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SGT MOTEGI (Rd.8) レポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8
「MOTEGI GT GRAND FINAL 」公式予選レポート

スーパーGT最終戦、46号車は予選4位

11月11日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:13位 1’38.418(千代)
■公式予選Q1結果:1位1'37.224(千代)
■公式予選Q2結果:4位 1’37.530(本山)

SUPER GT2017シーズンは、ツインリンクもでぎで最終戦を迎えた。今季前半は他メーカーの後塵を拝する事となった日産陣営だが、その後、徐々に戦闘力を上げ46号車「S Road CRAFTSPORTS GT-R」は第3戦で予選2位、第4戦で決勝2位を獲得した。しかし、以降はトップを争える速さを見せながらも結果に恵まれず、最終戦を前にチャンピオンの権利を失うことになった。この最終戦では、ポテンシャル通りの結果を出すことがチームの目標となる。


予選日のもてぎは爽やかな秋晴れとなり、気温17℃、路面温度22℃と、この時期らしからぬコンディションで午後2時20分からの予選はスタート。午前中の公式練習ではセットアップに苦戦しベストタイムはクラス13番手とやや出遅れた46号車だったが、本番ではきっちりと修正し本来の速さを発揮することになった。


Q1に出走したのは千代勝正。15分間のセッションの中、各マシンは残り9分となってから動き出した。46号車は残り8分でコースインすると2周をウォームアップに使い、最後の1ラップでアタックを敢行。他のマシンも同様の戦略を採り、チェッカー前後で順位は目まぐるしく変化することになる。そんな中、1’37.224をマークしトップに躍り出たのが46号車の千代だった。


公式練習後にセットアップを大幅に変更し、ぶっつけ本番のアタックとなるも、千代の攻めの姿勢が奏功することになった。その後数台が接近するタイムをマークしたが46号車には届かず。46号車は堂々トップでQ2へと駒を進めた。


GT500クラスのQ2は午後3時05分にスタートした。12分間のQ2では、残り8分となったところで各マシン、コースイン開始。本山哲を乗せた46号車は5番目のポジションでコースインすると2周のウォームアップラップを経てQ1の千代と同様、最後の1ラップでアタックをかける。そして同じくマシンの調子が上向いたことを感じた本山は「やや攻めきれなかった」ながらも1’37.530の好タイムをマークし、4位で予選を終了。セカンドローからスタートする明日のレースで、今季2度目となる表彰台獲得の期待を膨らませることになった。


■千代勝正コメント
「朝の公式練習ではクルマのバランスが悪く、修正するのに時間を割くことになったのですが、最後の予選シミュレーションの時点でもあまり改善は進まずタイヤのグリップも低い状況でした。そして、さらに大幅にセットアップを見直すことになったので正直、予選は厳しいと感じていました。ぶっつけ本番の中でQ1突破ギリギリだと思い必死に攻めた結果、トップタイムだったのは驚きでした。改善が進んでいた上、路面コンディションとタイヤとのマッチングが良かったという相乗効果もあったと思います。クルマは良い方向に向かっているので、さらに微調整して明日のレースではとにかくベストを尽くしたい。今季最後のレースなので良いレースをして優勝を狙いたいと思います」

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8
「MOTEGI GT GRAND FINAL」決勝レポート

スーパーGT2017最終戦決勝、46号車は6位でフィニッシュ

11月12日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:6位(53周)1h32’05.438(千代→本山)

2017シリーズファイナルを迎えたもてぎは前日同様の秋晴れに恵まれ、大勢のファンの声援を受けながら絶好のコンディションの下で第8戦決勝は行われた。最終戦のセレモニーを終えた午後1時30分、パレードラップ、フォーメーションラップを経て今季最後の戦いの火ぶたが切られた。


4番グリッドから今季2度目の表彰台を狙う46号車「S Road CRAFTSPORTS GT-R」の第1スティントを担うのは千代勝正。スタートで4位をキープした千代は昨日の予選で見せたパフォーマンス同様のハイペースで序盤から3位にプレッシャーをかけ続けるが、オーバーテイクへの突破口をなかなか見つけられず、逆にバトルの間に追いついてきた後続に5周目にオーバーテイクを許してしまう。しかし、その翌周に4位を取り戻すと、さらにその翌周には前の1台がトラブルでピットインしたことで3位に浮上。早くも表彰台圏内に入れるという、理想的な展開をつくった。その後も安定したペースで走り続けた千代は、後続からの猛攻を受けるもしっかりと抑えた上にギャップを築き、26周目にピットイン。第2スティントを担当する本山哲に表彰台獲得は託された。



