担当。ルーカス→千代→アレックスと繋ぎ3時間を戦うストラテジーだ。


午後2時45分、全車グリッドを離れフォーメーションラップが始まる。ポールポジションのマシンが最終コーナーのパラボリカを立ち上がると全車一斉にフルスロットルでローリングスタートが切られた。しかしスタート直後のホームストレート上でアクシデントが発生。先頭集団の2台のマシンが接触し、1台がダートに押し出されてハーフスピン状態となる。そのままダートへの停止は叶わず、ダートからホームストレート上に戻ってきてしまう。そこに後続のマシンが次々と巻き込まれる多重クラッシュが発生。Team RJN NISSANクルー全員が23号車の無事を祈ったが、程なくしてルーカスから悲痛な無線が入る。

「Big crash, Big crash. Race is over.」

ルーカスは混乱を回避する為にダートへ逃げたが、運悪く目の前に多重クラッシュのトリガーとなったマシン他数台が停止しており、接触。マシンの破損が大きく、リタイアとなった。幸いにもルーカスや他車のドライバー達に怪我は無かったが、23号車を含む10台近くのマシンがスタート直後にレースを終える事となった。

次戦ブランパン耐久シリーズは5月13日〜5月14日にイギリス、シルバーストンサーキットで開催される。このサーキットはGT-Rと相性が良いサーキットの1つなので期待したい。


【千代勝正コメント】
開幕戦は23号車にとって残念な結果になりました。予選はQ3でアレックスがアタックラップ中にスロー走行中の車に引っ掛かり、後方からのスタートになってしまい、レースでは、スタートのクラッシュに巻き込まれる形でレースを終えてしまいました。まずはルーカスに怪我が無くて本当によかったです。しかし練習走行からレースペースには自信があったので、それを本戦で発揮できず、非常に残念です。次戦シルバーストーンでは好成績をあげられるよう、またチーム一丸となって頑張ります。今回もたくさんの応援ありがとうございました。


SGT オートポリス レポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round3
「SUPER GT IN KYUSHU 300km」公式予選レポート

スーパーGT2017第3戦予選は46号車がフロントローを獲得!

5月20日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:6位 1’35.251(千代)
■公式予選Q2結果:2位 1’34.331(本山)

第2戦から約2週間という短いインターバルを経て、スーパーGT2017シリーズ第3戦を九州、オートポリスで迎えた。
昨年は震災の影響で中止となり、2年振りに九州のGTファン、モータースポーツファンの元へスーパーGTが帰ってきた。

開幕から2戦連続ノーポイントの46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」は、GT-R勢が得意とする、ここオートポリスで挽回を狙う。今季まだ一度もQ2進出を果たしていない46号車だが、午前中の公式練習で千代勝正が6位タイムを記録。まずまずの出だしを見せていた。


五月晴れとなったオートポリスは午後になり、夏さながらの暑さとなった。そのピークとなる午後2時より予選Q1が開始。状況から予想される通り各マシンは開始早々に動くことはなく、後半の短い周回数で雌雄は決せられることになった。ようやく1台が動き出したのが開始から6分後。千代がアタッカーをつとめる46号車は8分過ぎにコースインし、集団の後方でアタックに入る。1周のウォーミングラップの後、アタックに入る。チャンスは2周。千代は想定より路面温度が上がり過ぎたことで乗りにくくなってしまったマシンをなんとかねじ伏せると、ファーストアタックで1’35.270をマークし、この時点で2位に浮上。続けてセカンドアタックに入る。しかし、ここで1台がクラッシュしイエロー区間が出来たことで、アタックは断念。イエローの影響がなかった3台がこの後、46号車を上回ることになったが、Q1を5位で通過し、今季初のQ2進出を果たした。



その後GT300クラスのQ2を経て、午後2時45分よりGT500クラスのQ2が開始された。Q1での千代のフィードバックによりセットアップをアジャストした46号車は、それが奏功することになり戦闘力がアップ。さらに本山哲が渾身のアタックを見せ、2位に躍進することとなった。明日のレースでは今季初ポイント獲得はおろか、初優勝も視野に入ってきた。


■千代勝正コメント
「想定より路面温度が上がってしまったQ1では、タイヤと路面が合わずにかなり乗りにくい状態でアタックすることになりました。コースインしたときのポジションも悪く、アタックも厳しい状況の中でなんとかあのタイムを絞り出したという感じでした。Q2ではそのフィードバックからアジャストも上手くいき、本山さんのアタックで最終的にフロントローを獲得できたことは良かったと思います。明日のレース、優勝を目指して頑張ります」



表彰台まであと1歩!スーパーGT第3戦決勝、46号車は4位でフィニッシュ!

