2026 AUTOBACS SUPER GT Round 4 FUJI GT 300KM RACE
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 4
「FUJI GT 300km RACE」予選レポート
SUPER GT2026年第4戦、23号車Zは予選8位
8月1日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ
■公式練習結果:6位 1'29.623(高星)
■公式予選結果:8位 1'27.951(千代)
セパン・インターナショナルサーキットで開催予定だった第3戦が中止になり、SUPER GT2026年シーズンは第2戦から約3ヶ月の期間を挟み、真夏の3連戦を迎えることになった。その長いインターバルを各チームは、データを改めて見直しシミュレーションを重ね、クルマを進化させることに費やした。第2戦と同じ富士スピードウェイで行われる第4戦は、その成果が試される1戦となった。
予報通り早朝から30℃を超える厳しい暑さとなった土曜日、午前9時30分からの公式練習は60分間の混走の後、15分間のフルコースイエロー訓練を挟み、最後に10分間の占有走行というスケジュールで行われた。23号車「MOTUL AUTECH Z」はその3ヶ月の間で練り上げた新しいセットで走行を開始すると、路面状況に対しアジャストを重ねロングラン、ショートランをこなし、最後の占有走行では高星明誠が1分29秒623をマーク。まずまずの滑り出しを見せた。
GT500クラスの公式予選は、午後2時53分にQ1がスタート。セクター3で小雨が降り出したという情報があったが走行に支障はなく、各マシンはスリックタイヤでコースインした。23号車Zは高星がQ1を担当し、2周のウォーミングアップランを経て3周目にアタック。1分28秒448をマークしこの時点で5番手につけたが、その後数台が上回った。高星はさらに翌周もアタックに行き1分28秒013にタイムアップを果たすと、6位でQ2進出を決めた。
予選はスムーズに進行し、GT500クラスのQ2は予定通りに午後3時31分より行われた。23号車ZはQ2を担当する千代勝正がQ1の高星と同じく開始から約2分後にコースインし、ウォーミングアップランに入る。しかしその後は高星からのフィードバックによりアタック手順を少し変え、計測4周目にワンアタックのみを敢行。その結果、1分27秒951とQ1のタイムを上回った。しかしライバルたち数台の伸び幅はさらに大きく、最終順位は8位で、第6戦の予選を終えた。
■千代 勝正コメント
「僅差の6番手につけることができた、Q1での高星選手のアタックは良かったと思います。その高星選手から、2周アタックだとタイヤのおいしいところが分散するから4周目に絞った方が良いというフィードバックがあったので、Q2は4周目に集中してアタックしました。ミスもなくイメージ通りに走ることができて、クルマとタイヤの限界は引き出せたと思いますが、ライバル達は更にその先にいました。明日に向けて、まだまだ改善が必要だと感じました。明日は天気がどうなるのか分かりませんが、状況に応じた的確な判断をして、ポジションを上げて、一つでも多くのポイントを獲得できるよう頑張ります」
2026 AUTOBACS SUPER GT Round 4
「FUJI GT 300km RACE」決勝レポート
SUPER GT 2026年第4戦、23号車Zは決勝リタイア
8月2日(日) 天候:曇り時々雨 路面:ドライ
■決勝結果:リタイア 1h46'27.946 16周(高星)
前日から決勝日の天候については不安の声が上がっていたが、雨は予報通りに降ったものの、少々イレギュラーな展開となった。当初の予想は、レース中に雨が降り出し、そのまま降り続けるというもの。しかし雨は午後1時30分のレーススタート約15分前に降り出し一気に路面を濡らした後、5分ほどで止み、スリックでスタートするかレインか、グリッド上で各チームは難しい選択を迫られることになった。最終的にGT500クラスは、全車がスリックタイヤを選択した。
路面状況確認のために4周のセーフティカーランが行われた後、5周目にSUPER GT 2026年第4戦決勝レースがスタート。そしてその瞬間、ストレート上でGT500クラスの中団で激しいクラッシュが発生。3台による多重クラッシュで、 1台が大きなダメージを負い走行不能に。もう1台もダメージが大きく、スロー走行の後にストップした。それが、高星明誠がスタートドライバーをつとめる23号車「MOTUL AUTECH Z」だった。スタートから1周もしないうちに23号車Zは戦列から離れることになった。
だが、これで終わりではなくチームはリタイアせずになんとかクルマを走らせたいと急ピッチで修復にあたり、23号車Zはレース中盤になってコース復帰を果たした。しかし振動が激しく、レースペースで走り続けるのは厳しいと判断。再びピットに戻りリタイアを選択した。
■千代 勝正コメント
「今日のアクシデントについては、高星選手は何もできなかったと思います。誰にも怪我がなかったことは幸いでした。レースではひとつでも多くのポイントを獲得したかったので、ノーポイントに終わってしまったことはとても残念です。次戦の鈴鹿は昨年優勝もした得意なコースですので、自信を持って臨みます。しかし今回、ライバルが大きく進化していることが分かったので、我々も置いて行かれないようにさらに努力し、またコース上で良いパフォーマンスを皆さんにお見せしたいと思います。」