上位勢の中で最も遅いピットインとなったが、この間に他車3台にアンダーカットを許し、46号車は6番手まで順位を落とし第2スティントをスタートさせることになる。


本山に代わってもハイペースは変わらず、表彰台圏内へ再び浮上するチャンスは充分あると思われた。常に周回遅れをかわしながらレース後半を安定したペースで走り続けることは決して簡単ではないが、そこはベテランの本山。5秒以上の差があった前2台に徐々に近づいていくと残り5周で完全にロックオン、48周目には5位の背後につけることに成功する。だがハイペースで走り続けたことでここからバトルに持ち込むほどのタイヤパフォーマンスは残されておらず、46号車は5位にコンマ3秒差ながら6位のまま53周をフィニッシュ。期待された今季2度目の表彰台は叶わなかったが、サーキットを訪れた大勢のファンに46号車とドライバーの速さを大いに印象づけシーズンを終えた。


■千代勝正コメント
「スタートからペースは良く序盤は見せ場があったものの、執拗なブロックに遭い攻略に時間がかかったことでトップ2台にギャップを築かれてしまったのは残念でした。開幕戦から前半はスピードに苦しみ、その後も不運があり、自分自身の反省点も多かった今シーズンでしたが、この最終戦ではクルマのパフォーマンスが上がったことを証明することが出来たと思います。ミシュランやニッサン、ニスモがノーハンデでもここまで戦えるという状況を作ってくれたことに感謝しています。表彰台には届きませんでしたが、来季に向けて非常にポジティブな内容の最終戦だったと思います。今シーズンも沢山の応援、有難うございました!」


SGT Thai (Rd.7) レポート

スーパーGT第7戦、46号車は予選14位

10月7日(土) 天候:曇り 路面:セミウェット
■公式練習結果:1位 1’24.210(千代)
■公式予選Q2結果:14位 1’32.023(千代)

真夏の3連戦を終えたスーパーGT 2017シーズンは、約1カ月半のインターバルを経てタイ・ブリラム地方に位置するチャン・インターナショナルサーキットで第7戦を迎えた。
2014年の初開催から毎年、熱帯特有の暑さの中、晴天の下で行われてきたタイラウンドだが、今年は雨絡みのレースとなった。

S Road CRAFTSPORTS GT-Rは土曜午前中の公式練習で千代勝正が専有走行時間帯にコースレコードを上回るトップタイムをマークと、幸先良いスタートを切った。


この日のブリラムの天気は不安定で、午後のピットウォーク時には雨が降りはじめる。
その後、雨は上がったものの路面にはウェットパッチが残り、午後3時20分からの予選Q1はウェット宣言が出される中での走行となった。


路面は乾いていく方向だったが、セッション中にまた雨が降るとの予報もあったことから全マシンが予選開始からウェットタイヤでコースイン。
46号車は千代勝正がQ1に挑んだ。予選Q1開始早々、予報通り雨が降り始め、各マシンは雨量が増える前にタイムを出すべくアタックを開始する。
コース上が混雑する中で千代も計測2周目にアタックに行くが、トラフィックに遭いタイムは1’32.023に留まる。

刻々と路面状況が変化する中、殆んどのマシンが2セット目のウェットタイヤを投じて、アタックを続けていく。
46号車の千代も2セット目のウェットタイヤでQ2進出を賭けてコースイン。しかし、この時の路面状況に今ひとつタイヤはマッチせず、タイムは伸び悩むことに。計測2周目にはセクター1、2ともに僅かながら自己ベストをマークし期待がかかったが、セクター3で縁石に乗りスピン。翌周に再度アタックするが、タイヤのパフォーマンスはピークを過ぎておりベストタイム更新はならなかった。ドライ路面では絶好調の46号車だったが、ウェット路面には苦しむことになり、結果は14位。Q2進出を果たすことはできなかった。


