REPORT

SGT SUGO 決勝日レポート

2016 AUTOBACS SUPER GT Round4
「SUGO GT 300km RACE」決勝レポート

スーパーGT第4戦決勝、46号車は13位でフィニッシュ

7月24日(日) 天候:曇り時々雨 路面:ウェット/ドライ
■フリー走行結果:7位 1’22.135(本山)
■決勝結果:13位(73周)1h42’24.689(千代→本山)

この日のSUGOは朝から霧雨が断続的に降り、時間帯によって路面はウェットとドライの変化を繰り返すことになった。朝の30分間のフリー走行はウェットセッションとなり、46号車「S-Road CRAFTSPORTS GT-R」はここでレインセッティングを確認。その後も霧雨は降ったり止んだりを繰り返したが、午後2時の決勝スタート時には雨も止み路面もドライに回復した。第4戦決勝はドライコンディションの下で行われた。

12番手からスタートした46号車は今回、千代がスタートドライバーをつとめた。スタートから46号車のペース速く、3周目にはバトルで失速した前方の2台をパスすると6周目には9位、9周目には8位と順調に順位を上げていく。だが、この周を境に今度は逆にペースは落ち始め、10周目以降は劣勢に転じることに。14周目にはついに、スタートポジションの12位へと後退した。しかし狭いコースの中に両クラスあわせて43台がひしめき合うSUGOのレースはアクシデントも多く戦線離脱するマシンが続々と現れる中、46号車の千代は苦しいながらも堅実な走りで、10位前後で踏みとどまり続けた。



波乱続きのレースは26周目、コース脇にストップしてしまった車両が出たことによるセーフティカー導入により展開を変えた。30周目にリスタートとなると、それまで築かれたギャップがなくなったことで逆転を狙い数台がピットイン。46号車も同様の作戦でタイヤを交換し、第2スティントを本山に託した。

素早いピット作業と本山のプッシュにより全マシンがピットインを終えた40周目、46号車は6位へとジャンプアップを果たす。作戦は奏功したかに思えた。ところがこの後、またもペースは鈍り、レース巧者の本山が決死のブロックを試みるも順位は再び後退。54周目にはポイント圏外の11位となり、挽回は難しい状況となる。そして46号車が57周目に再びタイヤを交換したことで13位に順位を下げた後、レースは75周目の赤旗中断からそのまま終了。46号車は結果的に13位フィニッシュとなった。

■千代勝正コメント
「最初は順調にポジションを上げていくことができたのですが、予想以上に路面温度が低かったことと雨上がりで路面にラバーが乗っていなかったコンディションが、自分たちが選んだタイヤにはマッチしていなかったようでした。とにかく面白いレースを見せられなくて残念でしたが、予選前までは速さを見せられたし、今回は運に見放されましたが次戦以降もチャンスは充分あります。気持ちを切り替えて、次の富士こそは優勝できるよう頑張ります。応援ありがとうございました!」







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千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2024年シーズンは#23 NISMO からSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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