TOTAL SPA 24 HOURS

TOTAL SPA 24 HOURS

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2019 INTERCONTINENTAL GT CHALLENGE Round 3
「Total 24 Hours of Spa」予選レポート

スパ24時間予選、35号車は20番グリッドを獲得

7月25日(木) 天候:晴れ 路面:ドライ
■フリー走行結果:21位:1'21.653(千代)
■予選結果:20位 2'19.525(千代)

第2戦から約4ヶ月のインターバルをはさみ行われたインターコンチネンタルGTチャレンジ今季第3戦は、ル・マン、デイトナとともに世界3大耐久レースに数えられる「TOTAL スパ24時間」。舞台となるベルギーのスパ・フランコルシャンには今回、72台ものGTマシンが集結した。35号車KCMGチームは千代勝正、松田次生、ジョシュ・バードンのドライバーラインナップで挑んだ。


二日間で行われる予選はまず現地時間の木曜日、20時よりQ1〜Q4まで各15分間のセッションが行われ、それぞれ一人ずつアタックしたベストタイムの平均により順位が決定。上位20台が金曜日に行われるスーパーポールに進出し、そこでトップ20のグリッド順が決定する。スパは下りのテクニカルなセクター2がGT-Rにとって不得意だといえるが、それを補うのが過去3度出場している千代 勝正の経験。チームは25日、まずはフリープラクティスで21位と順調にスタートを切った。


ドライバー3人編成の35号車はQ2から出走。トップバッターを担ったのが千代だった。72台が一斉にアタックを行う予選はセッティングやコース攻略以外に、トラフィックをいかに避けて、クリアラップをとれるかどうかが大きなカギを握る。このQ2では赤旗中断があったことから、さらに困難を極めることになった。赤旗によりタイヤグリップのピークを使えなかった35号車は、解除後に勝負に出た。タイヤが冷えるというリスクを承知で千代は真っ先にピットレーンに並び先頭でコースイン。1周目のアタックで2分20秒台半ばのタイムをマークすると1周クールダウンをはさみ、さらにアタックを敢行する。このラストアタックでマークした2分20秒293が9位となった。続くQ3の松田が2分20秒203、Q4のバードンが2分20秒234という安定した結果を記録し、35号車は総合15番手でスーパーポール進出を果たした。


現地時間7月26日、金曜日19時05分から行われたスーパーポール。35号車のアタッカーは千代が担当。20台が1台ずつ順にアタックしたタイムにより、決勝グリッドが決まる。前日の予選結果の総合20位から順にアタックし、35号車は前日の予選で15位の為、6番目にコースイン。千代は1分19秒525をマークし16番手につける。ところが決められた出走時間に僅かに遅れてしまったことがペナルティ対象となり、35号車は20番グリッドから翌日の決勝に挑むことになった。


■千代 勝正コメント
「近年レベルが高くなっているこのスパの予選で、まずスーパーポールに進出できたのは大きな収穫だと思います。3人のドライバー全てがベストの走りをした上、戦略もうまくかみ合いました。赤旗後2回アタックできたのは、真っ先にコースインしたおかげです。スーパーポールでは決められた出走時間に対し10秒しか猶予がなく、計画通りにピットを出たもののオフィシャルとチームの時計に誤差がありペナルティーを受ける形となりました。弱点であるセクター2がトップとコンマ5秒落ちに留まったことでクルマの仕上がりは良いと感じています。明日の決勝で上位フィニッシュを狙うために重要なのは、まずトップと同一周回に居続けること。これを課題に最後までしっかりと戦いたいと思います」


2019 INTERCONTINENTAL GT CHALLENGE Round3
「Total 24 Hours of Spa」決勝レポート

スパ24時間決勝、35号車は11周遅れ39位でフィニッシュ

■7月27日(土)〜28日(日) 天候:雨ときどき曇り 路面:ウェット/ドライ
■決勝結果:39位 (352周)24:00'23.351(千代、松田、バートン)

「TOTAL スパ24時間」の決勝を迎えたスパ・フランコルシャンサーキットはこの日、過去に様々なレースで波乱を招いた特有の“スパウェザー”に見舞われる。前日までの猛暑は影をひそめ、気温は20℃以下に。さらに決勝開始時刻16時30分の2時間ほど前から雨が降り出し、レースはヘビーウェット状態につきセーフティカースタートを余儀なくされた。そしてスタート後もこの雨により、序盤から多くのアクシデントが起きることになった。



スタートから約30分後、早くもアクシデントに見舞われたのが35号車KCMGチームだった。35号車のスタートドライバーを務めたのは千代 勝正。序盤から72台により激しいバトルが展開される中で千代も懸命に順位をキープし、トップと同一周回フィニッシュという目標に向かい順調なレース運びを見せていたが、ケメルストレートの先、レコームで他のマシンがバトルで接触した際にコースに撒いたオイルに乗り、ブレーキングで止まりきれず、エスケープゾーンに退避。うまくカバーリングできたものの、後続も同じく止まり切れずに35号車の右側面に追突。エキゾーストにダメージを負ってしまう。千代がピットに戻るとピットクルーによる懸命の修復作業が施されたが、トップと7周差でのコース復帰となってしまい、同一周回でのフィニッシュは難しい状況となった。


エキゾーストが修復され、パワーを取り戻した35号車のペースは快調だった。千代と松田次生、ジョシュ・バードンはいずれもここから健闘を見せ、トップ集団と同等のペースでラップを重ねる。タイヤトラブルや2度のドライブスルーペナルティなど、その後もアクシデントは続いたものの、ペース自体は衰えることはなかった。夜間には激しい雨と前走車が巻き上げるウォータースプレーで視界がほぼゼロの中で周回を重ねていった。




レースはこの後も、何度もフルコースイエローが出る波乱の展開に。空が明るくなり始めた午前5時過ぎ、雨が更に激しくなったことでレース実行は困難と判断され、約6時間にわたる赤旗中断となった。




天候が回復し、レース再開。再開後も順調なペースで走行を続け、序盤のアクシンデントによる最下位から39位まで回復したところで24時間レースのチェッカーを受けた。このサバイバルレースを最後まで乗り切った事が次戦のSUZUKA 10Hでの活躍に繋がると信じたい。


■千代 勝正コメント
「近年のスパ24時間は昔とは違ってクルマの耐久性がかなり向上しているので、24時間レースとはいえスプリントレースの要素も大きく、7周遅れは致命的でした。その時点で目標達成は難しくなったので、あとは今後の戦いの糧となるよう、とにかくトップと同じペースで走り続けるということを課題にチームは戦いました。その部分での感触は非常に良く、チームがハードワークで戦えるクルマを準備してくれたことに感謝したいと思います。悔しい結果に終わりましたが、ピットワークや戦略面などを含めチーム力が大きく向上したと感じています。次戦の鈴鹿はそんな良い状況の中で戦えるこということで、日本のファンの皆さんの前で優勝することを目標に頑張りたいと思います。応援、宜しくお願いします。」


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千代 勝正

レーシングドライバー千代勝正です。 2018年シーズンは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RでSUPER GT GT500クラスに参戦します。 応援宜しくお願い致します!

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