■千代勝正コメント
「練習走行でセッティングをアジャストしていった結果、ドライコンディションではクルマは満足のいく仕上がりとなりました。しかし、予選はウェットコンディションになり、しかも乾きかけだったことで1セットあたり1、2周しかタイムが出ないという難しい状況に。2セット目はドライかウェットか微妙な状況の中で最もドライ寄りのウェットタイヤを選択したのですが、路面とのマッチングに苦しみ、難しい予選となりました。でも、ドライコンディションに関しては良い感触を持っているので決勝で雨が降らなければ、上位まで追い上げられると思います」


スーパーGT第7戦決勝、46号車は10位で1ポイントを獲得

10月8日(日) 天候:晴れ 路面:ウェット/ドライ
■決勝結果:10位(65周)1h42’49.870(本山→千代)

終日天候が不安定だった予選日とは異なり、決勝日のチャン・インターナショナルサーキットは朝から好天に恵まれた。
ところが午後3時の決勝スタート直前に突如、上空に雨雲が現れ、激しい雨が落ちてくる。
グリッド上で各マシンは、急いでドライタイヤからウェットタイヤへの交換作業を行った。だがフォーメーションラップが開始される頃にその雨はやみ、上空には再び青空が広がりはじめる。各マシンがタイヤ選択に悩む中、レースはセーフティカー先導でスタートした。


レースは3周目にセーフティカーが離れてリスタート。前日の公式練習でトップタイムをマークしたが、予選では14位に沈み、後方グリッドからスタートすることになった46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」は正攻法のレインタイヤを選択するとスタートドライバーの本山哲がドライタイヤ勢をパスし、リスタート1周目に11位までポジションを上げる。
10周目を終えたところで間もなくドライタイヤ優位の路面になると判断した46号車はピットインし、ドライタイヤへとチェンジして再びコースへと戻った。


その後、レインタイヤを選択してスタートしたライバル勢も次々とピットインしドライタイヤに交換。開始から10数周で完全にドライのレースとなったことで、ここから46号車の追い上げに期待がかかる。だが、このとき選んだドライタイヤでは想定よりペースを上げることができず、順位は伸び悩むことに。46号車の戦略はこのままタイヤ交換無しでチェッカーまで走り切るというものだったが、この状況を打破するためにタイヤ交換の実施を決断。予定より早い31周目にピットインし、ドライバーを千代勝正に代えて戦線へ復帰した。



予定外のタイヤ交換がタイムロスとなり、トップ10圏外の12位から追い上げることになった46号車だが、ハイペースでラップを重ね、レース終盤には11位走行中の8号車に追い付くと57周目にオーバーテイク。11位へと浮上する。入賞圏内の10位に向けてプッシュし続ける中、残り2周の時点で上位1台がマシントラブルでストップ。この結果、46号車は10位でチェッカーを受け、1ポイントを獲得した。


■千代勝正コメント
「タイヤ無交換でいければ8位か9位あたりでコースに戻れたかもしれませんが、雨上がりの路面でタイヤへの影響が大きかった様で、計算通りに行きませんでした。ポイントは獲得出来ましたが、クルマの調子としてはもっと上位が狙えるものだっただけに残念です。これで残りは最終戦のみになりましたが、今シーズンは、速さをなかなか結果に結びつける事が出来ていないので、最後はしっかりと結果を出してシーズンを終えたいと思います。たくさんの応援ありがとうございました。」


2017 BLANCPAIN GT SERIES ENDURANCE CUP FINAL


2017 第5戦/ブランパン エンデュランスシリーズ 2017/9/29-10/1
バルセロナ(スペイン)レースレポート

トラック:Circuit de Barcelona - Catalunya(バルセロナ空港から約43km1時間弱の距離に位置)
コース長:4.655km コーナー数:16 標高:120m 高低差:30m
マシン:23号車 Motul Team RJN Nissan (NISSAN GT-R Nismo GT3)

2017ブランパンGT 耐久シリーズ最終戦 後方46位から見事な追い上げを見せ13位チェッカー!

