2022 SUPER GT Round 6 SUGO GT300 KM RACE

2022 SUPER GT Round 6 SUGO GT300 KM RACE

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2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6
「SUGO GT 300km RACE」予選レポート

SUPER GT 2022第6戦予選、3号車Zは11位

9月17日(土) 天候:曇り 路面:ドライ
■公式練習結果:15位 1'11.764(高星)
■公式予選結果:11位 1'10.584(高星)

SUPER GT 2022年シリーズ第6戦が宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。この第6戦は、現在トップと10.5ポイント差の3位とチャンピオンを狙える位置にいる3号車「CRAFTSPORTS MOTUL Z」にとっては非常に重要な一戦。サクセスウェイトの差が最も大きな戦いゆえランキング上位が優勝にからむのは難しいが、ポイントは何としても獲得しておきたいところだ。最終的にタイトル争いが接戦になった場合、今回の獲得ポイントがカギを握る可能性は大いに考えられる。


土曜午前の公式練習ではまず千代 勝正がドライブし、持ち込みセットアップとタイヤをチェック。ドライバーを高星 明誠に変えてロングランを実施、専有走行の時間帯では予選シミュレーションを実施した。予定していたメニューは順調に進んだが、ベストタイムはクラス最後尾の15位であった。前戦よりもさらに厳しい戦いを予感させた。


この日のSUGOは午後には晴れ間が出てきたものの、予選が開始される午後3時頃には少し冷たい風が吹きはじめ、路面温度はそれほど高くないコンディションでまずはQ1が行われた。2分を経過したあたりから各マシンはコースインを始めると2周のウォーミングアップ後、本格的なアタックを開始。3号車Zは高星がQ1アタックに挑んだ。


トラフィックを避けるために早めにコースインした3号車Zは15台中、最初にアタックを敢行。ミスのない、クルマのポテンシャルを最大限に引き出した走りで1分10秒584の好タイムをマークする。しかし、ハンデの軽いライバルたちが3号車のタイムを次々と上回っていく。3号車Zは最終的に11位で予選を終えて、明日の決勝グリッドが決定した。


■千代 勝正コメント
「SUGOはレースが荒れることが多く、予選はできるだけ前に行っておきたいと考えていました。厳しいことは分かりつつも、なんとかQ2進出をという気持ちで挑んだ予選でしたが、やはり厳しかったですね。Q2進出まであとコンマ2秒だったのですが、そのコンマ2秒が大きいのが今のSUPER GT。クルマのセットアップは予選に向けてうまく進んでいたと思います。高星選手もベストなアタックをしてくれて、タイムも想定していたレベルでした。でも周りが想定していたよりも速かった。明日のレースはポイント圏外からのスタートになりますが、ドライバーの走りと戦略そしてピット作業、チームのすべてを駆使してひとつでも前のポジションでゴールしたいと思います」


022 AUTOBACS SUPER GT Round 6
「SUGO GT 300km RACE」決勝レポート

SUPER GT 2022 第6戦、3号車Zが今季2勝目を挙げてランキングトップへ

9月18日(日) 天候:曇り/雨 路面:ドライ / ウェット / ドライ
■決勝結果:1位 1h58'41.824 84周(千代→高星)

日曜日のSUGOは、午前中こそ快晴だったものの午後になると上空を雲が覆いはじめ、ウオームアップ走行終了の午後1時頃から微量の雨がポツポツと降り始める。しかし本格的な雨には至らず午後2時に84周のレースが開始。GT500クラスの15台は全車スリックタイヤを履いてスタートした。

抜きにくいSUGOのコースレイアウトゆえスタートではそれほど順位変動がなかった中、千代 勝正がスタートドライバーをつとめる3号車「CRAFTSPORTS MOTUL Z」はこれまでのレースと同じくオープニングラップでのポジションアップに成功し、11番手から早くもポイント圏内の10位に浮上していた。しかし以降は前に接近するもチャンスはなかなか訪れず、そこからしばらく膠着状態が続いた。


10周目を過ぎた頃から、本格的に雨が降り出す。路面がドライからウェットに変わった16周目を境に各車、続々とレインタイヤに交換するためにピットイン。
3号車もこのタイミングでピットイン、スリックタイヤからレインタイヤに交換した。同じくミシュランタイヤを履く23号車はステイアウトを選択。ニスモチームの2台は戦略を分ける形となったが、23号車はFCYが導入される直前のタイミングでピットインに成功し、レインタイヤに交換し3番手でコースに復帰する。その後、シーズン開幕前のテストにてライバル勢に対してアドバンテージを示していたミシュラン製ウェットタイヤはレースにおいてもその性能を発揮し、オーバーテイクを繰り返していく。28周目には1位に23号車、2位に3号車とニスモワンツー体制の構築に成功した。



レースは中盤に入り、34周目から各マシンはルーティンのピットインを行う。雨脚は弱まってきているが、この時点ではまだ路面はウェット。15台中14台が44周目までにルーティンピットインを行い、すべてウェットタイヤで後半をスタートさせる。45周目、SPコーナーでGT300クラスの車両がスピンをしてストップ。これによるSCが出るかもしれないと判断したチームはこの時、バックストレートを走行していた千代にピットインの無線を飛ばす。ところが、スピンしたGT300車両は素早くコースに復帰した為、SCは出ずにレースが続行される。ピットインに備えて最終コーナーを旋回中の千代に再びチームから無線が飛ぶ。「STAY!STAY!!」この周回でのピットインは行わず、一人のドライバーが走れる規定周回数ギリギリまで引っ張る作戦に変更したのだ。3号車は55周目まで引っ張ってピットイン。徐々に乾き始めていた路面を見て、ドライタイヤを履かせて高星 明誠をコースへと送りだした。



その後、走行ラインは完全に乾きウェットタイヤの14台は3度目のピットインを余儀なくされた。既に先ほどのピットインでドライタイヤを履いていた3号車はこれでトップに浮上し、さらに2位に20秒以上の大量リードを得ることとなった。高星はレースペースをコントロールし、終盤再び雨が強くなる場面でも慎重な走りに徹してトップをキープしたままチェッカーを受けた。3号車Zは今季2勝目を挙げてランキングトップに返り咲いた。





■千代 勝正コメント
「今日は予選後にコメントしたとおり、チーム、タイヤ、ドライバー、ストラテジーと総力を駆使して勝利を引き寄せる事ができました。引っ張ってドライタイヤに替えた2度目のピットインについてはピットインする10周以上前から無線で入念にやり取りをした中で、チームが周りの状況をしっかりと確認した上で冷静な判断をしてくれました。昨日の時点では優勝まではもちろん考えていなくて良い意味での予想外でしたが、ランキングトップに立ったからにはもちろんチャンピオンを意識して、残り2戦を戦いたいと思います。次のオートポリスは去年も良いレースができているので、さらにリードを広げられるように集中してしっかり準備をしてチームとともに全力で頑張ります。雨の中、応援していただいた皆さん、ありがとうございました」


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千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2020年シーズンは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RでSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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