REPORT

全日本F3 日曜日レポート

2016年全日本F3選手権
第2戦決勝レポート

第2戦決勝は8位でフィニッシュ

4月24日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ
■第2戦決勝結果:8位 32’39.780

開幕戦から一夜明けたこの日、全日本F3選手権2016第2戦が鈴鹿サーキットで行われた。前夜から降り続いた雨は早朝には止みその後晴天となったことで路面は急速にかわき、決勝のフォーメーションラップが開始される午前10時5分頃にはドライコンディションまで回復。「B-MAX RACING TEAM with NDDP」の千代勝正は、5番グリッドより17周のレースに挑んだ。

開幕戦と同様、スタートダッシュに成功しオープニングラップを4位で通過した千代のペースは、さらなる順位アップを予感させるものだった。2周目も1コーナーでオーバーテイクを試み、3位のマシンのアウト側に並ぶ。しかし互いに譲らぬバトルの行方はアウト側にいた千代がコースアウトを喫するかたちとなり、逆に6位まで後退することに。思いのほかペースが上げられなかった前日の開幕戦レースを省みてセットアップを改善したことが奏功し明らかにこの日はペースが良かった千代だが、序盤から予期せぬ苦戦を強いられてしまった。

だが、まだレースは始まったばかり。千代は再び追い上げ体制に入る。しばらくは集団の中に入りペースをつかめなかったが6周目以降は本来の走りを取り戻し、連続でベストタイムを更新し続けた。ところが12周目、再びデグナーコーナーでコースアウト。コースには無事復帰できたものの、今度は9位まで順位を下げてしまうことになってしまった。

この時点でレースは残り5周。挽回のチャンスはまだ残されており、千代はチェッカーまでプッシュを続けた。そして16周目に8位浮上を果たし、さらに7位のマシンの背後に迫る。だが、時すでに遅し。ここで17周のチェッカーを迎えることになり、第2戦を8位で終えた。

千代勝正コメント
「昨日の開幕戦に続き、第2戦も厳しいレースになりました。チームはしっかり準備をしてくれたのに自分のミスで順位を落としてしまい、申し訳ない気持ちです。マシンは前日に比べると改善された点もありますが、トップ2台にはまだ差があるので第3戦に向けてまたチームと共にこの差を詰められる様にしたいと思います。結果ももちろん大事ですが、このF3参戦を通して自分自身の成長につなげられるように、第3戦以降も頑張りたいと思います。沢山の応援ありがとうございました!」







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千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2024年シーズンは#23 NISMO からSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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