5月21日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:4位(65周)2h00’23.938(本山→千代)

この日も前日同様五月晴れとなったオートポリスには、2年ぶりの開催ということで多くのファンが来場。
午後2時にスタートした第3戦決勝はそんなファンの期待通り、白熱のバトルが随所で展開されることになった。


パレードラン、フォーメーションラップの後レースはクリーンなスタートが切られ、オープニングラップでのGT500クラスの順位変動はなし。本山哲がスタートドライバーを務める46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」も2位をキープした。その後、序盤トップにはやや離されていく展開となるが5周目にセーフティカーが入ったことで一旦そのギャップが無くなる。一方で後続も近づくことになり、ここから2位争いは混戦に。21周目、GT300クラスに引っかかってしまった46号車は4位へと順位を下げてしまった。


しかし、決勝でも前日同様のポテンシャルを維持していた46号車には挽回のチャンスは充分あると思われた。37周目にピットインし、千代が乗り込んだ46号車は4位でコース復帰後、瞬く間に3位の車両に近づくと41周目にはテール・トゥ・ノーズに持ち込む。ペースは完全に46号車の方が勝っており、3位浮上は目前だった。だが3位の巧みなブロックの前になかなか活路を見いだせず、再び後続が迫ってくることになる。



そして45周目にはまたも順位を2つ落としてしまうことになった46号車だが、51周目には5位、55周目には4位へと復帰。速いペースを維持していた46号車はやはり、表彰台を狙える位置まで戻ってきた。そして55周目、ついに千代はターン2でサイド・バイ・サイドに持ち込むことに成功するも、黄旗区間に入っていたことで元のポジションに戻らざるを得なくなる。その後も3位を巡る一瞬たりとも気の抜けない一進一退の攻防はファイナルラップまで繰り広げられることになったが惜しくも届かず、46号車は4位のままで65周のレースを終えることになった。



■千代勝正コメント
「終始気が抜けないレースで、本当に毎周毎周限界ギリギリのプッシュをしたのに結局3位を捕らえられなかったのはとても悔しいですけど、今週末は予選もシーズンベストだったし決勝でも上位で戦うことが出来ました。開幕前後の状態から考えたら、ここまで戦えるようになったのは大きな進歩だと思います。ニッサン、ミシュラン、チーム、みんなが本当に頑張ってくれた結果だと思います。ドライバーもそれに応えられるよう、もっと高めていって次戦以降も上位で戦えるよう頑張りたいと思います」


2017 ブランパン耐久シリーズ Rd.2 シルバーストーン

今回は練習走行から常にトップ10に入るスピードがあり、予選Q1では1位、Q2では3位と順調な流れで来ていましたが、Q3のアレックスの最後のアタックで、セクター1.2と大きくベストを更新している最中に赤旗が出てしまい、タイムを計測出来ず、そこで流れが一旦途絶えてしまいました。計測出来ていれば6位前後に入り、流れが大きく変わっていたと思うので、本当にチーム全員が悔やみました。
レースでは、一旦失った流れを取り戻すために、全員が常にプッシュして、接戦のバトルの中で最後の1時間でやっとトップ10に上がった矢先に、ドライバーの最大走行時間超過のペナルティーを受け、惜しくも16位という結果に終わりました。
結果としては満足いくものではありませんが、ハードワークで戦ってくれたメカニック、そしてチーム・チームメイトには感謝しています。次のポールリカールは相性の良いサーキットなので、このチームでまた表彰台に登りたい。今回も沢山の応援ありがとうございました!

It's been a tough weekend for us, everything went well as we did in practice and till last minute in Q3, Red flag stopped our good flow so far, it could have been around P6 and made a another story for the race but couldn't complete Alex's best lap by red flag.

In the race, we pushed so hard to change flow to our side, finally we up to top10 from P22 in last an hour but we had a drive-through penalty by a stint time infringemet then finished P16 at the end. Result was not great but thanks for top job by mechanics in the pit works and great effort by my team mates, next Paul Ricard is best track for GT-R so keep it up for the next! Thank you for your support!






SGT 富士 レポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round2
「FUJI GT 500km RACE」RACE REPORT

スーパーGT2017シーズン第2戦が富士で開催、46号車は予選11位に終わる

5月3日(水) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:3位 1’29.171(千代)
■公式予選Q1結果:11位 1’28.836(千代)

4月に開幕したスーパーGT 2017シーズンは第2ラウンドを迎え、ゴールデンウィーク恒例の富士スピードウェイ500kmレースが開催。この日は公式予選が行われた。GT500クラス全メーカーが新車両を投入した今季は勢力図が昨季とは異なり、開幕戦ではこれまでのような速さを見せることができなかった46号車「S Road CRAFTSPORTS GT-R」だが、その後約1ヵ月のインターバルの間、ライバルとの性能差を埋めるべく開発が進められた。そして午前中に行われた公式練習では終盤の専有走行時間帯に千代勝正が予選シミュレーションアタックを行い、クラス3番手のタイムをマーク。開幕戦で果たせなかったQ2進出に向けて期待が高まった。