スペイン・カタロニア自治区独立運動の影響が懸念される中、2017ブランパンGTシリーズエンデュランスカップ最終戦がスペイン東部カタルーニャ州バルセロナ近郊北東部に位置するカタロニアサーキットで開催された。このサーキットは高速から低速までバランスの取れたテクニカルなコースレイアウトと、温暖で安定した気候からテストコースとしても多用されている。タイヤに負荷がかかる高速右コーナーと低速からの右コーナーの立ち上がりが多い為、左リアタイヤのマネージメントが重要となっている。

1kmの長さを誇るホームストレートもカタロニアサーキットの特徴だが、今回は最終コーナー前のシケインを使用したコースレイアウトとなっている為、スリップストリームを使ったホームストレートでのオーバーテイクは容易ではない。レースフォーマットは3時間。3名のドライバーが各々、約1時間前後を走行し、3時間後のチェッカーを目指す。ルーティン通りにいけばピットインは2回。

エントリー台数は50台。千代勝正はこの最終戦にチームメイトのルーカス・オルドネス、アレックス・バンコムと共に挑んだ。



9月30日(土) 練習走行 9:00-10:30 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:20.2℃ トラック:18.2℃
■公式練習結果:23位 1’48.833(ルーカス・オルドネス)
エントリー50台中、48台が出走。ドライコンディションの中、23号車は数回のピットインを繰り返しセットアップを進めていった。
2本のストレートと2か所の高速コーナーではまずまずのスピードがあるが、最終セクションのテクニカルコーナーの攻略がキーポイントの様だ。



9月30日(土) 予備予選 17:05-18:35 天候:雨 路面:ウエット 気温:20.8℃ トラック:21.5℃
■公式予備予選:13位 2’00.280(千代勝正)
午後から次第に雲が多くなり空を覆う。サポートレースの影響で25分のディレイで予備予選が開始され、各車コースインと同時に小雨模様となった。
開始7分、難しい路面コンディションの中、千代が全体で13番手のタイムを記録した。
セッション後半には次第に雨足が強くなり、ウォータースクリーンで前車が見えない程のヘビーウェットとなった為、各車ともタイムアップ出来ずセッション終了となった。


10月1日(日) 予選 9:00-10:00 予選開始時 天候:曇り 路面:ウエット 気温:19.1℃ トラック:18.0℃ 予選終了時 天候:曇り 路面:ドライ 気温:20.2℃ トラック:18.4℃
■公式予選:46位 1’49.731(ルーカス・オルドネス)
朝から多くのモータースポーツファンが詰めかけ、各ホスピタリティやイベント広場などで賑わう。
早朝の雨も止み路面もかなり乾いて来たが、所々ウェットパッチが残る状態で予選が開始され、Q2からはほぼドライコンディションとなった。


Q1:アレックス担当 2’02.288
セッション開始と同時にウェットタイヤでコースイン。開始3分、最終コーナー先のストレートで他車がマシン前部を大きく破損するクラッシュが発生。
直ぐに赤旗中断となる。約10分の中断後に再開。5LAP目に2’02.288を記録するが32位となる。



Q2:千代担当 1’51.586
千代はドライタイヤでコースインすると序盤路面にまだ水が残る中でトップタイムをマークするなど順調な滑り出しを見せるが、ラスト数分で路面が急激に乾き、ライバル勢がタイムを大幅に上げる中、千代は最終ラップで痛恨のトラフィックに当たり、クリアラップとはいかなかったものの、8LAP目に1’51.586を刻み19位となる。


Q3:ルーカス担当 1'49.731
ルーカスも同様にドライタイヤでコースイン。刻々と路面状況が良くなる中2セットのNEWタイヤを使いアタックのチャンスを狙っていくが、アタックラップに最終のシケインで、前との距離を開けるためにスローダウンする車両に引っかかってしまい、クリアラップを取ることができず、トップから3.7秒遅れの1'49.731がベストラップとなった。

この結果、予選は46位(23列目グリッド)となり、決勝は第3戦ポールリカールと同様にグリッド後方の厳しいポジションからのスタートとなった。


10月1日(日) スタート進行・決勝レース前グリッドウォーク
■14:00 午後から強い雨が降ったが、次第に止み決勝スタート進行が開始された。
23号車は14:10にピットを離れコースイン。続いてグリッドウォークが行われ、ヨーロッパをはじめ日本から応援に来たファンの姿も見受けられた。


10月1日(日) 決勝 15:00-18:00
■決勝:13位 1’50.532
【スタート時】 15:00 46位 LAP00 天候:曇り 路面:ドライ 気温:19.1℃ トラック18.0℃