この日の富士は朝から好天に恵まれ、予選日にもかかわらず多くのファンがサーキットにつめかけた。午前中の公式練習時に比べて、やや気温の下がってきた午後3時に公式予選GT500クラスのQ1がスタート。上位8台がQ2へ進出となる。46号車は千代がアタックを行った。



15分で行われるQ1は開始からしばらくの間全マシンがコースインを見合わせ、46号車も開始から5分を過ぎたあたりでコースイン。2周のウォームアップラップを経て、まずはファーストアタックで1’28.904をマーク。タイミングモニターの上位に46号車の記録が刻まれた。しかし、ライバル勢も同じくこの頃からタイムアップを果たし、46号車の順位は徐々に後退。千代は翌周も続けてアタックを敢行し1’28.836までタイムを削るが、1秒差内に12台が犇くという拮抗した戦いの中、46号車は11位となりQ2進出を果たす事は叶わなかった。

千代のアタック自体はベストに近いものであったが、アタック中のマシンに小さな問題を抱えており、ポテンシャルをフルに引き出せる状態ではなかった。しかしながら、マシンが万全な状態ではない中でQ2進出に足りなかったタイム差はわずかコンマ2秒。長丁場のレースでの挽回を充分に期待させるものだった。


■千代勝正コメント
「練習走行で本山さんとマシンのセットアップを進めていった結果、かなり乗りやすくなった感覚はありました。そして最後のアタックシミュレーションでもいいタイムを出すことができたので、予選には自信をもって臨んだのですが、アタック自体はベストな出来であったにも関わらず、アタック中のマシンに問題が発生し、タイムが伸びず11位とすごくもったいない結果になってしまいました。ベストな状態であれば、あとコンマ5秒くらいは縮められたはずです。Q1突破が見えていただけに悔しいですね。でもクルマは開幕戦の状態からかなり進歩しているし、レースは500kmと長いので、明日はしっかり追い上げて少しでも多くのポイント獲得を目指したいと思います」

スーパーGT第2戦決勝、46号車はポイント一歩手前の11位フィニッシュ

5月4日(木) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:11位(109周)2h53’46.475(千代→本山→千代)

前日に続き好天となった富士スピードウェイにはこの日、58,000人ものファンが詰めかけた。大声援につつまれた中、500kmに及ぶ第2戦決勝が午後2時5分にスタート。46号車「S Road CRAFTSPORTS GT-R」は、千代勝正がスタートドライバーを務めた。


パレードラン、フォーメーションラップの後、ローリングスタートで戦いの火蓋は切られた。長丁場のレースということで各車はクリーンなスタートを切りオープニングラップでの順位の変動は少なかったが、46号車はここで1台をオーバーテイクしポイント圏内へと進出。そして10周目には一度後退してしまうも14周目に抜き返しポイント圏内を死守。その後、序盤は8位から10位までの3台が1秒以内に犇めくという接近戦となるが、オーバーテイクのチャンスはなかなか訪れず膠着状態が続くことになった。



このまま粘り強くプッシュを続ければ、いずれ上位に進出が果たせるものと思われた。だが14周目のオーバーテイクが黄旗区間にかかっていたことで、46号車にペナルティが課せられることに。ドライブスルーペナルティを遂行した後、46号車は14位へと後退。


37周目に一度目のピットインを行った46号車はその直前に前走車にトラブルが出たことで、13位でコースに復帰。12位との差は大きかったが、レースはまだ70周以上残っている。千代から代わった本山哲は諦めることなく懸命にプッシュを続けた。このとき選んだタイヤは路面状況とあまり合わずペースが伸びなかったが、45周目にまたも前の1台にトラブルが発生し、46号車は12位へ浮上した。


75周目に2度目のピットインを行うと、本山から千代へ交代して12位でコースに復帰。ポイント獲得を目指し、千代は最後のプッシュを行う。第3スティントで選んだタイヤは路面コンディションとマッチし、46号車を加速させた。そして1台がペナルティを受けたことでスタート順位の11位へと復帰した後、10位まであと8秒差というところまで迫ったが、ここでチェッカー。46号車は第2戦富士をポイント獲得まであと一歩の11位で終えた。



次戦、第3戦は5月20日〜21日に九州・大分県オートポリスで開催。
昨年は熊本地震の影響で大会中止となった為、九州のGTファンにとっては2年振りのGTレースとなる。ノーウェイトで臨むオートポリス戦での巻き返しを図る。


■千代勝正コメント
「予選で不運があり、決勝でもペナルティを受けて結果としては何ひとつ満足できるものはありませんでしたが、500kmレースを完走したことでドライビングの面では様々なトライを行い、数種類のタイヤもテストすることが出来て、次につながるデータを得られました。その意味では非常に実り多いレースでした。これを活かしクルマもドライビングも今よりも更に進化させて、次回は上位勢としっかりと勝負したいと思います。2週間後のオートポリスも頑張ります」


千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2016年シーズンは、バサースト12時間、#46 S Road Craftsports GT-RからSUPER GT GT500クラス、#23 B-MAX Racing Team with NDDPから全日本F3に参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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