スターティングドライバーはアレックスが担当。SC先導でフォーメーションラップが開始され、曇天の下まだ乾いていない路面コンディションの中、
48台のGT3マシンが一斉に1コーナーを目指しスタート。大きな混乱も無く3時間先のチェッカーを目指す。23号車アレックスはオープニングラップで
13台を抜き33位でメインストレートを通過。その後もオーバーテイクを繰り返していく。


開始30分、他車のアクシデントによりFCY(フルコースイエロー)から2周のSC導入となり9LAP目にリスタート。
その後、1'52-1'54秒台で走行し、29LAP目に他車のピットインなどにより12位でセカンドスティント担当の千代にドライバーチェンジ。


給油とタイヤ交換のフルサービスを行い、ピットアウト。千代は30位でコースへ復帰すると1'52秒台のペースで更に追い上げる。
1時間のスティントの間に次々と前車をパスしていき、サードスティント担当のルーカスにバトンタッチする時には16位まで順位を上げていた。


59LAP目にルーカスにドライバーチェンジ。22位でコースへ復帰したルーカスも地元の意地を見せ64LAP目にはチームベストの1'50.532を記録。


16位まで順位を上げたところで膠着状態になるが、レース終盤、他車のペナルティーなどにより更に順位を上げて92LAPを走り切り、
46位スタートから33台抜きの13位でチェッカーを受けた。


ピット内では千代、アレックス、メカニック、チームスタッフ、そしてNISMO田中総監督がこの最終戦と今シーズンの労をねぎらった。
23号車のGT-Rは千代とアレックスドライブ中に最高速タイとなる270kmを記録した。
(決勝:49台出走、41台完走)


【千代勝正コメント】
この最終戦もかなりタフなレースでしたが、マシンの調子も良く、タイヤマネージメントもしっかり出来ていたので、ポジションを上げていくことが出来ました。上位には届きませんでしたが、46位からスタートして最終的には33台抜きの13位と言う結果はチームの皆が頑張り、僕達が出来る事は全てやってベストを尽くした結果だと思います。
今シーズンは思う様に結果が出せなくて、すっきりしないレースが続いたにも関わらず沢山の応援、本当に有難うございました。ブランパン3度目の挑戦は2年前(2015年シーズン)の様には上手くいきませんでしたが、毎年レベルが上がるこのシリーズにまたこうしてチャレンジ出来、激戦の中で学べることは多かったと思います。


SGT SUZUKA (Rd.6) レポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6
「INTERNATIONAL SUZUKA 1000km」
公式予選レポート

スーパーGT第6戦、46号車は予選5位

8月26日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:3位 1’48.678(千代)
■公式予選Q2結果:5位 1’47.977(本山)

SUPER GT 2017シーズンは、真夏の3連戦のラストを飾る鈴鹿1000kmを迎えた。獲得ポイントが他のレースより多い為、チャンピオンシップにおける重要度がより高くなるこの一戦、昨年大会では3位表彰台を獲得している46号車「S Road CRAFTSPORTS GT-R」は今回も活躍が期待される。午前中の公式練習では序盤から順調にセットアップを進め、占有時間帯の予選シミュレーションでは千代勝正が3位のタイムを記録。上々の滑り出しとなった。


予選日は最高気温30.5℃の猛暑日となった。
午後2時55分、GT500クラスのQ1が開始。
ドライバーは千代が担当した。

46号車の千代はアウトラップを終えて計測1周目を1’53.572とライバルたちに比べ速めのタイムで通過し、タイヤグリップの作動温度がピークと感じた計測2周目にフルアタックを敢行。セクター1、2、3と立て続けにベストをマーク。最後のシケインでややミスを喫するも、トータル1’47.588で見事トップへと浮上する。この後2台がわずかコンマ01秒上回り、46号車は最終的に3位でQ2進出を果たした。

午後3時40分、GT500クラスのQ2がスタートした。
46号車のアタッカーは本山哲。Q1同様、本山も計測2周目にアタックに入り、1’47.977でタイムシートのトップへと躍り出る。その後、4台が46号車のタイムを上回り、Q2は5位。決勝レースは5番グリッドから1000km先のチェッカーを目指して挑む事となった。


■千代勝正コメント
「前回、好調だった鈴鹿テストの時のセッティングをベースとして走り始めた結果、悪くない状況でスタートすることができました。予選Q1では予定通り計測2周目にタイヤのグリップがピークの状態でアタックに行けたのですが、シケインのブレーキングでミスしてしまい、悔いが残るアタックになってしまいました。それ以外はほぼパーフェクトだったと思います。明日は長いレースになりますが、一番ハード側のタイヤでここまでのタイムが出せているので、気温が上がっても心配はなく、決勝に向けてかなり好感触を持っています。去年は怪我で走れずの表彰台だったので、今回は最後の1000kmということもあり、ぜひ走って勝ちたいと思います」


2017 AUTOBACS SUPER GT Round6
「INTERNATIONAL SUZUKA 1000km」決勝レポート

スーパーGT第6戦決勝、46号車は14位に終わる

8月27日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:14位(155周)5h52’01.344(千代→本山→千代→本山→千代→本山)

真夏の三連戦のラストを演出するかのように決勝日も鈴鹿サーキットは猛暑日となった。2年連続表彰台、そして今季初勝利を目指し5番グリッドよりスタートする46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」はレース前のウォームアップランでも4位のラップタイムを記録。好調を維持し、スタートグリッドについた。


長丁場のレースらしく、スタートは静かに切られた。いつものようなオープニングラップでの激しい順位争いは見られず、46号車のスタートドライバーをつとめる千代勝正も5位をしっかりとキープ。4位と約1秒差を保ちチャンスを待った。しかし5周目あたりからトップのペースが落ち、次第に上位6台は接近。さらにGT300クラスが絡み始めると、そこからスプリントレースさながらのバトルへと様相は変化した。


ペースが安定していた46号車は13周目、シケインで1台をオーバーテイクし4位に浮上。そこから2位、3位、4位の3台は超接近戦へと突入し、GT300クラスのマシンが絡む度にバトルが仕掛けられる。15周目のデグナーでは完全に3台が連なる状況となり、46号車にとっては一気に2位へと浮上するチャンスが訪れた。ヘアピン進入で3位のマシンのインをつき、並走してヘアピンを立ち上がり、200R手前でアウト側からオーバーテイクを試みる。ところが同じタイミングで3位のマシンも2位を抜こうと200R手前でアウト側にマシンを寄せる。この結果、最もアウト側にいた46号車はコース外に押し出される形になり、46号車はバリアに接触してリアウィングを破損。紙一重の攻防は思わぬダメージを46号車にもたらすことになった。


ピットに戻った46号車はチームの懸命な修復作業により、修復を完了して本山哲にドライバーを代えてコースイン。46号車はトップから17周遅れとなっていた。上位進出の可能性はほぼ無くなったが、残り周回はまだ約150周ある。諦めるわけにはいかなかった。レースはその後、中盤から後半にかけ波乱頻発となり順位は目まぐるしく変化した。そんな中、千代、本山ともにアクシデント後はチェッカーまでハイペースを維持し続け、最下位からひとつ順位を戻し14位でフィニッシュした。


■千代勝正コメント
「あのアクシデントは、後で考えれば、まだ序盤でしたし、あの場面はもう少し様子を見ても良かった。自分の一瞬の判断ミスで大きなチャンスを失ってしまい、チームの皆様、応援して下さる全ての皆様に対し申し訳ない気持ちでいっぱいです。コースに戻ってからは前に追いつけるという状況ではなかったものの、データ収集など今後のために集中して走り続け、トップと遜色ないペースで走れました。今回は富士での不調からうまく改善ができ、チームとして週末を通して強さを見せられたと思います。しかし失ったものが大きすぎてなかなか気持ちの切り替えは難しいですが、次のタイも大きなチャンスだと思いますので、今回のレースの落胆を倍返しできる様にクレバーなレースをして頑張りたいと思います。」


SGT FUJI (Rd.5) レポート

2017 AUTOBACS SUPER GT Round5
「FUJI GT 300km RACE」公式予選レポート

スーパーGT第5戦予選、46号車は8番手グリッドから決勝に臨む

8月5日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:8位 1’30.568(千代)
■公式予選Q2結果:8位 1’30.777(本山)

スポーツランドSUGOで行われた第4戦から2週間という短いインターバルを経て、真夏の3連戦の第2弾となる「AUTOBACS SUPER GT Round 5 FUJI GT 300KM RACE」が富士スピードウェイで開催された。同じ富士で行われた第2戦では開幕戦の不振の流れからノーポイントに終わった46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」だが、今回の富士は第3戦で4位、第4戦では2位と上り調子で第5戦を迎えた。


朝の時点ではこの時期としてはやや涼しい気候だったが、その後は晴天となり、気温は上昇。
そんな中、午後2時55分よりGT500クラスの予選Q1がスタート。46号車は千代勝正が出走した。

15分間の予選セッションでコース上に動きが見られたのは開始から5分を過ぎてからだった。まず2台がコースに入る。その2分後から各車続々とコースインしていく。千代は残り7分58秒でコースイン。2周のウォームアップを経てアタック開始。うまく纏めた千代は1’29.520と午前中のベストタイムを一気に約1秒縮めることに成功。46号車はQ1を2位で突破し、Q2へと駒を進めた。


午後3時40分よりGT500クラスのQ2がスタートした。Q2を担当する本山哲は2周のウォームアップを行いつつ前後の間合いをとると3周目にアタックを開始。Q2に向けてインターバル間にセッティング変更を加えてのアタックとなったが、タイム1’30.777に留まり、46号車は決勝レースを8番手からスタートすることになった。


■千代勝正コメント
「午前中の公式練習から大幅にセットを変えてQ1に挑んだのですが、オーバーステアが強く、なんとかコントロールして1周はタイムを出すことが出来ましたが、クルマはまだ理想的な動きをしていないので、明日の決勝に向けては、更に良くなるようにマシンを調整してもらい、ひとつでも多くのポイントを獲れるよう、最後までプッシュし続けて追い上げたいと思います」

2017 AUTOBACS SUPER GT Round5
「FUJI GT 300km RACE」決勝レポート

スーパーGT第5戦決勝、46号車は11位フィニッシュ

8月6日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■決勝結果:11位(66周)1h45’38.883(千代→本山)

富士スピードウェイはこの日、朝から晴天に恵まれた。午後3時25分の時点で気温は29℃、路面温度は36℃と、前日の予選時を上回るコンディションのもと第5戦決勝がスタート。8番手のポジションからスタートする46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」は千代勝正が第1スティントを担当した。


前日二人のドライバーを悩ませたクルマのバランスは、この日も大きな改善は見られなかった。そんな中、千代はスタートで8位をキープすると7位と1秒差内でその後もなんとか周りと同ペースで走行を続ける。そして8周目にGT300クラスに追いつくと膠着状況に変化が訪れることになるが、トラフィックに引っ掛かった際のロスはいつもより大きく、10周目に1台、11周目には2台にかわされることになり、46号車はポイント圏外の11位へと後退することになってしまった。


23周目、1台がピットインしたことをきっかけに各車のルーティンピットインが始まった。中盤に入っても千代の我慢の走りは続いていたが、他車のピットインにより前がクリアな状況となったことで46号車はGT500クラスの中では最後となる33周目までピットインを引っ張り、前とのギャップを埋めることに成功する。千代は第2スティントを担当する本山哲にステアリングを託し、本山は9位でコースに復帰した。


9位でコースに復帰した46号車だが、すぐ後ろに2台が迫っており、タイヤの温まりの差からアウトラップ周回に再び11位へと後退。本山も我慢の走りを強いられることになる。そして最後まで状況は好転することなく、46号車は66周のレースを11位でフィニッシュ。連続入賞は2戦で途切れることになった。


■千代勝正コメント
「レースの状況はかなり厳しく、週末を通して不調を奪回することが出来ませんでした。今回の結果を重く受け止め、その原因をしっかりと分析して、チームと共に協力して、勝てる46号車を作っていかなければならないと思います。次の鈴鹿はテストでも調子が良かったので、そのデータをもとにレースウィークをうまく組み立てて挑みたいと思います。まだまだシーズンを諦めてはいません。たくさんの応援ありがとうございました!」


千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2016年シーズンは、バサースト12時間、#46 S Road Craftsports GT-RからSUPER GT GT500クラス、#23 B-MAX Racing Team with NDDPから全日本F3に参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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